リボーンの変更点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 10:23 UTC 版)
「メタルマックス ゼノ」の記事における「リボーンの変更点」の解説
ストーリー廃止 ストーリーが廃止された。また、アイアンベースのすぐ近くにガレキで封じられた近道が用意され、ガレキを破壊すればすぐにでもカタストロプスと戦闘できるようになった。 加入キャラはヨッキィ・ポM以外はいずこかにいるのを発見し、話しかけることで加入イベントが進むようになる。その為、基本的にすべてのキャラは任意加入で、加入を拒否することも可能。マリアはメインストーリーイベント進行の過程で仲間になるが、仲間にしなくてもクリア可能。なお、ディランは再生カプセル、マリアはまんたんドリンクがイベント開始に必要になった(どちらも1つだけアイアンベースに用意されている)。 交流は戦闘を繰り返すなどして好感度を上げることでイベントが発生する。 また、クリアするごとにその難易度のワンランク上が解放されるのは同じだが、システムデータに保存されるため解放された難易度は全てのセーブデータで使用可能となっており、再度一からクリアする必要はなくなった。 戦闘システムのリニューアル シンボルエンカウント・射撃モードはそのままだが、リメインズでも発生するようになった。また、複数のシンボルが常にフィールドに出現しており、範囲攻撃であれば戦闘時同様範囲内の敵すべてを同時に攻撃できる。 各エネミーシンボルごとに認識範囲が設定され、認識されると画面上部の赤いバーが伸びていき、最大になると戦闘に突入する。バーの伸びる速度は敵の種類と距離による。戦闘中もこのシステムは有効で、場所が悪いと周囲の敵に連続で襲撃されてしまう可能性もある。射撃モードで倒し損ねた場合も同様(複数体で一群とされている場合はすべて同時に撃破しないと戦闘となる)。ただし、敵から遠い場合などは見失うのか管轄外なのか少しだけ戦闘をしてすぐに終了する場合がある。 一度撃破したシンボルはロードで復活するものとしないものとに分かれている。ロードで復活しないものは日数経過で復活する(大型は30日程度、それ以外は7日程度)。 戦闘への突入はシームレスとなっており、戦闘中もターン待ちの間は任意に移動することが可能。これにより、扇形・貫通タイプで巻き込める数を調整できる。一方、全体攻撃はすべて別の範囲に変更されている。 戦闘の内容は各々が素早さに応じて行動が回ってくるリアルタイム戦闘に変更された。次の行動までの時間は各キャラのステータス隣にある円形のゲージで分かる。防御なら半分程度のゲージで済むなど、攻撃の内容によってターンが回ってくるまでの時間に差がある。攻撃が完了しないとゲージがリセットされないため、連射速度の遅い主砲1つを連続で使用する類の攻撃は行動間隔が広まってしまうことになる(特にバースト系)。 射出された弾は追尾するように飛ぶため、移動して回避するということは不可能。また、到達する前に戦闘を終了させても追尾性は消えず、着弾すると普通にダメージを受ける。ファストトラベルで他に逃げてしまえば無効。 回復アイテムとして、修理キット(大破・破損の2種)、予備装甲、予備弾薬が登場。全て戦闘時に使用可能だが、緊急時に使うものとしては回復量が心もとない。 戦闘終了後、□△ボタン・タッチパネル・OPTIONボタンが効かなくなるというバグが存在している。移動と砲塔の旋回のみが可能だが、エリア切り替えをするまでメニューの表示やセーブ&ロードが不可能となる。使えなくなるのがほとんど戦闘で使用しないボタンであることとステータス表示が出ているため、戦闘終了しても戦闘時であるという判定がされてしまっている可能性が高い。 賞金首システムの変更 賞金首のドロップに「賞金首名+コア」というアイテムが追加された。無印の際にドロップしていた装備はこれを素材として製造するという形となる。これにより、高レアリティ装備の吟味がしやすくなっている。製造できる装備の中には戦闘でドロップするものもあり、運次第では同じアイテムが2つ入手できる。ただし、高難易度でのみドロップテーブルに乗る装備は共通して対象外。 賞金首から入手できる戦車装備は、エンジン以外はほとんどが賞金首コアとともに確定でドロップする「抹殺のコア」を消費することで改造できる。2段階進化させるためには2つ必要になるため、闇雲に改造していると必然的に不足する。 賞金首は一度倒して数日経過すると同じ場所にいくらか強力なプロトタイプなどが出現し、改めてドロップアイテムを得ることができる。ただし、確定ドロップであったコア系アイテムもランダムとなっている(他のドロップアイテムよりドロップ率低め)。他の大型モンスターと合わせ、リポップまでにかなりの日数を必要とする。ただし、プロトタイプの半分程度は他の雑魚同様「囮寄せ」で呼び出すことが可能(飛行タイプ・場所固定タイプは共通して対象外)。 