repository
「repository」の意味
「repository」とは、何らかのデータや情報、物品を保管・管理する場所やシステムを指す言葉である。一般的には、コンピュータ上でファイルやデータを保存・管理するためのデータベースやディレクトリを指すことが多い。また、知識や情報を集めて保管する場所、例えば図書館や博物館なども「repository」と呼ばれることがある。「repository」の発音・読み方
「repository」の発音は、IPA表記では /rɪˈpɒzɪtəri/ であり、IPAのカタカナ読みでは「リポズィトリ」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「リポジトリ」と読むことが一般的である。「repository」の定義を英語で解説
A "repository" is a location or system where data, information, or items are stored and managed. It often refers to a database or directory on a computer used for storing and managing files or data. Additionally, places that collect and store knowledge or information, such as libraries or museums, can also be called repositories.「repository」の類語
「repository」の類語には、"archive"(アーカイブ)、"storehouse"(ストアハウス)、"depository"(デポジトリ)、"vault"(ヴォルト)などがある。これらの言葉も、データや情報、物品を保管・管理する場所やシステムを指す場合が多い。「repository」に関連する用語・表現
「repository」に関連する用語や表現には、"version control system"(バージョン管理システム)、"distributed repository"(分散リポジトリ)、"central repository"(中央リポジトリ)、"open-access repository"(オープンアクセスリポジトリ)などがある。これらは、リポジトリの機能や特性に関連した言葉である。「repository」の例文
1. The university library is a repository of knowledge and information.(大学図書館は知識と情報の保管庫である。) 2. Our company uses a central repository to store and manage all project files.(当社では、すべてのプロジェクトファイルを保管・管理するために中央リポジトリを使用している。) 3. The museum serves as a repository for historical artifacts.(博物館は歴史的な遺物の保管庫として機能している。) 4. The software developer created a new repository on GitHub.(ソフトウェア開発者はGitHub上に新しいリポジトリを作成した。) 5. The open-access repository allows researchers to share their findings with the public.(オープンアクセスリポジトリにより、研究者たちは自分たちの研究成果を一般に共有することができる。) 6. The company's repository contains confidential information that must be protected.(会社のリポジトリには保護されるべき機密情報が含まれている。) 7. The database serves as a repository for customer data.(データベースは顧客データの保管庫として機能している。) 8. The research institute has established a repository for storing genetic data.(研究所は遺伝データを保管するためのリポジトリを設立した。) 9. The archive is a repository of historical documents and records.(アーカイブは歴史的な文書や記録の保管庫である。) 10. The software team uses a distributed repository to collaborate on projects.(ソフトウェアチームはプロジェクトの共同作業に分散リポジトリを使用している。)リポジトリ
本来は「収納庫」や「貯蔵庫」を意味する言葉で、コンピュータ関連では、情報を保存・管理する場所、またはその仕組みのことを指す。「データベース」とほぼ同義で、何らかの情報管理を伴う「情報の格納場所」を指すことが多い。
特に限定的に使われる用語ではないが、ソフトウェア開発に関係する文脈でリポジトリと言った場合は、一般にバージョン管理システムが利用するものを指す。バージョン管理システムでは、作業対象となるデータや、データに対する変更履歴をリポジトリに格納する。リポジトリの情報に変更を加えることを「チェックイン」、リポジトリから情報を取り出すことを「チェックアウト」と呼ぶ。
関連見出し
バージョン管理システム
チェックイン
チェックアウト
関連URL
CVS(http://ximbiot.com/cvs/)
subversion.tigris.org(http://subversion.tigris.org/)
リポジトリ
【英】repository
リポジトリとは、元々「貯蔵庫」や「資源のありか」といった意味の英単語であり、IT用語としてはアプリケーション開発の環境において、ソースコードや設計、データの仕様といった情報が保管されているデータベースのことである。
