装甲兵員輸送車
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装甲兵員輸送車(そうこうへいいんゆそうしゃ、Armored Personnel Carrier, APC)は、車内に人員を乗せて走行する軍用車両。歩兵を載せることが多いため装甲兵員輸送車と訳されるが、民間人を乗せることもあることや原語のPersonnelから、装甲人員輸送車と訳されることもある。類似する歩兵戦闘車(IFV)が積極的な戦闘参加を想定している事に対し、装甲兵員輸送車(APC)はあくまで輸送が主任務である。
- 1 装甲兵員輸送車とは
- 2 装甲兵員輸送車の概要
- 3 概要
- 4 主な兵員輸送車
- 5 脚注
装甲兵員輸送車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/16 01:13 UTC 版)
装甲兵員輸送車は戦場と後方との間、歩兵を運ぶための車両である。自ら積極的な戦闘は避けるが、攻撃を受けた場合の自衛的な兵器として機関銃やミサイル、擲弾発射機がPintle mountのような比較的簡易な形で装備される。20世紀末からは5.56mm、7.62mm、12.7mm程度の機関銃や40mm自動擲弾発射機などを備える遠隔操作式兵器ステーション(RWS)のような形態の自衛火器も搭載されるようになっている。
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装甲兵員輸送車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 08:42 UTC 版)
「朝鮮人民軍の兵器一覧」の記事における「装甲兵員輸送車」の解説
MT-LB BTR-40 BTR-50 VTT-323(英語版) - 中国製63式装甲兵員輸送車を北朝鮮で国産化した装軌式装甲車で、米軍の呼称はM1973。KPV 14.5mm機関銃2丁、PKT 7.62mm機関銃1丁、9K34対空ミサイル4本を装備した砲塔を搭載、APCの中でもかなり重武装。対戦車ミサイル装備型(AT-3の4連装発射機を装備)、ロケットランチャー装備型などの派生型もある。PT-85戦車の原型になる。 K-61 - ソ連製装軌式装甲車。舟形の開放式の車体で、水陸両用。 新型装軌式車両 - 2017年頃に試射が行われた超大型放射砲を写した映像で、発射機の車体部分に使用されていることが確認された米軍のM270 MLRSに類似した装軌式の装甲輸送車。その時はKN-25と後に命名される超大型放射砲の車体のみ確認されていたが、2020年10月の軍事パレードでは金星3型地対艦ミサイルの8連装発射機を搭載する車両としても登場。サイズがM270 MLRSよりもひと回り大きく、ライト周りも違うなどの差異が見られるため、模倣生産と思われる。なお、一部はMGM-140 ATACMSに類似した新型精密誘導弾の搭載車にも使われている。
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装甲兵員輸送車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/09 03:38 UTC 版)
1個分隊の歩兵を搭乗させることが可能であり、武装は機関銃あるいは自動擲弾発射機のみ。
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装甲兵員輸送車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 09:07 UTC 版)
装甲兵員輸送車(APC)は歩兵部隊の移動能力を飛躍的に向上させ、機動力を高める。特に戦車部隊などと連携するときなど、長距離を高速で移動する際には、戦車の速度を損なわずに全体として同時に移動することができ、作戦運用上非常に効率的である。
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