火砲とは? わかりやすく解説

か‐ほう〔クワハウ〕【火砲】

読み方:かほう

大砲など、比較口径大き火器


大砲

(火砲 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/22 08:12 UTC 版)

大砲(たいほう)は、火薬の燃焼力を用いて砲弾を高速で発射し、砲弾の運動量または砲弾自体の化学的な爆発によって敵および構造物を破壊・殺傷する兵器の総称。火砲かほうほうとも称す。


注釈

  1. ^ 城郭や軍船などの構造物を破壊する目的で登場したが、近世江戸期になると砲術家が技能を誇示するために用いた[3]
  2. ^ 大友興廃記』天正4年(1576年)の記述として、南蛮から石火矢を得て悦び、「国崩し」と名付けたと記述があり、天正14年(1586年)の薩摩との戦いにおいて使用され、大きな威力を発揮したとされる[6]
  3. ^ 砲全般の分類や用語そのものが曖昧で、厳密な分類は非常に困難。同じ用語でも国や時代によって語義やその範囲が異なることもある。また、日本語には紛らわしい和訳や造語が多いので注意を要する。例として、英語の"cannon(キャノン)"は全ての火砲を包括する名詞だが、大日本帝国陸軍において「加農(カノン砲)」とは長砲身砲を指す(帝国陸軍はドイツ式に範をとったため、ドイツ語の"kanone"に由来)。また、「榴弾」は弾種を指す用語でほぼ全ての火砲(砲種)で使用する砲弾だが、「榴弾砲」として砲自体の名称に用いられる。
  4. ^ ただし、製作したものは今日の分類においては迫撃砲に当たる。

出典

  1. ^ マクニール 2002, p. 114.
  2. ^ マクニール 2002, p. 117.
  3. ^ 『テーマ展 武装 -大阪城天守閣収蔵武具展-』 大阪城天守閣特別事業委員会 2007年 p.76
  4. ^ マクニール 2002, p. 120.
  5. ^ マクニール 2002, p. 121.
  6. ^ 菊池, 俊彦 『図譜 江戸時代の技術 下』恒和出版、1988年、544頁。ISBN 4-87536-060-6 
  7. ^ 『歴史を動かした兵器・武器の凄い話』河出書房新社〈KAWADE夢文庫〉、2013年、133頁。ISBN 978-4-309-49884-3 
  8. ^ a b 貝塚 1970, p. 50.
  9. ^ 貝塚 1970, p. 49.
  10. ^ 貝塚 1970, p. 51.
  11. ^ a b 貝塚 1970, p. 52.
  12. ^ ダイアプレス 2009, p. 72.
  13. ^ 荒木 2012, p. 79.
  14. ^ ダイアプレス 2009, p. 73.
  15. ^ 「ワイド特集『文春砲』って何だ?」『週刊文春』2016年12月1日号
  16. ^ 有井太郎 (2016年3月11日). “『週刊文春』編集長が明かした、列島を揺るがす「文春砲」の神髄”. 週刊ダイヤモンド (ダイヤモンド社). http://diamond.jp/articles/-/87743 2016年6月28日閲覧。 


「大砲」の続きの解説一覧

火砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 04:56 UTC 版)

ローデシア軍」の記事における「火砲」の解説

81mm迫撃砲 L16 B-10無反動砲 - 鹵獲品使用された。 QF 25ポンド砲 オート・メラーラMod56 105mm榴弾砲

※この「火砲」の解説は、「ローデシア軍」の解説の一部です。
「火砲」を含む「ローデシア軍」の記事については、「ローデシア軍」の概要を参照ください。


火砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 22:59 UTC 版)

有効射程」の記事における「火砲」の解説

火砲と呼ばれる大砲などの砲腔兵器は、2010年現在でもほとんどが無誘導砲弾使用しており、これらの有効射程弾幕散布密度砲弾種と発射薬使用量砲弾飛翔距離、飛翔時間コリオリの力炸薬危害半径砲身バレル磨耗度合い砲身温度砲身歪み砲座地盤硬さ天候砲弾飛翔高度に応じた風向風速気温湿度地図の図法測量精度友軍からの情報伝達速度予測精度標的硬軟標的大小密集度、移動速度射線修正速度砲弾装填速度などによって左右されるまた、弾着観測所の配置状況によって有効射程変化する徹甲弾AP弾 上記の要素に加えて侵徹長が重要な要素となる。弾着点材質によって侵徹長は異な榴弾HE弾 上記の要素に加えて榴弾威力圏が重要な要素となる。目標種別によって威力圏は異な

※この「火砲」の解説は、「有効射程」の解説の一部です。
「火砲」を含む「有効射程」の記事については、「有効射程」の概要を参照ください。


火砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 21:11 UTC 版)

