重戦車とは? わかりやすく解説

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じゅう‐せんしゃ〔ヂユウ‐〕【重戦車】

読み方:じゅうせんしゃ

大口径の火砲搭載した通常40トン上の戦車旧日本陸軍では、重量がおよそ25トン上の大型戦車


重戦車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/21 08:59 UTC 版)

重戦車(じゅうせんしゃ)は、第二次世界大戦前から冷戦までの時期に作られた戦車のうち、大きな車体、重装甲、大型砲搭載など様々な条件により同時期の自軍戦車の中で相対的に重量の大きい戦車を指す[注釈 1]

特に第二次世界大戦中は大砲の威力と装甲強化のシーソーゲームが激しく、開戦時には40t程度もあれば重戦車のランクだったが、1944年には70t近くの重戦車が実戦で使用され、188tの“超重戦車”(ドイツ国のマウス)まで試作されるに至った。

戦後になると、エンジン技術の発達、装甲材質の強度向上と軽量化技術の発達で、重戦車としての攻撃力、防御力を持ちつつも中戦車並みの機動力を併せ持つことが可能となり、主力戦車(MBT)として、かつての中・重戦車を統合する存在として汎用的に使われるようになった。さらに戦後の主力戦車も第3世代にいたると、重量は50-60tもしくはそれ以上に達するようになり、車体規模においても大戦期の重戦車にほぼ匹敵するようになった(ドイツ連邦軍が運用するレオパルト2A6/A7ロシア連邦軍T-90AT-14アメリカ軍M1エイブラムスA2/A2Cイギリス軍チャレンジャー2などはそれらの国が大戦中及び大戦後の冷戦初期に製造した重戦車と同等か上回る重量である)。

主な重戦車

注釈

  1. ^ 日本陸軍における重戦車は多砲塔戦車と同義であり、「フルスペックの戦車」という意味合いが強かった[1]また、1937年以降の日本陸軍では重戦車の価値が低下しており、軽戦車の補助的な立ち位置から、堅陣突破用の兵器へ役割を変え、細々と研究が行われていたが、重戦車を改造した自走砲(ジロ車)に役割を譲る形で1940年までに形骸化した[2]
  1. ^ 古峰文三ほか『日の丸の轍』ワンパブリッシング、7-8ページ
  2. ^ 『日本の重戦車』カマド、99-101ページ

重戦車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/22 15:41 UTC 版)

アサルト」の記事における「重戦車」の解説

後半ステージでは殆どの重戦車の耐久力上昇している。 5型司令戦車ミサイル搭載戦車。 見つけると停止しミサイルを4発撃ってくる。このミサイル自機追尾してくる。大型の中では最も耐久力が低い。800点。 6型戦車駆逐戦車。 見つけると大型破壊不能弾を縦に連射してくる。ただし、狙っているわけではない1500点。 7型A戦車主力戦車。 2発のミサイル破壊可能弾を交互に撃ってくる。画面外から撃ってくることもある。2500点。 7型B戦車 見つけると扇状破壊可能な弾をばらまいてくる。後半破壊不能な弾をばらまくタイプ登場する2500点。

※この「重戦車」の解説は、「アサルト」の解説の一部です。
「重戦車」を含む「アサルト」の記事については、「アサルト」の概要を参照ください。

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