マクロ‐きのう【マクロ機能】
読み方:まくろきのう
マクロ
【英】macro
マクロとは、アプリケーションソフトでよく用いる操作手順をセットにして登録しておき、任意に呼び出して実行させることができる機能のことである。
マクロ機能を用いて複数の手順をセットで登録することにより、入力作業量を減らし、同時に誤操作を減らすことができる。ワープロソフトや表計算ソフトなどの多くがマクロ機能を備えている。
マクロを行う方法には、主にキーボードマクロを用いる方法とマクロ言語を用いる方法がある。
キーボードマクロを用いる方法では、記録開始~記録終了までの間に行ったキーボードやマウスからの入力作業を記憶させて、繰り返させることができる。キーボードマクロには、手順の登録が直感的で簡単であるというメリットがある。
また、マクロ言語を用いた方法では、プログラミングによって記述された処理手順を呼び出して実行する。プログラミング言語を扱うためキーボードマクロに比べて難易度が高いが、キーボード操作では再現できない操作も登録することができるなど、より柔軟なマクロの操作が可能となっている。
マクロ機能を持ったアプリケーションソフトには、マクロ言語の開発環境や動作環境が用意されている。作成されたプログラムは文書ファイルに他のデータと一緒に保存される。マクロ言語はアプリケーションによって異なるが、同じメーカーのアプリケーションでは、基本的な仕様が統一されている場合もある。
なお、マクロの機能を悪用して生まれたコンピューターウィルスが、マクロウイルスである。
マクロ
マクロ機能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:07 UTC 版)
FreeCADのマクロ機能は一連のGUI操作を記録してスクリプト化をする。マクロ言語としてはスクリプト言語Pythonを採用している。よく利用する機能をあらかじめテキストエディタでスクリプトに記述し、それをインタープリタにて実行することも可能である。
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