ライブラリ
ライブラリ
プログラムでよく使われる機能モジュール群を切り出し、再利用しやすい形でまとめたもの。ライブラリを利用することで、定型的な処理を一から実装する手間を省いて、ソフトウェア開発を効率化できる。
プログラムからライブラリ中の機能モジュールを利用するには、一般にプログラムと機能モジュールを結び付ける「リンク」(link)という作業が必要である。この作業を実施するソフトウェアを「リンカ」(linker)と呼ぶ。
リンク作業に着目すると、ライブラリは2種類に大別できる。プログラムの実行コード作成時にリンクされ、実行コード内に組み込まれる「静的リンクライブラリ」と、実行コードには組み込まれず、プログラム実行時にリンクされる「動的リンクライブラリ」の2種類である。更新作業の容易さや、スペース効率の高さなどから、最近のOSでは動的リンクライブラリを中心に利用する場合が多い。

ライブラリ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/18 18:41 UTC 版)
ライブラリ(英: library)は、汎用性の高い複数のプログラムを再利用可能な形でひとまとまりにしたものである。ライブラリと呼ぶときは、それ単体ではプログラムとして動作させることはできない、つまり実行ファイルではない場合がある。ライブラリは他のプログラムに何らかの機能を提供するコードの集まりと言える。ソースコードの場合と、オブジェクトコード、あるいは専用の形式を用いる場合とがある。たとえば、UNIXのライブラリはオブジェクトコードをarと呼ばれるアーカイブツール(アーカイバ)でひとまとめにして利用する。図書館(英: library)と同様にプログラム(算譜)の書庫であるので、索引方法が重要である。
- ^ LightWaveプラグインの .p やActiveXの .ocx など、アプリケーションやフレームワークによっては別の拡張子が使われることもある。
- ^ “Dynamic-Link Library Search Order” (英語). MSDNライブラリ (2008年11月6日). 2008年11月11日閲覧。
- ^ Link an executable to a DLL | Microsoft Docs
- 1 ライブラリとは
- 2 ライブラリの概要
- 3 リモートライブラリ
- 4 命名規則
- 5 関連項目
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