媒体アクセス制御
別名:メディアアクセス制御
【英】Media Access Control
媒体アクセス制御とは、LANなどで利用されるデータ伝送技術で、単位データ(フレーム)の送受信方法やその形式、あるいは誤り検出などの技術のことである。OSI基本参照モデルにおいては第2層(データリンク層)に属し、より第1層に近い下位副層として規定されている。
媒体アクセス制御はいくつかの種類に分類される。例えばイーサネット(Ethernet)に用いられる方式はCSMA/CDと呼ばれ、キャリアの検出とデータが衝突した際の再送動作が規定されている。あるいはトークンリングやFDDI(Fiber-Distributed Data Interface)などに用いられる方式はトークン・パッシング方式と呼ばれ、トークンと呼ばれる独特のフレームの送信方法などが規定されている。
媒体アクセス制御
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 20:06 UTC 版)
媒体アクセス制御(英: Medium Access Control、MAC)またはメディアアクセス制御(英: Media Access Control、MAC)とは、IEEE 802においてOSI参照モデルの第2層にあたるデータリンク層の一部(副層)を成す通信プロトコルである。MACフレームは、イーサネットおよびWi-Fiローカルエリアネットワークでの伝送の基本単位である[1]。
- 1 媒体アクセス制御とは
- 2 媒体アクセス制御の概要
- 3 概要
- 4 有線ネットワークでのパケット通信多元接続プロトコルの例
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