lol
「lol」とは・「lol」の意味
「lol」とは、SNSやオンラインゲームゲームなどで積極的に使用されるインターネットスラングであり、文章上で笑っていることを表現するために用いる言葉だ。日本でよく使用される、「(笑)」「www」「草」に相当する。日本でも、笑うことを示すためにlolが使用されることはある。しかし、「(笑)」「www」「草」ほど一般的に浸透しているわけではない。lolは、「大声で笑う」という意味を持つ言葉だ。ただ、実際に声を出して笑っていない場合でも、笑えるという意図を伝えるためにlolが使用されることは非常に多い。また、楽しい、面白いといった感情がない場合でも、その場を凌ぐためにlolが使用されることもある。lolは、笑えることがあったことを伝える文章の、最後に置く形が多い。また、相手の言葉に対して、言葉ではないリアクションをする際に、lolのみを使用するパターンも少なくない。リアクションに使用するlolは、基本的には笑えるという意味だが、状況に応じて意味が大きく異なる場合がある。親しい相手から、些細な不幸があったと伝えられた場合、驚嘆の意味でlolを使用することは珍しくない。また、相手がつまらない内容を伝えてきた際に、単純に笑うのではなく、苦笑の意味合いでlolを使用することも多い。
lolは、悲しいことがあった際にも使用される。自ら使用する場合、文章の最後に置くことで、自嘲的な意味合いとなる。相手から、悲しいことがあったと伝えられた時のリアクションでは、驚嘆や軽い同情などの意味合いとして使用される。ただ、あくまでもlolは、笑えるという意味が根底にある。そのため、誰かが亡くなった時のように、心の底から悲しい場面では使用しない。
lolは、あくまでもインターネットスラングであるため、基本的にはビジネスシーンでは用いない。日本のビジネスシーンで「(笑)」「www」「草」を使用するのと同じように、ビジネスマナーがなっていないという印象を与えかねないからだ。ただ、気心知れたビジネスパートナーが相手で、なおかつ社交辞令的な笑いの表現では長たらしくなってしまう場合に、lolが使用されることはある。
lolは、ゲームでも使用されることが多い。特に、Apexやヴァロラントのような、プレイヤー同士のコミュニケーションが重要となるオンラインゲームでは、lolが使用される頻度が高い。チームメンバーの冗談に笑う時や、面白いバグが発生した時など、使用される場面は様々である。また、メンバーの些細なミスを笑って許す時に、lolが使用されることもある。
ただ、オンラインゲームにおけるlolは、必ずしも良い意味で使用されるとは限らない。相手を不快にさせることを目的とした、いわゆる煽り行為で使用されることもある。よくあるのは、対戦ゲームの終了間際で、勝者が敗者に対してlolとコメントするパターンだ。本来「good game」などのコメントで、お互いねぎらい合うところ、lolコメントが連続投稿された場合、ほぼ確実に煽り行為である。また、「お前は弱い」「雑魚」といったコメントに、lolが添えられることも多い。
さらに、相手をイライラさせて、雑なプレイをさせるために、攻撃が当たったり、キャラクターを倒したりするタイミングで、lolというメッセージを送るパターンもある。もちろん、対戦ゲームで敵同士だったとしても、良い意味でlolが使用されることはある。よって、状況に応じて、煽り行為かそうでないのかを見極めることが重要だ。
また、lolは、ゲームタイトルである「リーグ・オブ・レジェンド(league of legends)」を指す場合もある。10人のプレイヤーが5人ずつのチームに分かれて、対戦をするゲームだ。「league of legends」を略して、「lol」となる。多くの場合、アルファベットの大文字を使用して、「LoL」あるいは「LOL」と表記される。そのため、笑えることを意味するlolと区別することは容易である。
「lol」の読み方
「lol」は、「エルオーエル」と、アルファベット読みするのが一般的だ。また、単語として「ロル」と読む場合もある。さらに、「嘲笑」を意味する単語「lawl」の読みを使って、「ラウル」と読まれることも少なくない。lolはあくまでもインターネットスラングであるので、正しい読み方は存在せず、どのような読み方を使用しても間違いではない。「lol」の語源・由来
