むせん‐つうしん【無線通信】
無線通信
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無線通信(むせんつうしん、英: wireless communication)は、主に電波を利用して行う電気通信のことである[1]。しばしば短縮して「無線」と呼ばれる。電波を用いる無線通信に対して、伝送路としてケーブル等を用いる通信は有線通信と呼ぶ。
注釈
- ^ 逓信省通信技師。日本で蓄電器用パラフィン紙製造技術を実用化
出典
- ^ 日本国語大辞典, ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,デジタル大辞泉,世界大百科事典 第2版,日本大百科全書(ニッポニカ),精選版. “無線通信とは”. コトバンク. 2021年2月5日閲覧。
- ^ Marine Engineering Apr.1900 Aldrich & Donaldson p173
- ^ C. S. Franklin "Short-Wave Directional Wireless Telegraphy" The Wireless World and radio review May 20,1922 The official organ of the wireless society of London p221
- ^ 『日本放送史』1951年版 日本放送協会 pp16-17
- ^ Guglielmo Marconi "Radio Communications" Journal of the Royal Society of ArtsVol.73 - No.3762 Dec.26,1924 pp125-126
- ^ 丸毛登 "大西洋横断無線電話" 『無線』 1924.1 逓信省無線倶楽部 p11
- ^ G.C.B.Rowe 「"Hello London!" "Are you there, New York?"」 Radio News Mar.1927 Experimenter Publishing Company p1048
- ^ "Broadcasting Complete American Programs to All England" Radio BroadcastVol4 March1924 Doubleday Doran Inc. pp359-364
- ^ "WIRELESS TELEPHONY FROM ENGLAND TO AUSTRALIA" The Brisbane Courier June 4,1924 p7
- ^ "Telephony on 18 centimetres" Wireless World Apr.15,1931 p393
- ^ "小型反射器を使った超短波ラヂオ =英国の新しい試み=" 『読売新聞』 1934年(昭和9年)5月8日 朝刊p4
- ^ "MARCONI INITIATES NEW RADIOPHONE: The First Ultrashort Wave System Links Vatican and Papal Summer Home" The New York Times Feb.12,1933 p24
- ^ 二上英朗『ふくしま文庫39 原町無線塔物語』
- ^ 山村武彦「関東大震災のちょっといい話/震災直後から全世界に発信し続けた富岡無線局」
- ^ 片寄洋一「関東大震災と無線電信(磐城無線電信局富岡局の活躍) (PDF) 」
- ^ 米村嘉一郎「電波界50年」(連載「思い出の記」第11回)『電波時報』1959年9月号
- ^ 米村嘉一郎「電波界50年」(連載「思い出の記」第12回)『電波時報』1959年10月号
無線通信
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 15:31 UTC 版)
「メタルギア ライジング リベンジェンス」の記事における「無線通信」の解説
過去のメタルギアシリーズと同様、SELECTボタンを押すことで登場人物との無線通信を行うことができる。今作では登場人物との無線通信の他に、カスタマイズやVRミッションの項目がある。 なお、無線画面からカスタマイズ及びVRミッション実行後は、最後にセーブしたチェックポイントまで戻されてしまう。
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無線通信
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 00:07 UTC 版)
無線通信ではコンパンダと呼ばれるノイズリダクションが使われる。コンパンダはコンプレッサとエキスパンダのかばん語である。送信機で音声信号のダイナミックレンジを圧縮しておき、受信機では伸長して元のダイナミックレンジに戻す。こうすることで聴感上のS/Nが改善される。ラジオ放送などでは帯域の狭さをカバーするための処理があり「プリエンファシス」と言う。
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無線通信
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/01 23:00 UTC 版)
