macro
「macro」の意味・「macro」とは
「macro」は、英語の単語であり、大きい、大規模、広範囲を意味する形容詞である。また、コンピューターサイエンスの分野では、一連の命令を一つの命令としてまとめたものを指す名詞としても使われる。例えば、複数の操作を一つのマクロとして設定することで、一度のクリックやキーストロークでそれらの操作を一括で実行することが可能となる。「macro」の発音・読み方
「macro」の発音は、IPA表記では /ˈmæ.kroʊ/ となる。IPAのカタカナ読みでは「マクロウ」となり、日本人が発音するカタカナ英語では「マクロ」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。「macro」の定義を英語で解説
「macro」は、英語で "large in scale, scope, or capability" と定義される形容詞である。また、コンピューターサイエンスにおいては "a single instruction that expands automatically into a set of instructions to perform a particular task" と定義される名詞でもある。「macro」の類語
「macro」の類語としては、形容詞としての意味では「large」「big」「massive」などが挙げられる。また、コンピューターサイエンスの文脈では、「script」「routine」「program」などが類語として考えられる。「macro」に関連する用語・表現
「macro」に関連する用語や表現としては、「macroeconomics」(マクロ経済学)や「macro lens」(マクロレンズ)、「macro instruction」(マクロ命令)などがある。これらの用語は、それぞれ経済学、写真撮影、プログラミングといった異なる分野で使用される。「macro」の例文
以下に「macro」を使用した例文を10個提示する。 1. The macro view of the economy shows a positive trend.(経済のマクロ的な視点から見ると、ポジティブな傾向が見られる。) 2. I use a macro lens for close-up photography.(クローズアップの写真撮影にはマクロレンズを使用する。) 3. The programmer created a macro to automate the process.(プログラマーはそのプロセスを自動化するためにマクロを作成した。) 4. Macro factors such as political stability affect the stock market.(政治的安定性のようなマクロな要素は株式市場に影響を与える。) 5. The macro function in the software saves a lot of time.(そのソフトウェアのマクロ機能は多くの時間を節約する。) 6. Macro analysis is essential for understanding the big picture.(大局を理解するためにはマクロ分析が不可欠である。) 7. The macro mode on the camera is used for taking detailed pictures.(カメラのマクロモードは詳細な写真を撮るために使用される。) 8. The macro command simplifies complex operations.(マクロコマンドは複雑な操作を簡素化する。) 9. The macro perspective helps to understand the overall situation.(マクロ的な視点は全体的な状況を理解するのに役立つ。) 10. The macro setting is useful for capturing small objects.(マクロ設定は小さな物体を捉えるのに便利である。)マクロ
「マクロ」とは、巨大であること・巨視的であることを意味する表現。
「マクロ」とは・「マクロ」の意味
マクロとは巨大なことを指し、巨視的という意味も持つ。巨視的というのは物事の大枠を捉えて大局的に見るような見方。反対語はミクロで、極小なことや近視的という意味を持っている。また、アプリケーションソフトにおいて、操作手順をまとめて記憶させて必要に応じて呼び出し、自動で動作させることもマクロの意味の1つである。主にマクロが登場するのはエクセルで、ビジネスにおいて使用されることが多い。エクセルでマクロを組んでおくと、操作せずとも所定の計算が自動でなされるようになるなど、効率よく作業を進められる。また、ミクロ経済という学問分野もある。これは経済を大局的に捉えて、政府の政策や企業の活動が巡り巡って社会全体にどのような影響を及ぼすかを考察する学問である。市場全体を見たときに、需要と供給の曲線が交わる箇所が市場均衡であるという理論もこの学問で学ぶ。政府がどのような政策を行えば国が発展するのか、国民の所得を上げるにはどのようなプロセスが必要かなどといったことも学び、多種多様な変数が存在する社会で経済発展を実現させるための手法を学ぶのだ。反対語はミクロ経済で、消費者と生産者の単位で経済活動を分析する学問である。マクロ経済・ミクロ経済ともに大学の経済学部で必修科目となるほどの重要学問だ。
ゲームの世界でもマクロという言葉が使われる。それが、LOLというゲームだ。LOLはLeague of Legendsの略で、チームで戦うストラテジーゲームであるが、このゲームでの作戦がマクロとミクロに大別される。ここでのマクロはゲーム全体の流れを変えるような大きなターン、逆にミクロとは小さなターンを指す。マクロのターンで視界を掴み、ミクロのターンで仕掛けるという流れだ。ネットに攻略法が数多く掲載されており一般的にはミクロよりマクロの方が重要とも言われている。
「マクロ」の熟語・言い回し
マクロするとは
エクセルで自動で関数を組んで日常の業務を短縮する時などに使う。例文「マクロする以前と比べてこの作業が3倍早く終わるようになった。」また、LOLでマクロの局面を進める際にも使用される。例文「今からマクロするのでコツを教えてほしい。」
PCマクロとは
