JSON
読み方:ジェイソン
JSONとは、JavaScriptから派生した、データ交換を行うためのデータ記述形式の一種である。2006年7月にRFC 4627として策定された。
JSONは、JavaScriptのサブセットでありデータの受信が軽快であるという特徴を持つ。JavaScriptの改良版として策定され多くのWebブラウザでサポートされているスクリプト言語である「ECMAScript」の仕様に基づいているため、多くのブラウザがJSONを扱うことができる。
また、JSONは特定のプログラミング言語に依存しない独立したテキスト形式であるが、CやC++をはじめとする多くのプログラミング言語の記述方法に通じる記述形式が採用されている。このため、JavaScriptだけでなくCやC++、C#、Java、Perl、Python、といったプログラミング言語を使用するプログラマーにとってJSONは扱いやすい形式であるといわれている。
JSONはWebアプリケーションの記述のために適したデータ交換形式であるとされ、特にAjaxなどでの活用が注目されている。
参照リンク
JSON の紹介(Introducing JSON) - (json.org)
JSON 関数
導入
この拡張モジュールは、» JavaScript Object Notation (JSON) というデータ交換形式を実装したものです。デコード処理は、 Douglas Crockford による JSON_checker を基にしています。要件
PHP 5.2.0 以降、JSON 拡張モジュールはデフォルトで PHP に組み込まれます。この PECL 拡張モジュールをインストールする方法は、 マニュアルの PECL 拡張モジュールのインストール という章にあります。 新規リリース・ダウンロード・ソースファイル・管理者情報・CHANGELOG といった関連する情報については、次の場所にあります。 » http://pecl.php.net/package/json
目次
- json_decode — JSON 文字列をデコードする
- json_encode — 値を JSON 形式にして返す
JavaScript Object Notation
(JSON から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/04 06:23 UTC 版)
JavaScript Object Notation(JSON、ジェイソン)はデータ記述言語の1つである。軽量なテキストベースのデータ交換用フォーマットでありプログラミング言語を問わず利用できる[1]。名称と構文はJavaScriptにおけるオブジェクトの表記法に由来する。
- ^ JSON is a lightweight, text-based, language-independent syntax for defining data interchange formats. ECMA-404
- ^ “Introducing JSON”. json.org. 2008年4月19日閲覧。
- ^ a b ongoing by Tim Bray · The Last JSON Spec
- ^ Subsume JSON a.k.a. JSON ⊂ ECMAScript · V8
- ^ Douglas Crockford: The JSON Saga - YouTube
- ^ A JSON value can be an object, array, number, string, true, false, or null. ECMA-404
- ^ “JSONPath - XPath for JSON”. goessner.net. 2023年6月8日閲覧。
- ^ “JSONPath Comparison”. cburgmer.github.io. 2024年5月10日閲覧。
- ^ “JSON Developer's Guide”. Oracle Help Center. 2023年6月8日閲覧。
- ^ jovanpop-msft. “JSON Path Expressions - SQL Server”. learn.microsoft.com. 2023年6月8日閲覧。
- ^ “MySQL :: MySQL 8.0 Reference Manual :: 11.5 The JSON Data Type”. dev.mysql.com. 2023年6月8日閲覧。
- ^ PostgreSQL: Documentation: 15: 9.16. JSON Functions and Operators
- ^ “json-path Output Type — MongoDB Command Line Interface”. mongodb.com. 2023年6月8日閲覧。
- ^ “Path”. Redis. 2023年6月8日閲覧。
- ^ “JSON Lines”. jsonlines.org. 2024年7月4日閲覧。
- ^ “ndjson/ndjson-spec: Specification”. 2024年7月4日閲覧。
- ^ Update specification_draft2.md · ndjson/ndjson-spec@c658c26
- ^ “JSON5 – JSON for Humans”. JSON5. 2023年5月31日閲覧。
- ^ “YAML is JSON”. 2009年7月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月15日閲覧。
- ^ “3.2.1. Representation Graph - YAML Ain’t Markup Language (YAML™) Version 1.2”. yaml.org. 2013年5月15日閲覧。
- 1 JavaScript Object Notationとは
- 2 JavaScript Object Notationの概要
- 3 特徴
- 4 表記方法
- 5 AjaxにおけるJSONの利用
- 6 ライブラリ
- 7 JSON5
- 8 関連項目
- 9 外部リンク
JSON
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 02:45 UTC 版)
「ECMAScript for XML」の記事における「JSON」の解説
JSONは XML の代替となる可能性がある。JSON は XML に似たオブジェクト指向のデータ記述言語である。JSON は ECMA-404 として ECMAインタナショナル により標準化されており、JavaScript からは、 JSON オブジェクトのメソッドにより操作する。 上掲の例を JSON を使った場合、次のようになる。 const json = `{ "vendor": "John", "items": [ { "type": "peas", "price": 4, "quantity": 6 }, { "type": "carrot", "price": 3, "quantity": 10 }, { "type": "chips", "price": 5, "quantity": 3 } ]}`;const sales = JSON.parse(json);alert(sales.items.find(item => item.type === "carrot").quantity);alert(sales.vendor);sales.items.forEach(item => alert(item.price));
※この「JSON」の解説は、「ECMAScript for XML」の解説の一部です。
「JSON」を含む「ECMAScript for XML」の記事については、「ECMAScript for XML」の概要を参照ください。
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