無線通信においては、「傍受」とは、積極的意思をもって、自己に宛てられていない無線通信を受信することである。これは、無線通信の当事者のいずれの同意も得ないで他人間の無線通信を受信することであり、「盗聴」とは法的にも区別されている。例えば日本の電波法の下では、無線通信を傍受しただけでは、即、違法とはならない。ただし、第三者に内容等を漏洩したり、窃用(せつよう。通信内容を自己または第三者の利益のために利用すること)したりした場合は罪となる。実際にJRの鉄道無線を傍受し録音した内容を一般公開した人が書類送検された事例もある。これに対し、一般の電話の聴取(有線電気通信法第9条、電気通信事業法第4条参照)や、盗聴器による聴取は違法となりえる。
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無線通信
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遠洋で操業される漁船では、その特性上短波による無線通信が主流である。母港を管轄する漁業無線局に所属し、漁業通信を行っている。通信には、主に中短波帯~短波帯を利用した、無線電話、モールス符号やラジオテレタイプを利用した無線電信が用いられる。 日本国内の漁業無線局では2014年現在でも、一部でモールス符号を用いた通信が行われている。諸外国では、日本以上に広くモールス通信が利用されている。 商船では既に衛星を用いたGlobal Maritime Distress and Safety System(GMDSS)が配備され、日本国内においては無線通信士が同乗する船舶は見受けられないが、遠洋漁船では先述の通り、短波無線通信が通信手段として使用されている為、殆どの漁船には現在でも専任の通信士が同乗している(通信士#船舶無線)。 過去は無線通信士の同乗は義務だったもののGMDSS装置の普及から、現在では任意となっている。 鮪延縄漁業では、延縄の長さが100km~150kmと非常に長いことから他船と交差する危険があり、通信には容易に傍受できる無線通信を用い、他船と情報を共有するという意味合いもある。
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無線通信(発振回路、フィルタ回路)
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「水晶振動子」の記事における「無線通信(発振回路、フィルタ回路)」の解説
無線通信では、水晶振動子をフィルタ回路の一部として使うことがある。水晶フィルタ、または、クリスタルフィルタと呼ばれる。特に狭い帯域のフィルタ回路が必要な場合に用いられる。それほど狭くない帯域の場合は、SAWフィルタが使われるようになってきており、生産量は減少している。一方、複数のアマチュア無線家が水晶振動子の実測データに基づくフィルタ設計手法や評価を発表したことから、アマチュア無線を中心に自作のクリスタルフィルタがしばしば使用されている。
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無線通信
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 07:02 UTC 版)
現代の無線通信界でも減衰が重要である。無線信号の到達範囲は減衰によって決まり、また減衰は信号の伝播する媒質(空気、木材、コンクリート、雨粒など)の影響を受ける。無線通信における信号損失については経路損失(英語版)の項を参照のこと。
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無線通信
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「iPhone SE (第2世代)」の記事における「無線通信」の解説
iPhone 11同様に、リーダーモード対応NFCとFeliCa、及び予備電力機能付きエクスプレスカードに対応している。SIMスロットはiPhone SE(第1世代)と同じくnano-SIMである。Wi-Fi6と、eSIMを使用したデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)も搭載している。
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無線通信
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「ウォッシュトノー郡 (ミシガン州)」の記事における「無線通信」の解説
郡は民間企業との共同で無線ネットワークを維持しており、郡民の約50%が利用できている。この計画はワイアレス・ウォッシュトノー計画と呼ばれる。最終目標は郡民の100%が利用できることである。
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無線通信
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2011年に、2つのインコヒーレントな無線信号を442 mの距離にわたって光渦多重伝送することに成功したのを皮切りに、MIMO技術との整合性を含めて多くの報告がなされるようになった。2014年には、光渦多重と偏波多重を組み合わせることで、2.5メートルの距離にわたって32 Gbit/sのミリ波無線通信の実証が報告されている。2018年には、NTT研究所より、光渦多重とMIMO技術を組み合わせることで100 Gbpsの大容量無線伝送に成功したとの発表がなされた。 無線通信における光渦多重通信は、容量と全体的なアンテナ占有率の点においては、従来の空間多重化を超える実質的な恩恵が少ないとされている。そのため、長距離マイクロ波光渦多重通信に関する研究開発は、電波の割り当てが携帯電話普及前から逼迫している日本を除き、近年は縮小傾向にある。
