アイ‐アール‐シー【IRC】
IRC
正式名称:Internet Relay Chat
リアルタイムチャットシステム。インターネットを介して、多人数が同時に双方向のコミュニケーションを手軽に行える。
チャンネルと呼ばれる仮想的な通信路上に複数のユーザーが接続し、テキストによる会話を行う。チャンネルはユーザーが自由に作成できる。サーバー同士がリンクしてIRCネットワークが形成され、異なるIRCサーバーに接続しているユーザー同士が会話を行うことも可能。
国境を越えてリアルタイムに話し合うことができるため、オープンソースソフトウェア開発者に愛好者が多く、日常的な会話を交わす中で開発のアイディアを話し合うなど、形式ばらないコミュニケーションを交わすことができる。定期的にIRC上でオンライン会議を開催するオープンソースプロジェクトも多く、国際的なサロンの役割を果たしている。
関連見出し
コミュニティ
メーリングリスト
関連URL
RFC2810(http://www.ietf.org/rfc/rfc2810.txt)
RFC2811(http://www.ietf.org/rfc/rfc2811.txt)
RFC2812(http://www.ietf.org/rfc/rfc2812.txt)
RFC2813(http://www.ietf.org/rfc/rfc2813.txt)
IRC
読み方:アイアールシー
IRCとは、インターネット上で専用サーバーを介して行うチャットのシステムのことである。
IRCはチャット専用ソフトを使い、サーバーを通じてチャットルームと呼ばれる場所に入室し、そこでユーザー同士やりとりを行う。
IRCはメッセージを直接やりとりする形式のため、Webブラウザを使用するチャットと比べて転送速度が速いのが利点として挙げられる。また、テキストだけでなくファイルの送受信も可能となっている。
IRCのサーバーは日本含め世界中に存在し、個人のグループ用に独立して運営しているサーバーもある。
参照リンク
IRC普及委員会
IRC.org - (英語)
Internet Relay Chat
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/09 14:10 UTC 版)
Internet Relay Chat(インターネット・リレー・チャット、略称 : IRC)とは、サーバを介してクライアントとクライアントが会話をする枠組みの名称である。インスタントメッセンジャーのプロトコルの一つに分類される。また、これに基づいて実装されるソフトをIRCクライアントと呼び、しばし略してクライアントもIRCと呼ばれる事がある。文章のみをやり取りして会話を行い、DCCなどを利用することでファイル転送も対応する。
注釈
出典
- 1 Internet Relay Chatとは
- 2 Internet Relay Chatの概要
- 3 歴史
- 4 仕様
- 5 脚注
「Internet relay chat」の例文・使い方・用例・文例
- Internet_Relay_Chatのページへのリンク