む‐りょう〔‐リヤウ〕【無量】
無量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/11 15:42 UTC 版)
無量(むりょう)は、計り知れないほど大きい・多いこと。仏教用語としての「無量」から、次のような巨大な数の単位に用いられている。
- 華厳経における「無量」 - 大きさは訳により異なる。命数法#仏典の数詞も参照。
- 八十華厳においては、107×2105=10283953734451123385935261518004224 ≒ 102.8×1032
- 六十華厳においては、1010×2104=10202824096036516704239472512860160 ≒ 102.0×1032
- 四十華厳においては、107×2125=10297747071055821155530452781502797185024 ≒ 103.0×1038
- ちなみに「無量転」も大きさは訳により異なるが、八十華厳・六十華厳・四十華厳いずれにおいても各訳における無量の2乗となっている。
- 新編塵劫記における「無量」 - 塵劫記の写本の重版の過程で「無量大数」が誤って分割され、「大数」と共に生じた単位。その場合、1無量=1068(現在一般的な命数法における無量大数に相当する値)と解釈される。
「無量」の例文・使い方・用例・文例
- 感無量で.
- 彼は無量の感慨をこめてその追悼の辞を書いた.
- 往時を回想すれば感慨無量である.
- 口には一言も言わなかったが目には千万無量の意味を含んでおった
- 千万無量の感慨
- 感慨無量
- これを見て感慨無量
- この学科には無量の趣味がある
- 無量の意味がある
- 彼女の目には無量の意味があった
- この事実は彼の人格を説明するにおいて無量の意味がある
- 無量の感慨
- これをみて千万無量の感慨あり
- ほろりと落とす一滴の涙には千万無量の思いがこもっている
- 千万無量の意味を含む
- 彼女の目には千万無量の意味があった
- その一言は千万無量の意味がある
- この事実は彼の人格を説明するにおいて千万無量の意味がある
- 観無量寿経という経典
- 感無量寿経という経典
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