内訳とは?

うち‐わけ【内訳】

金銭総額物品総量に対し、その内容を項目別に書き記すこと。明細。「部門別支出の内訳」


うち‐わけ【内訳・内分】

〔名〕

事の次第事情

歌舞伎彩入御伽草(1808)皿屋敷の場「身共受取り帰らねば、役目の表が済みませぬ。この内訳(ウチワケ)、承(うけたま)はりたい」

金銭総額物品総量に対し、その内容を項目別に細かに分けたもの。明細

米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「平均数の内訳は、北部にては五万五百五十弗(ドル)にてなり」


明細書

(内訳 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/08 15:51 UTC 版)

明細書 (めいさい-しょ[注 1]、または、めいさい-がき[注 2] ) とは、内容を細かく記すること。また、細かく記した書類。


  1. ^ めいさいしょ の記述は、日本財政経済史料-九:戸口之部,武家,宝暦一三年(1763) 八月「諸向より分限帳懸りへ差出候明細書」や英和商業新辞彙(1904、田中、中川、伊丹) 「Specification 明細書 - 説明書、質問に答ふる場合とか或は製品に関する説をなした書類を云ふ」とある。さらに『邯鄲』(1950、三島由紀夫) で「会社の資本金と僕個人の資産との明細書」などがある
  2. ^ めいさいがきは、改正増補和訳英辞書(1869「Muster-roll 明細書 (メイサイガキ) 軍勢ノ目録」、道草(1915、夏目漱石) 二〇「彼は未だ曾て月末に君の手から支出の明細書(メイサイガキ)を突き付られた例がなかった」などがある。
  3. ^ 仮名草子、智恵鑑(1660) |三.一三で「色々せんぎし拷問をくはへ給へば、 一々めいさいにぞしれける」、また書言字考節用集(1717)九で「明細 メイサイ 微細義全」、黄表紙・江戸生艶気棒焼(1785)上で「ことめいさいめいさい。かみ代はんこうだいにおよばず、ただじゃ」、古道大意 (1815)上で「古き書物をば、悉く御集めなされ、夫を明細に御吟味あって」、『日本人のへそ』(1969、井上ひさし) 一幕,一七で「お給料の明細をガラス張りにしてほしいわね」などの記述がある。
  4. ^ 『米欧回覧実記』(1877、久米邦武) 一.二で「平均教数の内訳は、北部にては五万五百五十弗(ドル)にてなり」や『浮雲』(1887-89、二葉亭四迷) 三, 二八「支度に費(つか)った金額の総計から内訳まで細々(こまごま)と計算をして」といった記述がある。
  5. ^ 和英語林集成(再版) (1872)に 「ハジラトワネバー リガ ワカラヌカラ uchiwakete (ウチ ワケート)ハナス」、落語 , 花見趣向 (1897、四代目橘家円像)で「左様な身に大望の有るお方かへ。内訳 (ウチワケ)て某(それがし)にまでお話し下さい」などがある。


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