リモコンとは? わかりやすく解説

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リモ‐コン

リモートコントロール」の略。「—装置

「リモ‐コン」に似た言葉

リモコン

別名:遠隔操作機器
【英】remote control

リモコンとは、遠隔操作によって離れた場所にある装置操作制御するための装置のことである。リモートコントロール遠隔操作)の略、またはリモートコントローラーの略とされる

一般的には家電製品赤外線などの近距離無線通信によって操作するための装置指してリモコンと呼ぶ場合が多い。家電製品のリモコンの多く製品付属し多数ボタン搭載されている。AV機器などでは、製品本体での操作よりもリモコンでの操作主体となっている場合が多い。

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リモコン

照明器具のON,OFF調光等の機能遠隔操作する装置

リモコン

作者山崎直

収載図書シアワセ通信
出版社文芸社
刊行年月2001.8


リモコン

作者柴野睦人

収載図書カオス
出版社彩図社
刊行年月2002.9
シリーズ名ぶんりき文庫


リモコン

作者金堀常美

収載図書モカコーヒーを、ブラック
出版社新風舎
刊行年月2004.5
シリーズ名新風舎文庫


リモコン

作者青山吾郎

収載図書リモコン
出版社東京図書出版会
刊行年月2004.12


リモコン

作者Y.N

収載図書ショートショートの広場 16
出版社講談社
刊行年月2005.2
シリーズ名講談社文庫


リモコン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/22 09:44 UTC 版)

リモコンは、リモートコントロール: remote control)の略である。具体的な意味として次のとおり。

1. 遠隔操作(えんかくそうさ)のこと。機器を離れた場所から操作する技術のこと[1]遠隔制御とも)。
2. 上記の遠隔操作を行うための小型装置のこと。たいていは家電製品の遠隔操作をするためのそれを指している。家電メーカーもこの装置の事をリモコンと称して販売している。当項目で記述。
なお、無線で模型類を遠隔操作することに関しては「ラジコン」の項目を参照。
リモコンを実現する装置のひと揃い。(上)リモコンの指令を受信し、その指令に応じた動作をする装置。(下)リモコンの指令を送信する小型装置。

概要

名称

リモートコントロール(遠隔操作)の省略形だが、日本語の俗語で「リモコン」と略された場合、もっぱら指令を送る小型装置のことを指す。

ソニーでは指令を送る小型装置は「リモートコマンダー」(remote commander)という[2]

ソニー製のリモートコマンダーを表す表示

「リモコン」という略語は和製英語であり、英語としては通じない。英語ではremote controlといい、「遠隔操作」と「遠隔操作機器」の両方の意味で用いられる。“remote controller”も「遠隔操作機器」の意味で用いられるが、“remote control”のほうがはるかによく使われる。アメリカでは1970年代などゼニスエレクトロニクスの装置が売れていたころは「(スペース)コマンダー」と呼んでいた。

原理など

リモートコントロールが成立するには次の装置が必要である。

  • 指令を受け取り、指令に応じた動作をする装置
  • 指令を送る装置

方式としては基本的には次のようなものがある。

  • 赤外線(IR)方式 - 主流。指向性があり隣室や隣家の装置の誤作動を引き起こさないため、エアコンやAV機器など広く使われている。
  • 無線方式 - 電波が壁を通過してしまい隣室や隣家の装置の誤作動を引き起こしやすいため、用途は限られる。
  • 有線方式 - 携帯音楽プレーヤーなどで使われている。
  • 超音波方式- 誤作動が多いため普及しなかった。

家庭内の機器でリモートコントロール機能が搭載されることがあるのは次のようなものである。

なお2014年以降はAmazon EchoAmazon Alexa)やGoogle NestGoogle アシスタント)などのスマートスピーカーが販売されており、「アレクサ」や「OK、グーグル」などと呼びかけることでIoT対応の機器をリモートコントロールすることも可能になっており、インターネット経由でも作動し、たとえば数千キロメートル離れたところから自宅のIoT対応機器を操作することも可能である。またスマートフォンをIoT対応機器に指令を送る装置としても使える。

歴史

草創期

Zenith Space Commander 600
テレビの超音波リモコンの受信側の回路(Nordmende社のもの)

最も初期のリモコンは、有線で操作を行うものであった。1955年アメリカ合衆国の音響機器メーカーであるゼニス・エレクトロニクス社のユージン・ポーリーによって世界初の無線リモコンである「フラッシュマティック」リモコンが発明されたが、可視光を使っていたため太陽光で誤動作する欠点を有していたので製品化には難があった。1956年には同じくゼニス社の研究開発部門にいたロバート・アドラーによって超音波方式のテレビ・リモコン「スペース・コマンド」が製品として開発され、これはゼニス社の看板商品ともなった。