なお、文明崩壊状態でお金のやり取りをする賞金や売買などのシステムは「決済システムが堅固なセキュリティによって完全自動化されている」という設定となった。 戦闘可能な補給基地「イーヴルベース」などの追加やゲヘナウォーカーの通常モンスター化など内訳が変化している他、デスデリバラーやロンメルゴーストなどは初回では普通に進めているとほぼ勝ち目がないくらいに強化されている。 FEVER・シールドブレイクは廃止。 戦車システムの変更 装甲タイル・所有台数制限は従来の物に戻った。戦車製造がなくなったため、ロンメルゴーストはおチビちゃん同様、マルチレグはゲヘナウォーカーが通常モンスターに降格となったのに合わせて他の戦車同様発見して拾う形となった。 特性チップは最大数が5つで固定となり、安価の改造によって増やすことができる。ただし、守備力が下がってしまう。穴同様、埋めることも可能。 ダブルエンジンは特定のチップを搭載することで機能するようになった。このチップは枠を3つも使用するため、ダブルエンジン化が一方的な利点ではなくなった。なお、非常に高価であり、初期装備に搭載している戦車は重戦車系のみ。エンジン補助も同じく3枠使用する。 上記のリアルタイム戦闘と合わせ、軽い機銃5つ+機銃強化チップ満載によるマシンガンラッシュ型、重量増加をダブルエンジンで帳消しにして主砲×5によるキャノンラッシュ型、ターンの回りと消耗が激しくなるが主砲1つ+サポート用装備による電光石火型、と言ったバリエーションが考えられるようになっている。 戦車には走行性能が設定されており、軽いほどフィールドでの移動速度が上がる。ただし、軽いと山になっている所で車が撥ねてしまうなどコーナリングが難しくなる(重くても跳ねない訳ではない)。移動はR2/ZRで前進、L2/ZLで後退、R2+L2/ZL+RLで超信地旋回という操作になった。 戦車ごとの特性は初期SP・守備力・走行性能・入手時の装備程度になり、固有装備及び戦車ごとの穴の改造制限は全て撤廃された。 ネフテク装備は撤廃され、主人公の固有スキルの強化アイテムとなった。ちなみに、ノア由来の技術であるためか、ネフテクの防衛機構は揃ってSoNS扱いとなった。 超改造は上限がなくなり超改造合金1つで上げられるようになったが、武器は0.1%の重量増加に対して攻撃力が1しか増えず、エンジンは積載量のみが0.1%増加する仕様で、いささかアンバランス。相性がいいのは、武器は22㎜チェインガンなど攻撃力は低いが手数でフォローするタイプ且つ軽いもの、エンジンはトータルエンジンなど元の重量が重くても積載量が多いもの。超改造合金は高難易度ですべての敵がドロップするようになっている。 人間システムの変更 職業が撤廃され、全ての人間キャラは職業に相当するスキルツリーの中から選んで成長させる形となった。また、キャラごとに各職業スキルに固有のものが存在している。 武器とプロテクターは2つまで、それ以外は1つずつ装備できる。性別制限以外キャラによって装備できないものはないが、キャラごとに武器に適性が存在している。 追加キャラクターとしてポチが復活、ボMがパーティに参加する。ポチタンクはないが、装備の性能により人間よりは防御力が高い。ポMと犬は専用のスキルツリーを持つ。 存在する宝箱の数を調べる「お宝の気配」がドロップ率アップのスキルになっていたり戦闘中に破損を修理するスキルがなくなっていたりなど、従来のスキルの扱いも変化している。また、SURVIVE(サバイバー系統)が囮寄せやお宝の気配を担当したり、REPAIR(メカニック系統)がDRIVE(ハンター系統)より深く戦車戦闘を強化できるようになっていたりする。 ハンドガンサイズ以外の武器の場合、攻撃モーションが長めで若干不利。 その他 周回プレイは廃止。カタストロプスを撃破すると一旦タイトルに移動するが、クリアの際に使用したデータに上書きがされており、ロードすると全ての宝箱と埋蔵品、カタストロプスが復活する。そのため、ワンオフ品はかなり少ない。 技術レベルは廃止され、リブロドームのイベントをクリアすることで店のラインナップが増加するようになった。ただし、汎用品の多くは最初から購入可能。金さえあれば205㎜砲などを最初から買えるものの、値段が大幅に増加している。エンジンの改造と売却で資金問題は解決する。 クリア後、帰還時に一切の回復が行われない「サバイバルモード」がプレイ可能になった。ニューゲームで開始した場合のみ設定可能。人間は寝れば死亡以外回復するが、戦車は予備装甲や弾薬回復アイテムなどを使用するしかない。なお、弾薬回復アイテムは安価だがこのモードでしか販売されない。蘇生はリブロドームクリア後から購入できる再生カプセルかスキルを使う必要があるため、その前に死亡してしまうと非常に厳しいことになる。プレイヤー側の利点としては、このモード限定のトロフィーがあることと戦闘中に弾薬が回復できるので最大弾数が少なく強力なS-Eが相対的に使いやすくなっていること。
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