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無線通信
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 14:48 UTC 版)
「ルマン24 (アーケードゲーム)」の記事における「無線通信」の解説
レースの最中にピットから様々な内容の無線が入る。前方に事故車が存在する場合にその存在を予告して注意を促したり、雨が降って来ることを連絡して来たり、タイヤのグリップが低下しているのでピットインを促す連絡や、架空の6時間が経過してHOURS BONUSが加算される毎に、激励の言葉をかけてくれたりもする。これらは無線のノイズ音が一瞬入る他の内容は文字で表示され、24時間完走時のみ"24 Hours"という音声が流れる。
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無線通信
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エラー訂正や暗号化がされていない放送(アナログ信号を使った放送など)の場合には、同一周波数の電波を同一のフォーマットに準じて発射することで乗っ取れる。 ラジオ放送の場合、正規の放送においても容易に混信が発生する特性を持っており、電波ジャックは比較的容易である。ラジオ放送の周波数帯に対応した強力な送信機が使用される。国家間でラジオ放送局を利用したプロパガンダや通信妨害の放送を互いに相手国領土内に流し合うという事例が多く見られる。 テレビジョン放送においても、理論的には周波数帯に対応した送信機を使用するだけで近隣のテレビ受像機に音声および映像を映し出すことができる。しかし、アナログテレビ放送は一般に大出力であるため、本来の放送を妨害して音声・映像ともに完全に乗っ取るには、放送局よりさらに大出力の送信機が必要となり、発信源の特定がされやすいことから、このような完全な電波ジャックが行われた例はまれである(音声のみを乗っ取る事例は多い)。 ただし、かつてアメリカでは、コンポジット映像信号入力(ビデオ端子)を持たない旧型テレビ向けにアンテナを通じてビデオテープレコーダの映像を映し出す簡易な送信機が販売されており、この機器に電波出力を上げる改造を施すだけで、近隣のテレビの映像になら悪影響を与えることができた。また、クローズドキャプションの製作機材を悪用することで、クローズドキャプションが用いられていないテレビ放送に対して、意図的に文字情報をかぶせて表示させる手法も行われた。 ラジオやテレビの放送以外に、防災無線が標的にされた事例もあった(後述)。 21世紀の日本においては、地上デジタルテレビ放送の完全実施と、総務省総合通信局による電波監視体制の構築が進み、ラジオ放送以外での電波ジャックは事実上不可能となりつつある。 放送機材にコンピュータが利用されるようになったため、局内のシステムに侵入することで電波ジャックを行う事例も発生している。
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無線通信
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/11/01 06:39 UTC 版)
「第三者無線」も参照 双方向無線通信においてトランキングとは、空いているチャネルをアルゴリズム的プロトコルで探し通信する方式を指す。 TRSで特筆すべきこととして、1回の会話を複数の異なるチャネルを移動しながら行う場合があり、空いている全てのレジに家族客の1人1人を同時に案内するようなこともできるし、何度もレジを通る客は毎回異なるレジに案内される可能性がある。 トランク無線システムは管理コストは増大するが、効率が良くなる。 TRSは通常の無線システムより傍受が難しい。しかし、大手メーカーの無線機には少し追加のプログラミングをするだけでTRSを非常に効率的に傍受することができる機種もある。
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「無線通信」の例文・使い方・用例・文例
- このセンサーは無線通信が可能です。
- 彼らは敵の無線通信を受信した。
- 電波の発見により、無線通信が可能になった。
- 船長は無線通信士に遭難信号を打つように命令した。
- 無線通信を確立する
- 遠方の供給源から、電線や無線通信、その他の方法によって、自動的にデータの伝送と測定を行うこと
- 無線通信
- アマチュアによる無線通信
- 移動しながら行なわれる無線通信
- 遠洋船舶通話という無線通信
- 気象観測用の無線通信
- 無線通信において,急に電波が弱まって受信できなくなる現象
- 他人同士の無線通信を受信して聞く
- リピーター通信というアマチュア無線通信
- 一般市民が近距離通信に使用できる無線通信
- 登録だけで使用できる無線通信
- 国際無線通信諮問委員会という国際機関
- トランシーバーを使う無線通信
- 世界無線通信主管庁会議という国際機関
- 無線通信によって行う放送
無線通信と同じ種類の言葉
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