ゼニスエレクトロニクス#リモコンも参照。

日本での家庭用のリモコンとしては、まずは昭和30年代にテレビ用に有線式のものが実用化された[3]。1971年には三洋電機が(アメリカのゼニスエレクトロニクス同様に超音波式で、だが随分と年月を経てから)超音波式リモコン(愛称「ズバコン」)付きのテレビを発売し[4]。三洋のリモコンは、テレビ本体の回転式チャンネルと同様のインターフェースを有していた。当時のテレビのチャンネル切り替えは回転式つまみで切り替える方式だったので、リモコンもアップ・ダウンボタン(ダイレクト選局ではなかった)と音量調節用のボタンを備える程度の単純なものであった。

超音波式は身近な音(鍵のガシャという音)などに反応して誤作動を起こしやすかったので、1977年に赤外線式リモコンが開発された[5]。これのインタフェースはボタン式であった。 1970年代末頃から普及し始め、現在ではこの方式が広く一般的に使われている。

ビデオ装置のリモコンの登場

Gコード用リモコン ビデオ・プラス

1975年にソニーからベータマックスビデオテープレコーダーが発売され、翌1976年に日本ビクターからVHSのものが発売され徐々に普及していった。ビデオテープレコーダーの録画予約操作は複雑であり、本体パネルの垂直面に配置されたボタンで行うことは困難であったため、番組表を見ながら手元で操作できるリモコンの必要性が高まった。

とりわけ、録画予約を簡易化することが各社の命題となり、1986年にナショナルマックロードでバーコード予約を採用、1991年にナショナルがマックロードでボイス予約を採用した。他にもリモコンに液晶画面を搭載する試みもなされた。1990年代初め頃からはGコード式のリモコンがは各社に採用され、広く普及した。

1980年代初めには着脱式のリモコンもあった。テレビ等の操作部分を取り外すことでリモコンとして使用でき、本体に取り付ければそれ以前の製品と同じ感覚で使用できるものであった。

エアコンのリモコン

多様化・多機能化

現在では、テレビ放送の多様化やAV機器の多様化に伴い、リモコンには複数の機器の数多くの操作を行うことが求められている。このため、各社の種々の機能の操作信号をプリセットしたリモコンや学習リモコンが普及している。

また、赤外線通信機能を持つ携帯電話では、テレビなどのリモコン操作ができるものも存在する。携帯端末などの赤外線通信の規格IrDAに準拠した赤外線ポートを利用して、リモコンの信号をエミュレートできるソフトも存在する。

従来、操作する機器本体にそれ専用のリモコンが付属し、他の機器と通信することはなかったため、リモコンから送信される信号は特に互換性を考慮する必要はなく、また、機器本体の機能自体も異なるため、リモコンの各社の仕様はまちまちであった。プリセット・リモコンも、学習リモコンも、基本的にはメーカーごとに異なる個々の信号を記憶して操作を行うものである。

しかしながら、このようなリモコンでも、適切な機器を選択したり、操作を学習させる手間がかかる。また、テレビと録画機器の電源を入れ、再生するといった複数の機器の操作を連携して行うことは困難である。このため、CEC英語版のような機器制御信号と制御プロトコルの規格化も進んでいる。

赤外線リモコンの伝送原理とデータフォーマット

赤外線リモコンのコードをオシロスコープで表示したもの

伝送原理

赤外線リモコンは(データフォーマットごとに信号の構成こそ異なるが)、いずれも38~40kHzの搬送波出力のONとOFFを変調し、これを1または0のビットとして伝送する仕組みを用いている[6]。物理的にはピーク値が950nm程度の赤外線を使用し、38 - 40kHz(約25μs)の明滅パルスを搬送波(キャリア)として、それをさらにミリ秒(1/1000秒)という周期で点滅し、この点滅する間隔や長さを変化させることで二進符号化を行っている点で共通している。いわゆる学習リモコンが、多種類のリモコンのシグナルに対応できるのは、このような基本部分でのフォーマットが共通しているからである。

データフォーマット

赤外線リモコンのデータフォーマット(信号の様式)は、コードと呼ばれる一連の符号になっており、その多くでは制御される側の機器を区別するカスタムコードないしデバイスコード(固有の識別子)と、各々の動作を指定するためのデータコード(例えばテレビなら「電源を入り切りする」や「チャンネルを切り替える」など)の組み合わせから成る。そしてリモコン側のボタンを操作すると、カスタムコードとデータコードが一連の信号となって発信されるよう設計されている。