「lol」は、「大声で笑う」という意味の「laugh out loud」または「laughing out loud」が語源である。単語の頭文字を取って、「lol」となっている。また、「数多くの笑い声」を意味する「lots of laughs」が語源とされる場合もある。lolという表記自体は、古い時代から使用されていた。ただ、そのlolは、「小柄な老女」を指す「little old lady」や、「幸運を祈る」という意味の「lots of luck」など、古い表現を略した形であった。笑うことを意味するlolは、1980年のネットニュースで使用されたというのが、最古の記録である。そして、ネットニュースから世間に浸透し、インターネットスラングとして定着した可能性が高い。「lol」の熟語・言い回し
lolサプライズとは
lolサプライズとは、アメリカの会社であるMGAエンターテインメントが、2016年から製造販売している玩具シリーズである。日本では、株式会社タカラトミーが販売代理を担っている。lolサプライズのlolは、「ちょい悪ベイビー」を意味する「little outrageous little」を略したものだ。大きな目が特徴的な人形と、その人形に装着する衣装やアイテムがメインとなっている。
パッケージはブラインドタイプであり、どの人形やアイテムが入っているのかは、開封してみないとわからない。いわゆるサプライズトイに分類される玩具である。また、人形は水に濡らすと、色が変わったり、涙を流したりするなど、ランダムでギミックが備わっている。サプライズトイであることと、ギミックがサプライズ要素になっていることで、名前にサプライズが使用されている。
そのようなサプライズ要素も相まって、lolサプライズは2017年にアメリカでもっとも売れた玩具となった。そして、2018年の時点で、世界で5億体売れたという記録を打ち立てた。さらに、TVアニメ化や映画化もされるなど、メディアを巻き込んで展開しているシリーズとなっている。
lol用語とは
「lol用語」とは、ゲームタイトルであるリーグ・オブ・レジェンド内で使用される用語のことである。基本的には、ゲーム内の専門用語を短縮したものを指す。ゲーム内で「通常攻撃」と表示されるものは、lol用語では「AA」となり、「魔法防御」は「MR」となる。そのように、ゲーム内のキャラクター動作やアイテム、ステータスに関する用語には、ひと通りlol用語が割り振られている。また、「ゲーム放棄」を意味する「afk」や、「降参」という意味の「ff」など、プレイヤーの行動に関するlol用語もある。そういったlol用語は、日本人相手にのみ通じるものと、外国人相手でも使用できるものに分かれる。
「lol」の使い方・例文
「lol」は、文章の最後に置くのが基本の形である。面白くて笑えるという意味合いであれば、「It seems that he went to school in his pajamas yesterday. lol(彼は昨日寝巻のままで学校に行ったらしい笑)」「I ran into a friend in real life on the internet. lol(インターネットで現実の友達に出くわしたwww)」といった形で使用する。悲しい意味の場合は、「My bread in my hand was stolen by a kite. lol(手に持っていたパンをトンビに取られた笑)」のような例文となる。また、lolは、「大笑いする」という意味の動詞として使用することも可能だ。例文にすると、「he loled when he looked my face(彼は私の顔を見て大笑いした)」といった形だ。リアクションとして使用する場合のlolは、文章の形にすることは少ない。「Look! The dog in this photo has eyebrows(見て!この写真の犬に眉毛がある)」「I put salt in my coffee instead of sugar(コーヒーに砂糖ではなく塩を入れてしまった)」のような表現に対して、ただ「lol(笑)」「lol(苦笑)」と返すのが基本である。
日本語の表現の中でlolを用いるのであれば、「今日可愛い双子の赤ちゃんを見たlol」「お気に入りの靴下に穴が開いたlol」のように、「笑」や「www」と同様に使用する。
日本語のインターネットスラングでは、笑っているという意味を強めるために、「笑笑笑」「wwwwww」「草草草」という風に、同じ文字を連続して使用することがある。lolも同様に、連続使用することが可能だ。lolの場合は、「lolololol」という風に、「l」と「o」を繰り返し並べるパターンと、「loooool」のように、「o」だけを増やすパターンがある。それらを用いて例文を作ると、「My dog sleeps funny! lolololol(私の犬の寝相が面白い笑笑笑)」「I was wearing my T-shirt inside out all day today. loooool(今日1日中、Tシャツを表裏逆で着てたwwwwww)」となる。
