マクロとは? わかりやすく解説

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マクロ

英語:macro

 「マクロ」とは、巨大であること・巨視的であることを意味する表現

「マクロ」とは・「マクロ」の意味

マクロとは巨大なことを指し巨視的という意味も持つ。巨視的いうのは物事大枠捉えて大局的に見るような見方反対語ミクロで、極小なことや近視という意味を持っている。また、アプリケーションソフトにおいて、操作手順まとめて記憶させて必要に応じて呼び出し自動動作させることもマクロの意味1つである。主にマクロが登場するのはエクセルで、ビジネスにおいて使用されることが多い。エクセルでマクロを組んでおくと、操作せずとも所定の計算自動なされるうになるなど、効率よく作業進められる

また、ミクロ経済という学問分野もある。これは経済大局的に捉えて政府の政策企業活動巡り巡って社会全体にどのような影響を及ぼすかを考察する学問である。市場全体見たときに、需要と供給曲線交わ箇所市場均衡であるという理論この学問で学ぶ。政府どのような政策行えば国が発展するのか、国民所得上げるにはどのようなプロセス必要かなどといったことも学び多種多様な変数存在する社会経済発展実現させるための手法を学ぶのだ。反対語ミクロ経済で、消費者生産者単位経済活動分析する学問である。マクロ経済ミクロ経済ともに大学経済学部必修科目となるほどの重要学問だ。

ゲームの世界でもマクロという言葉使われる。それが、LOLというゲームだ。LOLLeague of Legendsの略で、チームで戦うストラテジーゲームであるが、このゲームでの作戦がマクロとミクロ大別される。ここでのマクロはゲーム全体の流れ変えるような大きなターン逆にミクロとは小さなターンを指す。マクロのターン視界掴みミクロターン仕掛けるという流れだ。ネット攻略法数多く掲載されており一般的にはミクロよりマクロの方が重要とも言われている

「マクロ」の熟語・言い回し

マクロするとは


エクセル自動関数組んで日常の業務短縮する時などに使う。例文「マクロする以前と比べてこの作業3倍早く終わようになった。」また、LOLでマクロの局面進め際に使用される例文今からマクロするのでコツ教えてほしい。」

PCマクロとは


パソコン操作設定して複数操作1つまとめて必要に応じて呼び出せるようにした機能のこと。主にエクセル使用されることが多く複数操作ひとまとめにできることから仕事で非常に役に立つキーボードマクロとマウスマクロに分かれ、マウスマクロはマウス利用して自動再生をできるもの、キーボードマクロキーボード操作記憶して自動再生できるものであるまた、PCマクロは無料で利用できるものが多いことから利用者も多い。例文今日新入社員PCマクロを教えて業務効率化勉強してもらおう。」

マクロ用語とは


マクロ用語とはマクロを記述するコンピュータ言語のこと。マクロも種類によってはプログラミング言語のようなものを持つものもある。これらを学ぶことによって、より多くの操作ひとまとめにして自動化できる例文「マクロ用語の勉強には手間がかかるが、業務時間短くするためにきちんと学ぼう。」

マクロ付きとは


既にマクロが付いているエクセルファイルのこと。ファイル作成者設定したマクロが組み込まれている。このマクロ付きエクセル悪用したメールウイルスが散見される。メール添付されているマクロ付きエクセルを開くとウイルスに感染するというものだ。ファイル名注意して迂闊にマクロ付きエクセル開かないように注意したい例文「このエクセルはマクロ付きなのでよく注意してから開いてください。」

マクロ【macro】

読み方:まくろ

[名・形動

巨大であること。巨視的であること。また、そのさま。「―な展望」⇔ミクロ

パソコンで、複雑な操作の手順をあらかじめ登録しておき、必要なときに簡単に実行させる機能マクロ機能


マクロ macro


マクロ

別名:マクロ機能
【英】macro

マクロとは、アプリケーションソフトよく用いる操作手順セットにして登録しておき、任意に呼び出して実行させることができる機能のことである。

マクロ機能用いて複数の手順をセットで登録することにより、入力作業量減らし同時に誤操作減らすことができる。ワープロソフト表計算ソフトなどの多くマクロ機能備えている

マクロを行う方法には、主にキーボードマクロ用い方法マクロ言語用い方法がある。

キーボードマクロ用い方法では、記録開始記録終了まで間に行ったキーボードマウスからの入力作業記憶させて、繰り返させることができる。キーボードマクロには、手順の登録が直感的簡単であるというメリットがある

また、マクロ言語用いた方法では、プログラミングによって記述され処理手順呼び出して実行するプログラミング言語を扱うためキーボードマクロに比べ難易度が高いが、キーボード操作では再現できない操作登録することができるなど、より柔軟なマクロの操作が可能となっている。

マクロ機能持ったアプリケーションソフトには、マクロ言語開発環境動作環境用意されている作成されプログラム文書ファイル他のデータ一緒に保存されるマクロ言語アプリケーションによって異なるが、同じメーカーアプリケーションでは、基本的な仕様が統一されている場合もある。

なお、マクロの機能悪用し生まれたコンピューターウィルスが、マクロウイルスである。


マクロ macro

全体 ★★☆☆ 60歳以上 ★★☆☆

凡例

巨視的

マクロの巨視的な財政金融政策動向について分析した

意味説明

全体的な見地からものごとを見る様子


マクロ

名前 Macro

マクロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/18 15:38 UTC 版)

マクロ(macro)




「マクロ」の続きの解説一覧

マクロ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 10:59 UTC 版)

語源

名詞

マクロ

  1. きわめておおきいこと。
  2. 大局的な視点俯瞰的な視点によること。そのような観点から分類されるもの。
  3. パソコン)あらかじめ複雑な操作手順登録し必要なときに複雑な手順自動的に実行させる機能
  4. (写真) 写真撮影技術のひとつ接写のこと。

関連語

いずれも1.2.の意味で)


「マクロ」の例文・使い方・用例・文例

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