後方互換性とは? わかりやすく解説

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後方互換性

読み方こうほうごかんせい
別名:後方互換バックワード・コンパチビリティ旧製品との互換性
【英】backward compatibility

後方互換性とは、互換性コンパチビリティ)の区分のうち、より新し製品既存の(古い)製品を扱うことができることを特に示す区分である。

後方互換性は、言い換えれば旧製品に対して互換性持っている新製品性質である。例えば、CD再生できるDVDドライブは、CD規格に対して後方互換性がある。CDDVD再生できるブルーレイドライブは、CDおよびDVD規格に対して後方互換性を持つことになる。オフィススイートの新バージョン基本的に旧バージョン作成した文書問題なく扱うことができるよう設計されており、これも後方互換性の確保形容することができる。

後方互換性は新製品話題中心に置いた表現であるが、これとは逆に旧製品話題中心に据えて「より新し製品でも扱える」ことを述べ場合は「前方互換性」と表現される

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互換性

(後方互換性 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/06 03:01 UTC 版)

互換性(ごかんせい、英語: Compatibility)とは、ある部品コンポーネント(構成要素)などを置き換えても同様に動作させることができる性質のこと。




「互換性」の続きの解説一覧

後方互換性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 10:00 UTC 版)

ext4」の記事における「後方互換性」の解説

ext4ファイルシステムext3およびext2対する後方互換性を持つ。すなわち、ext3およびext2ファイルシステムext4ファイルシステムとしてマウントすることができる。その場でも、わずかにパフォーマンスの向上が見られる。なぜなら、ブロック確保アルゴリズムなどの新し機能ext3ext2でも使用できるからである。

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後方互換性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 23:50 UTC 版)

NT File System」の記事における「後方互換性」の解説

仮想DOSマシン上で動作するソフトウェアに対してファイル システム上で一意パス名であることを保証した8.3形式ファイル名保存することができる。この機能任意に有効・無効設定することができるので、NTFSファイルシステム最適化代表的なものとされるが、非推奨とされていた。Windows 7では有効・無効ボリューム単位設定できるようになりシステムボリュームでは有効、データボリュームでは無効といった運用が可能となったフォーマット時の規定値は有効)。Windows 8ではパフォーマンス上の理由により8.3形式ファイル名非推奨となりフォーマット時の規定値がシステムボリュームを除き無効となった原則としてファイル名大文字小文字区別されるが、サブシステムがこの機能の有効無効選択している。Win32サブシステムではファイル名大文字小文字区別されず、ファイル名大文字小文字異なファイル上書きし場合は、最後に使われファイル名ファイル保存されるPOSIXInterixサブシステムWindows Subsystem for Linuxではファイル名大文字小文字区別されファイル名大文字小文字異なファイル上書きされず別のファイルとして保存される。 さらに高度な応用としてファイル システム フィルター備えファイルシステム機能ファイルシステム上の名前空間任意のソフトウェアオーバーライド継承)できる。この機能をもとに圧縮機能・暗号化機能ファイル変更ジャーナル・スナップショット機能クォータ機能サブシステムを含むユーザー プロセスからは何ら変更の無いアクセス利用できる透過的実装が行われたほか、サードパーティによるファイル システム対すフォレンジック監査実装などに活用されている。

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後方互換性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 04:35 UTC 版)

Micro-ATX」の記事における「後方互換性」の解説

Micro-ATXATX規格対する後方互換性が確保されている。例えMicro-ATXマザーボード取り付けるネジ穴位置は、ATXマザーボード該当ネジ穴一致しており、I/Oパネル同一であるためATX用のケースにも取り付けることができる。また通常電源コネクタも共通なためATX電源使用することができる。チップセットに関しても、従来2チップ構成ノースブリッジサウスブリッジ)、あるいは現在の1チップ構成いずれも、マザーボードメーカーは製品シリーズで共通のチップセット搭載しフォームファクタ毎の制約を除くと、電源フェーズオンボード機能グレードWi-Fiコネクタ数など付加価値のみによる差別化がほとんどである。

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後方互換性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/24 14:07 UTC 版)

Linux Standard Base」の記事における「後方互換性」の解説

LSBは、バイナリ互換安定したソフトウェアベンダから独立したABI作るよう設計されている。後方互換性を達成するために、それぞれのそれに続くバージョン純粋に追加的なものとなっている。言い換えると、インタフェース加えられるのみで、除去されない。LSBは、LSBからインタフェース除去されるときのためにアプリケーション開発者に十分な時間与えるため、インタフェース廃止ポリシー適用している。 これは、開発者LSB中の全てのインタフェースに頼ることを許し驚きなしに変更計画し周知する時間のためのものであるインタフェースは、3つのメジャーバージョンか、約11年、"deprecated"とマークされた後にのみ除去されるLSB 5.0は、それ以前バージョンとの後方互換性を壊した初めてのメジャーバージョンである。

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