パソコンで操作を設定して複数の操作を1つにまとめて必要に応じて呼び出せるようにした機能のこと。主にエクセルで使用されることが多く、複数の操作をひとまとめにできることから仕事で非常に役に立つ。キーボードマクロとマウスマクロに分かれ、マウスマクロはマウスを利用して自動再生をできるもの、キーボードマクロはキーボード操作を記憶して自動再生できるものである。また、PCマクロは無料で利用できるものが多いことから利用者も多い。例文「今日は新入社員にPCマクロを教えて業務効率化を勉強してもらおう。」
マクロ用語とは
マクロ用語とはマクロを記述するコンピュータ言語のこと。マクロも種類によってはプログラミング言語のようなものを持つものもある。これらを学ぶことによって、より多くの操作をひとまとめにして自動化できる。例文「マクロ用語の勉強には手間がかかるが、業務時間を短くするためにきちんと学ぼう。」
マクロ付きとは
既にマクロが付いているエクセルファイルのこと。ファイル作成者が設定したマクロが組み込まれている。このマクロ付きエクセルを悪用したメールウイルスが散見される。メールに添付されているマクロ付きエクセルを開くとウイルスに感染するというものだ。ファイル名に注意して迂闊にマクロ付きエクセルを開かないように注意したい。例文「このエクセルはマクロ付きなのでよく注意してから開いてください。」
マクロ【macro】
マクロ macro
マクロ
【英】macro
マクロとは、アプリケーションソフトでよく用いる操作手順をセットにして登録しておき、任意に呼び出して実行させることができる機能のことである。
マクロ機能を用いて複数の手順をセットで登録することにより、入力作業量を減らし、同時に誤操作を減らすことができる。ワープロソフトや表計算ソフトなどの多くがマクロ機能を備えている。
マクロを行う方法には、主にキーボードマクロを用いる方法とマクロ言語を用いる方法がある。
キーボードマクロを用いる方法では、記録開始~記録終了までの間に行ったキーボードやマウスからの入力作業を記憶させて、繰り返させることができる。キーボードマクロには、手順の登録が直感的で簡単であるというメリットがある。
また、マクロ言語を用いた方法では、プログラミングによって記述された処理手順を呼び出して実行する。プログラミング言語を扱うためキーボードマクロに比べて難易度が高いが、キーボード操作では再現できない操作も登録することができるなど、より柔軟なマクロの操作が可能となっている。
マクロ機能を持ったアプリケーションソフトには、マクロ言語の開発環境や動作環境が用意されている。作成されたプログラムは文書ファイルに他のデータと一緒に保存される。マクロ言語はアプリケーションによって異なるが、同じメーカーのアプリケーションでは、基本的な仕様が統一されている場合もある。
なお、マクロの機能を悪用して生まれたコンピューターウィルスが、マクロウイルスである。
マクロ macro
マクロ
マクロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/25 07:49 UTC 版)
マクロ(macro)
- 英語などの接頭辞・単語、およびそれに由来する日本語(外来語)。「巨大な(もの)」「巨視的」。ギリシア語のμακρός(makros、長い)が語源。
- マクロ経済学 - 経済学において、個別の経済活動を集計し、一国の経済全体を扱うもの。
- マクロビオティック - 桜沢如一が考案した長寿法・食生活法・食事療法。
- マクロブロック-線形ブロック変換に基づく画像及びビデオ圧縮形式の映像に関する処理単位。(略称:MB)
- マクロスコープ - 単眼鏡の一種。
- ナエウィウス・ストリウス・マクロ - 古代ローマの親衛隊長官。(Naevius Sutorius Macro)
- 電子回路、EDA分野の用語で、特定の機能をもった回路のブロック。
- モノポール宇宙物理学宇宙線天文台 (Monopole Astrophysics Cosmic Ray Observatory, 略称MACRO)
- ローマ現代アート美術館「マクロ」(伊: Museo di Arte contemporanea di Roma, 略称MACRO)
- Mr.Children 2005-2010 <macro>
- マクロ撮影 - 写真の撮影方法の一つ。被写体の至近距離からの撮影。 ⇒ 接写
- マクロレンズ - 上記を行うために設計された写真レンズ。 ⇒ 写真レンズ#特殊レンズ/用途・形状別による分類
- マクロモード - 上記を行うためのカメラの機能。
- マクロ (コンピュータ用語) - (1)アプリケーションの機能などのような、高水準で低い粒度の(マクロ)な処理のこと / (2)テキストマクロあるいはマクロ置換などと呼ばれる、変換システム
- マクロ言語 - 上記マクロの言語。コンピュータ言語の一種。チューリング完全な言語もあれば、完全でない言語も存在する。
マクロ(Makro)
- マクロ (ホールセールクラブ) - ホールセールクラブ。SHVホールディングス所有。
関連項目
マクロ
「マクロ」の例文・使い方・用例・文例
- マクロ経済学的視点
- 彼女はマクロ経済学を専門とする有名な経済学者にインタビューした。
- マクロ経済スライド
- 備蓄保管には、マクロの見方とミクロの見方がある。
- 貸出金ポートフォリオは金利スワップでマクロヘッジされている。
- マクロ環境分析に基づき来期の売上高を推定した。
- マクロな観点から
- マクロの立場から交通流を捉えたモデルである。
- マクロビオティック食品.
- トップダウン解析は、マクロ経済の傾向を見ることによって、始まるかもしれない
- マクロ経済学の、または、マクロ経済学に関する
- マクロバイオの理論と実践に関するまたはそれの
- 骨髄から得られる遊離して及び固定したマクロファージの広くいきわたったシステム
- マクロ経済学を専門とする経済学者
- 直立した幹と、羽状葉、および堅果が食用となることもある 大きな球果を持つマクロザミア属の樹状の蘇鉄
- 主にヒゲベッコウ属あるいはマクロティロマ属に置かれる主に熱帯つるの属
- マクロ経済学という,経済現象を巨視的に扱う学問
- 確率論的マクロ経済学という学問
- マクロアセンブラーというプログラミング言語変換システム
- マクロ理論という経済学理論
マクロと同じ種類の言葉
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