LoL
「LoL」とは、世界大会も開催されていることで有名なオンライン対戦アクションゲーム「League of legends(リーグ・オブ・レジェンド)」の略称である。MOBAと呼ばれるジャンルを代表するタイトルであり、世界で最もプレイヤー人口の多いPCゲームのひとつとされる。
ちなみに「MOBA」は「Multi-player Online Battle Arena(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)」の略であり、複数名のプレイヤーキャラクターがチームを編成して敵チームと対戦するタイプのゲームである。
「League of legends」というタイトルの意味は「レジェンド(伝説的英雄)たちの同盟(またはリーグ戦)」といったところであろう。なお、「LoL」の日本語化タイトルは「リーグ・オブ・レジェンド」であるが、中国語版のタイトルは「英雄联盟(英雄連盟)」である。
「LOL」は、「大爆笑」を意味する英語圏のインターネットスラングでもある。これは「laughing out loud(声出してワロタ)」の略である。すべて大文字で「LOL」またはすべて小文字で「lol」と表記されることが多い。「LOL」がどちらの意味で使われているかは、ひとえに文脈による。YouTubeのコメントで一言「lol」とだけ書かれているような場合は十中八九「大笑い」(「笑」「草」「wwww」)の意味である。
lol
lolとは、英語圏でよく利用されているインターネットスラングで、「大笑い」を意味する表現である。
lolをさらに強調した表現として「lololol」と連続させたり、「笑い転げた」を意味する「ROFL」(rolling on the floor laughing)のような表現を用いることもある。文脈によっては「笑い」とは異なる意味の場合もある。
lolに相当する日本語のインターネットスラングとして、「(笑)」や「w」などを挙げることができる。
参照リンク
Wiktionary:lol - (英語)
LOL
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/31 10:36 UTC 版)
LOL または lol は、laugh(ing) out loud(大きな笑い声)[1][2][3]またはlots of laughs(多くの笑い声)[4][5][6]の頭字語であり、(特に英語圏で)よく使われるインターネットスラングの一つである。日本語における「(笑)」に相当する。元々はネットニュースで使われていた物であるが、後に他の形式のコンピュータを介したコミュニケーション(CMC)や対面のコミュニケーションでも用いられるようになった。
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LOL!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/07 21:53 UTC 版)
「LOL!」(エル・オー・エル)は日本のポップ歌手・黒木メイサの楽曲である。彼女の3枚目のシングルとして、2010年10月6日にgr8!recordsより発売された。カミカオルにより作詞され、JUNEによって作曲された本作は、音楽的にはダンスミュージックとされる。また、黒木がラップに初挑戦している[2]。
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LOL
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:34 UTC 版)
「Bon Voyage (倖田來未のアルバム)」の記事における「LOL」の解説
タイトルは「LOL」(=Laughing Out Loud)の略語で、海外で通訳すると「“(笑)”」を意味するという。
※この「LOL」の解説は、「Bon Voyage (倖田來未のアルバム)」の解説の一部です。
「LOL」を含む「Bon Voyage (倖田來未のアルバム)」の記事については、「Bon Voyage (倖田來未のアルバム)」の概要を参照ください。
「lol」の例文・使い方・用例・文例
- >philologist.
- Melolonthidae属
固有名詞の分類
- LOLのページへのリンク