赤外線リモコンのデータフォーマットに統一的な規格は存在しない[6]。したがってメーカーごとにデータフォーマットの様式は異なる。ただし、実際には信号を制御する集積回路メーカーやリモコンそのものをOEM生産するメーカーが限られており、一定のデータフォーマットの集約がみられる。なお、データコード部には制御される側の機器メーカー(ベンダ)独自の拡張仕様をもつものもある。

代表的なデータフォーマットには次のようなものがある。

NECフォーマット[7]
ソニー以外のほとんどの映像音響機器に使用されているデータフォーマット[6]。送信データは16ビットのカスタムコードと、それら機器の動作を決める16ビットのデータコード(実際には8ビットのデータコードと、その反転コードの組み合わせ)から構成される。カスタムコードのベンダーへの割り当ては、ルネサスエレクトロニクスが管理している。
家製協フォーマット
生活家電機器に多く使用されているデータフォーマット[6]。エアコン・照明器具・温水便座・一部メーカーの映像音響機器などである。送信データは制御側機器を区別する20ビットのカスタムコードと、任意長のデータコードから構成される。カスタムコードのベンダーへの割り当ては、財団法人家電製品協会が管理している。
SONYフォーマット
もっぱらソニー製品に使用されるデータフォーマット[6]。7ビットのデータコードと、5から13ビットのデバイスコードにより構成されている。

日本国内では上記のフォーマットやベンダーコードが重複しないよう配慮され、信号内容の違いにより混信や誤動作を防いでいるが、日本製品以外の家電製品では、このフォーマットに配慮しないで製造されたものもある。このため、輸入された家電品が日本製の別の機器に付属するリモコンの信号で誤動作するものがあることが知られている[8]

具体例

たとえばソニーのテレビに使われている「Sony Control-S」プロトコルは7ビット方式になっていて、次のようなバイナリコード(2進数)が割り当てられている[9]

  • ボタン 1 = 000 0000
  • ボタン 2 = 000 0001
  • ボタン 3 = 000 0010
  • ボタン 4 = 000 0011
  • チャンネル Up = 001 0001
  • チャンネル Down = 001 0001
  • 電源 On = 001 0101
  • 電源 Off = 010 1111
  • 音量 Up = 001 0010
  • 音量 Down = 001 0011[9]

たとえば「音量 Up」のボタンを押した場合、「0010010」だけでなく、次のような4つの情報が送受信される[9]

  • 開始命令
  • 「音量 Up」に相当する「0010010」
  • 操作対象の装置のアドレス(これを使って、テレビ受像機側は自分に向けた指令かそうでないかを識別する)
  • 終了命令

リモコン搭載機器のジャンル

データ放送のコンテンツ選択時や双方向番組の視聴者投票などで用いる、4色のボタン

AV機器

最近のテレビレコーダーなどのAV機器はリモコンの使用が前提になっているが、これは遠隔操作の利便性のみならず、多機能化により本体での操作が困難になっている事が大きい。一般的に片手に持って操作しやすい大きさで板状の形をした筐体に、多くのボタンがついている。乾電池を必要とするのが普通である。

iPodや一部の携帯電話などの携帯音楽プレーヤーにもリモコンがあり有線式が多いのが特徴だった。無線式の場合Bluetoothを用いることが多い。リモコンによっては液晶画面が備えられており、再生中の曲名などが確認できるものもある。

カメラ

カメラ

カメラにおいては、撮影時の手ぶれや画角のズレを防ぐために、シャッターを遠隔操作することが古くから行われてきた。このための機械的な装置はオート・レリーズと呼ばれる。モータードライブオートフォーカスが搭載されているカメラでは、電気的なスイッチやケーブルを採用したレリーズスイッチが多い。これらの装置では、バルブ撮影に便利なようにレリーズロック機能を搭載するものが多い。近年、ワイヤレスでシャッターの操作が可能な装置が一部のコンパクトカメラやAF一眼レフカメラに付属もしくはオプションで設定され、特にデジタルカメラにおいては、ワイヤレスでシャッター以外の操作も可能な装置が付属するものも多いが、このような装置はリモコンと呼ばれることが多い。これらのリモコンでは即時レリーズの他セルフタイマー(概ね2秒が多い)で撮影可能なものもある。

エアコン

エアコンは部屋の天井付近に設置されることが多く、本体を直接操作することが困難なため、リモコンを備えるものが多い。冷暖房等の運転種別や温度設定も見やすいようにリモコン側に表示される。リモコンに温度センサーを備えて、利用者近辺の温度を感知するものもある。

