マージン
【英】margin
マージンとは、ページの周囲にある空白部分のこと、あるいは、段組した際の段間の余白のことである。主に文書レイアウトに関する用語として用いられる。
マージンを除いた部分を版面(はんづら、または、はんめん)といい、版面に本文が配置される。マージンには、ヘッダーやフッター、ページ番号(ノンブル)などが配置されることが多い。マージンは、冊子形式で見開きページにした場合、その位置によって、上側は「天」、下側は「地」、外側は「小口」、内側は「のど」と呼ばれる。
マージンの値は、プリンタの仕様やとじしろ、紙面の見た目などを考慮して決めることが望ましいとされている。例えば、文書をインクジェットプリンタで印刷する場合、プリンタがふちなし印刷に対応していないと、紙送り機構の仕組みによって印刷領域が小さくなる場合がある。また、とじしろがないと、製本時に本文がとじ込まれることがある。見た目では、マージンが少なすぎると読む人に圧迫感を与え、多すぎると間延びした印象を与えることがある。そのため、一般的には、A4判では、マージンを15mmから30mmくらいに設定して、とじしろがある場合はそのマージンを5mmくらい多めに取るとよいとされている。
Wordでマージンを設定するには、[ファイル]メニューから[ページ設定]を選択して、[余白]タブでマージンの値を入力する。また、とじしろや見開きページなどで左右対称のマージンを設定することもできる。
なお、Webページのレイアウトにおいては、CSS(スタイルシート)の「margin」属性を指定することによって、マージンを変更することができる。
余白
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/16 00:58 UTC 版)
余白(よはく)とは、文字通り余った白い部分。ただし漢字では余った白と表現するが、必ずしも余白の余った部分は白色ではない時もある。英語ではNegative spaceという。
- 1 余白とは
- 2 余白の概要
- 3 工業製品における余白
「余白」の例文・使い方・用例・文例
- ページの余白に意見を書く
- 余白がもうない
- ページの余白に思いついたことを書く
- 余白のページにメモを取った。
- 木版の末章余白のカット
- 右側の余白はそろっていない。
- 彼は作文の余白に自分の論評を書いた。
- 余白; 空き地.
- 余白に書き込む.
- 充分に余白をとったページ.
- 余白.
- 余白に注がべったり書き込まれている.
- この本は書き入れをする余白が多くて便利だ.
- その本の余白の至る所に彼女のメモが書き込まれていた.
- 余白無きため詳説することあたわず
- 余白を埋める
- 余白を残して書く
- 本の余白に註を書き切れる
- 余白無きために詳細に亙りて論及することを得ず
余白と同じ種類の言葉
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