リポグラムとは? わかりやすく解説

リポグラム(英語版)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 03:15 UTC 版)

ウリポ」の記事における「リポグラム(英語版)」の解説

特定の文字使わないという制約のもとに文章を書くもしくはすでに書かれ文章から特定の文字抜き去っ改作するというもの。最も有名な例として、ペレック長編小説煙滅』(La Disparition、1969年)では「e」の文字一度も使われていないその後ペレックは「e」以外の母音用いない短編小説戻ってきた女たち』(Les Revenentes、1972年)も発表した

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リポグラム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 05:28 UTC 版)

ギャズビー」の記事における「リポグラム」の解説

この小説50,110語中一切 "e"を含んでいない。『ギャズビー』の序文ライトは一番の苦労動詞過去形につく接尾辞である"-ed" を回避することだったと述べており、"-ed"をとらない動詞助動詞の"do"を使って(たとえば、"walked"のかわりに"did walk"を使用して文章組み立てた点を強調している。言葉の選択肢狭まったことで数量代名詞、その他多くの常用語を伴う論述大幅に制限されライトは7から29までの数量については語ることができなかった。言語学専門誌である『Word Ways』に掲載された記事によれば、"e"を避けようとしたライトに使用可能だったのは英語において最も使用頻度の高い上位500語のうち250語だった。また時に省略形使われているが、あくまでその語の完全形にも"e"が含まれていない場合だけである。例えば、"Dr." (doctor)や"P.S." (postscript) など。 またライト有名な言い回しをリポグラムで言い換えることもしている。音楽は「野蛮人の胸をなごませる」("calm a wild bosom")となり、ジョン・キーツの『エンディミオン』にある「美しき永遠なる喜び」("a thing of beauty is a joy forever") という詩句がEの文字使わずに ("a charming thing is a joy always")と表現されている。

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