照明器具

通常、照明器具のリモコンといえば無線リモコンを指す。機種によっては壁スイッチより細かい「豆球」や「明るさ」や壁スイッチの点消灯スイッチが「点灯」と「消灯」が別々のど細かい操作ができる[10]

壁スイッチも実態は有線式リモコンで、メーカー等では「遠隔操作機器」等の名称で製造販売されていることもあるが、家庭ではリモコンとは呼ばれない。通常のリモコンと違い動かすことができず、「部屋」を1つのシステムと考えれば、遠隔操作ではなく本体操作とも考えられる。

ゲーム機

Wiiリモコン

ゲーム機の操作は携帯ゲーム機業務用ゲーム機では本体に直接ついているスイッチで行うが、据え置き型の家庭用ゲーム機ではリモコン方式である(有線、無線、Bluetoothなど)。リモコン方式で指令を送る装置をゲームコントローラという。

無線のコントローラーは、ワイヤレスコントローラーと呼ばれることが多い。ソニーのPS3PS4PS5、任天堂のWii、MSのXbox 360などではワイヤレス・コントローラーが標準となっている。[注釈 1]

パソコン

一部のテレビパソコンMacなど。

水まわり

風呂の給湯器(湯沸かし器)やトイレなどでもリモコン機能を搭載しているものがある。

リモコン給湯器は、自宅の外にいる時、帰宅する前に指令を出すことで風呂に湯が張られた状態にして帰宅したらすぐに入浴する、などということができるものがある。

ウォシュレットのリモコン制御盤

ウォシュレット等、温水便座のスイッチを手元で操作を可能にした物や、温度や設定を表示する。便座の前に壁にかけて使えるようになっている。

自動車関連

  • ドアロック - 自動車のドアロックの施解錠を遠隔操作で行う仕組みはキーレスエントリーと呼ばれる。そのリモコンは、キーと一体化していたり、キーホルダー型になっている場合が多い。また、学習リモコン等の汎用リモコンでの操作や誤作動を防止、やや遠距離からの施錠に対応するために、赤外線ではなく電波を用いたり、信号にIDを含める等の対策が取られていることが多い。作動時にハザードランプやルームランプが点滅する車が多い。トヨタ車では、作動時に受信部から電子が鳴る、また、アメリカなどでは、作動時に車のクラクションや「ポッ、ポッ」といった独自のホーンが鳴る。
  • 自動車用セキュリティ装置
  • エンジンスターター
  • 車庫 - 近年の電動式のガレージ扉の普及に伴い、開閉をリモート・コントロールできるものが増えている。開閉程度の簡単な操作のみを、自動車の車内から操作することが多いため、ガレージ扉のリモコンはボタン数の少ない小型のものが多い。

模型類

模型に電線を繋いでコントロールすることは「リモコン」(通称 : ヒモコン)と呼ぶ事が多い。タミヤ(TAMIYA)などから、電線を繋いで遠隔制御するための工作キット「楽しい工作シリーズ」が販売されている[11]

ドローンのプロポ(送信機)。これはプロポーショナル(: propotional)方式の略で、スティックの操作角度に応じてサーボを比例制御できることに由来する。

模型の遠隔制御の中でも、電波によるリモコンの自動車模型、飛行機模型等は「ラジオコントロール」を略してラジコンと呼ばれる(ほとんど一般名詞化しているが、増田屋コーポレーション商標で登録(第482788号)もされている)。

リモコン搭載装置の主なメーカー

テレビ・オーディオ・エアコン・照明など ・SHARP(シャープ) ・Panasonic(パナソニック) ・TOSHIBA(東芝) ・HITACHI(日立) ・SONY(ソニー) ・ELECOM(エレコム) ・MITSUBISHI ELECTRIC(三菱電機) ・オーム電気 ・LGエレクトロニクス ・ELPA(エルパ) ・MASPRO(マスプロ) ・Pioneer(パイオニア) ・FUNAI(フナイ) ・Victor(ビクター) ・National(ナショナル) ・beaver(ビーバー) ・IRISOHYAMA(アイリスオーヤマ) ・IO・DATA(アイオーデータ) ・KENWOOD(ケンウッド) ・オーディオテクニカaudio-technical ・yazawa(ヤザワ) ・miyoshi(ミヨシ) ・JVC(ジェーブイシー) ・maxell(マクセル)