K2 (戦車)」の記事における「火砲」の解説

K2搭載され火器は、韓国のヒュンダイWIA社が生産したCN08 55口径120mm滑腔砲1門。開発初期にはラインメタルRh120-L55の実験データ参考にしたが、主砲ヒュンダイWIAADD (国防科学研究所)が独自開発した。、7.62mm同軸機銃1門、砲塔上に車長操作するK-6 12.7mm機銃1門が装備されている。 主砲への砲弾装填自動化されており、砲塔後部の仕切られ区画諸外国自動装填装置参考に開発されベルト式の自動装填装置がある。そのため装填手は搭乗しない。主砲弾は自動装填装置内の弾倉16発、残り24発が車内の計40発を、砲塔上の12.7mm重機関銃弾薬は計3,200発、また主砲同軸7.62mm機関銃弾薬は計12,000搭載しているという。 砲塔電気モーター稼働するまた、ドイツディール社との共同で主砲発射型の誘導砲弾開発中であり、戦車の上部面及び隠掩蔽された目標に対しトップアタックにより撃破することが可能となるとされている

※この「火砲」の解説は、「K2 (戦車)」の解説の一部です。
「火砲」を含む「K2 (戦車)」の記事については、「K2 (戦車)」の概要を参照ください。


火砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 04:32 UTC 版)

軍事技術」の記事における「火砲」の解説

初期の火砲は木材鉄材を箍を使って円筒形組み立てた惰弱な構造であり、射程100メートル程度命数数発であった15世紀になると青銅用いた火砲が開発され砲弾石材でなく鉄材用いられるようになった産業革命以後工作技術の向上鉄製砲の開発、また小銃と同様腔線付加し弾帯によってガス漏れ防止が行われ、射程安全性発展させた。

※この「火砲」の解説は、「軍事技術」の解説の一部です。
「火砲」を含む「軍事技術」の記事については、「軍事技術」の概要を参照ください。


火砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 05:04 UTC 版)

フィリピン軍」の記事における「火砲」の解説

重砲としてはソルタムM71 155mm榴弾砲 7門とM114 155mm榴弾砲 8門を保有する軽砲としてはM101 105mm榴弾砲 150門、M102 105mm榴弾砲 24門、山砲としてオート・メラーラMod56 105mm榴弾砲 120門を保有する。また重迫撃砲として、M30 107mm迫撃砲 70門を保有する

※この「火砲」の解説は、「フィリピン軍」の解説の一部です。
「火砲」を含む「フィリピン軍」の記事については、「フィリピン軍」の概要を参照ください。


火砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 09:50 UTC 版)

ルクレール」の記事における「火砲」の解説

ルクレール搭載される火砲は、主砲F1呼ばれる52口径比120mm滑腔砲1門、H2HB 12.7mm同軸機銃1門、砲塔上のANF1 7.62mm対空機銃1門となる。アラブ首長国連邦陸軍用のトロピック・ルクレールでは、この機銃車長操作するFN MAG 7.62mmリモコン機銃1門となる。この52口径砲は、西側戦車で最も普及しているラインメタルの120mm44口径砲に比し砲身長くその分砲弾与えられるエネルギー大きい。ただし、現在ではこれより長いラインメタルの120mm55口径砲が一部戦車採用されている。 主砲弾は、OFL120F1と呼ばれるタングステン弾芯のAPFSDS、OECC120F1と呼ばれる多目的対戦車榴弾、OE120F1と呼ばれる榴弾など。砲塔後部の仕切られ区画ベルト式の自動装填装置持ち砲手装填スイッチを押す指定された砲弾装置選別し主砲装填する装置への給弾は砲塔後部の給弾用扉を開けて行う。給弾時に装置のどの部分にどの砲弾を給弾したかは端末入力制御用のコンピュータ記録し装填時の砲弾選別利用される主砲弾は自動装填装置内のベルト弾倉に即用弾22発、操縦手右側にあるドラム弾薬予備弾18発が納められており、計40発を搭載している。主砲同軸12.7mm重機関銃弾薬は計950発を搭載するレーザー測距儀暗視装置使って正確な射撃ができるようになっており、砲が安定化されているため行進間射撃時の命中精度も高い。車長通常車長視察装置使った索敵と次目標指定などを行うが、砲手優先して直接射撃操作を行うことも可能。そのため、視察装置動かコントローラー砲手共通のデザインで、直接射撃する時の操作の方法も共通である時速40kmで動きながらの距離3,000mの動目標に対して行進間射撃において初弾命中率95%の精度であったまた、一分以内に6目標同時に追尾攻撃することが可能であるそのため、M1A1 エイブラムス越え攻撃能力を持つと言われ世界最高水準性能実現している。 12.7mm同軸機銃 ANF1 7.62mm対空機銃

※この「火砲」の解説は、「ルクレール」の解説の一部です。
「火砲」を含む「ルクレール」の記事については、「ルクレール」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「火砲」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

火砲

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 12:29 UTC 版)

名詞

  (かほう)

  1. 大砲の別称。

発音(?)

か↘ほー か↗ほー

「火砲」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「火砲」の関連用語

火砲のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



火砲のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大砲 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのローデシア軍 (改訂履歴)、有効射程 (改訂履歴)、K2 (戦車) (改訂履歴)、軍事技術 (改訂履歴)、フィリピン軍 (改訂履歴)、ルクレール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの火砲 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2022 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2022 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2022 GRAS Group, Inc.RSS