リポジトリには、システムの設計情報やプログラムデータ、データの更新情報などが記録保管されており、特に複数の開発者が参加するプロジェクトにおいて開発状況の共有が容易にできるようになっている。リポジトリはネットワーク上に置かれたり、あるいはネットワークを介在しなくても済むように直接接続される場合などがあるが、LAN内にあるサーバーにリポジトリを設置するケースが多い。
リポジトリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 02:37 UTC 版)
リポジトリ (英: repository)[1]またはレポジトリは、バージョン管理システムでは、ソースコードやディレクトリ構造のメタデータを格納するデータ構造のこと。
- ^ “SVNBook”. 2012年4月20日閲覧。
- ^ “Version control concepts and best practices” (2018年3月3日). 2020年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月10日閲覧。
- ^ “Getting Started - About Version Control”. Git SCM. 2020年12月21日閲覧。
- ^ Ben Collins-Sussman; Brian W. Fitzpatrick; C. Michael Pilato (2011). “Chapter 5: Strategies for Repository Deployment”. Version Control with Subversion: For Subversion 1.7. O'Reilly
- ^ “Different approaches to source control branching”. Stack Overflow. 2014年11月15日閲覧。
- 1 リポジトリとは
- 2 リポジトリの概要
リポジトリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 21:48 UTC 版)
CentOSにデフォルトで含まれるリポジトリ (Base, Updates, Addons, Extras, CentOS Plus) に加えて、Fedora提供のepel (Extra Packages for Enterprise Linux) やサードパーティーのNux Dextop リポジトリやRPM Fusion, ELRepo, Les RPM de Remi, RPMForge, JPackageなどがよく使われている。CentOS Plusはデフォルトで無効化されている。RPMForge及びRemiに関しても、オリジナルのパッケージを上書きしてしまう可能性があるとしてインストール後はOFFにして運用することが一般的である。
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リポジトリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 04:25 UTC 版)
darktableのソースコードはGitHubでホストされている。
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リポジトリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 20:48 UTC 版)
「バージョン管理システム」の記事における「リポジトリ」の解説
バージョン管理におけるリポジトリはバージョン管理対象の集合(データベース)である。コンテンツの全履歴・メタデータ履歴などで構成される。ファイルの編集がリポジトリへコミットされるとリポジトリ内に新たな履歴が記録される。 レポジトリの管理方法は2つに大別される。 集中型バージョン管理(英: Centralized Version Control): プロジェクトの中央レポジトリを全員が編集 分散型バージョン管理(英: Distributed Version Control): プロジェクトの完全なレポジトリを各自が保有 分散型バージョン管理システムではレポジトリをコピーすることをcloneと呼ぶ。
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リポジトリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 01:13 UTC 版)
初めから利用できる公式のリポジトリの他に、RPM FusionやLivna等のコミュニティによって運営されているリポジトリ、アドビやDropboxなどのサードパーティー製リポジトリもある。 Fedora Core/Extras Fedora 7以前にはレッドハットの開発者により運営される公式リポジトリFedora Core(ディストリビューション名ではなくリポジトリ名)とは別に、コミュニティで運営されるFedora Extrasというリポジトリが存在した。中核のパッケージはCoreで提供し、Extrasでは「追加パッケージ」を提供する位置づけであった。新規パッケージが簡単に追加できたため、従来非公式なリポジトリで提供されていた数多くのパッケージがここに収録された。当初はCoreしかレポジトリ登録されていなかったが、Fedora Core 3以降ではExtrasも利用可能となった。Fedora Core 4以降はYumにデフォルトで登録され、インストールすればすぐ利用できるようになっていた。Fedora 7でCoreと統合され、同時に名称が現在のFedoraに変更された。 RPM Fusion Core統合後もFedoraの「フリーソフトウェア精神」に反する、あるいはアメリカ国内法に違反する恐れがあるために収録が見送られたコミュニティベースのリポジトリには「Dribble」「Freshrpms」「Livna」があったが、2008年にごく一部のパッケージを残してRPM Fusionとして統合された。Fedora本体とは無関係にメンテナンスされている非公式のリポジトリである。オープンソースの「free」とそれ以外の「nonfree」に分かれてメンテナンスされており、後者には主にGPUドライバなどのプロプライエタリソフトウェア、またはMP3や動画再生関連のライブラリなどが収録されている。
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