気配

デジタル大辞泉

き‐はい【気配】

読み方：きはい

１ 「けはい（気配）1」に同じ。

「何か門に近づく—がする」〈木下尚江・良人の自白〉

２ 「けはい（気配）2」に同じ。

け‐はい【気配】

読み方：けはい

《古くは「けわい」。「けはい」は、当て字「気配」に引かれた読み》

１ はっきりとは見えないが、漠然と感じられるようす。「秋の—」「好転の—がみえる」→けわい

２ 取引で、市場の景気や相場の状態。きはい。

商品先物取引用語集

気配（けはい）

参照：気配＝きはい　一般用語欄

気配（きはい、けはい）

市場の人気のことまたは、取引所で実際に約定した価格ではなく、取引所で売り方または買い方が売買を希望する値段を反映したものをいいます。

隠語大辞典

気配

読み方：きはい

1. 立会前後の見込相場。
2. 立会前後の人気のことをいふ。〔相場語〕
3. キハイ。立会前後の見込相場をいふ。
4. 市場における人気の趨向とでもいふのが適切であらう。
5. 市価の高低の傾向。

分類 相場、相場語

気配

読み方：けはい

1. 市場の人気、市況（場味（ばあじ）ともいう）。〔株式〕
2. 市場の相場の人気、場味（ばあじ）ともいう。
3. 市場の人気、市況（場味ともいう）。

分類 会社・株式、会社・株式／経済、相場

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ウィキペディア

気配

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/08/10 02:57 UTC 版)

気配（けはい、きはい）とは、視覚でははっきりとは見えないが、周囲の様子から何となく漠然と感じられる様子。ヒトでは微小な音やその遮り、風を含む空気の動きで察知しているほか、準静電界を感じ取っているという仮説もある。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

気配

出典:『Wiktionary』 (2021/11/24 10:38 UTC 版)

名詞

気 配 (けはい^[1]、きはい、きくばり)

1. (けはい、稀:きはい)直感的にそれらしいと感じられる様子。
   • やがて、隣りから口論しているらしい気配が洩れて来た。（織田作之助『秋深き』）
   • 適当に沢田のまわりをうろついてみるのだが、声をかけてくれそうな気配はない。ぼくを無視している。（片岡義男『彼のオートバイ、彼女の島』）
2. (けはい)証券取引所において相場の人気。市場の模様。
3. (きくばり)気を配ること。気遣い。配慮。

発音^(?)

け↘はい

1. ↑ 現代語としてはもっぱら「ケハイ」と発音されるが、古くは「ケワイ」と発音されることもあった。

Weblio日本語例文用例辞書

「気配」の例文・使い方・用例・文例

• 戦雲，戦争が起こりそうな気配
• 隣の部屋に彼女がいる気配がした
• 彼の病気は治りそうな気配がない
• その通りはひっそりとして人の気配もなかった
• この島にはだれもいる気配がない
• 私は風に春の気配を感じた
• 危険の気配
• その気配がまったく無い
• 寒さの中に少しずつ春の気配を感じます
• 腕の気配が全く感じられない
• マイホーム主義への潮流は衰える気配がない。
• 令は羽の気配もないところが成虫と異なる。
• 買い気配とヤリ気配の差が大きかったので取引は成立しなかった。
• 1株300円で買い気配だ。
• 秋の気配も感じると思う。
• 人の気配を一切感じさせない静かな森の中
• 夏の終わりの気配がします。
• 彼の細かい気配りはすごいと思います。
• 彼の細かい気配りは素晴らしいと思います。
• 秋の気配を感じている。