脚注

注釈

  1. ^ PS2ではゲームコントローラに加えてDVDの操作のためのリモコン小型装置もオプションで販売されていた。「再生」「停止」などのボタンもある。

出典

  1. ^ リモコン』 - コトバンク
  2. ^ 商品一覧”. SONY. 2021年7月28日閲覧。
  3. ^ TBS | モノコト進化論
  4. ^ 超音波式リモコン付きカラーテレビ 20-CTR910R - 国立科学博物館産業技術史資料情報センター
  5. ^ 赤外線リモコン送信機 J-P5035#01 - 国立科学博物館産業技術史資料情報センター
  6. ^ a b c d e 丸石康、日高正博、鈴木圭介、伊勢正尚『Android ADK 組込みプログラミング完全ガイド』翔泳社、2012年、167頁
  7. ^ NECフォーマットの赤外線リモコン・フォーマット
  8. ^ リモコン付き電気ストーブの誤動作について
  9. ^ a b c Julia Layton (Updated: Feb 11, 2021),How Remote Controls Work [1]
  10. ^ インバータリモコン照明器具 - 国立科学博物館産業技術史資料情報センター
  11. ^ 楽しい工作シリーズ(ユニット) - TAMIYA

関連項目

外部リンク


リモコン(らくらくリモコン/新らくらくリモコン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 21:12 UTC 版)

VIERA」の記事における「リモコン(らくらくリモコン/新らくらくリモコン)」の解説

らくらくリモコン」はビエラ500/50シリーズ以降(地デジブラウン管TVはD65シリーズのみ)に採用され新デザインのリモコン。ボタンサイズを従来モデルの約1.5倍に大型化し、外観は手になじむラウンド或いはフラットフォルム。どの世代にも使いやすいユニバーサルデザインとなっている(2004年モデルまでとはボタン配置大幅変更人間工学視点に基づく形で押しやすさ・使いやすさ考慮使用頻度の高いボタン大型化して中央部配置しある程度の高さを付けて押しやすくしている)。また放送切替ボタンパナソニック独自の(=パナソニックだけの)特徴として「数字ボタン押せばどの種類放送視聴しているかを内蔵赤色LED点滅表示して知らせる」機能有している(この機能地上デジタルチューナー内蔵ビエラ発売当初より採用。但し電池消耗するボタン操作ができても表示暗くなったり光らなくなる場合があるので、ボタン点滅機能音声認識機能搭載モデルのリモコンにはアルカリ乾電池使用推奨。なおディーガリモコン及び地上波チューナーのみ内蔵VIERA2011年春モデルC3シリーズ以降放送切替ボタンより点滅機能廃止進み2012年以降全機種で放送切替ボタン点滅機能廃止)。 色はシルバーブラック2種類があるが、2010年モデルBS110度CSデジタル内蔵機がブラック統一されシルバー地デジ&地アナのみ視聴可能な機種2011年春モデル「C3シリーズ」のみとなった2017年以降モデルより、ビエラリモコンは全機種「ブラック」へと統一)。 2006年以降製造LX&PX600/60シリーズ以降からはビエラリンク対応した「新らくらくリモコン」へと進化TH-15LD60は除く)。前作の500/50シリーズとはボタン配置操作メニュー内容一部変更され内にはパナソニック製DIGA基本操作ボタン一部パナソニック製BD/DVDプレーヤー操作可能。リモコンモードは出荷時は「1」に固定されているが、「2」または「3」に設定変更することも可能)を、さらに操作方法映像音声分かりやすく説明するビエラ操作ガイド」をそれぞれ新設音声出さないようにすることも可。LX60シリーズビエラリンクなし。またPX/LX60・65、LX/LD70シリーズ場合操作ガイド音声無し画面表示のみ)。データ放送視聴時などに用い4色ボタン青・緑・赤・黄)は(2005年モデルまでの)白地に各色を上塗りする方式から各色毎の樹脂地を用い方式変更され見やすくなった。 さらに2007春モデル液晶LX75S/75/70,LD70、プラズマPZ700/70SK 700/70の各シリーズ)からもボタン配置一部変更した他、色ボタン配色デザイン従来モデルより見やすくした「カラーユニバーサルデザイン」を採用。なお2007年秋モデルからは当リモコンの本体色をこれまでのシルバーから黒へと一新させている(750/800/85シリーズのみ)。さらに2008年春モデル(800/80/85/8シリーズ)もボタン配置前作より一部変更している(十字キー三角部分に突起追加)。 2009年春モデルからはボタンサイズを大きくしたままリモコン本体これまでのラウンドフォルム(丸み帯びた形)から薄く平骨フラット化したデザイン改め十字キーデザインこれまでの丸一体型から矢印決定キー分離型へと変更BS110度CS内蔵モデルのみ)。DIGA同様に2009年春以降機種よりデザインがラウンドフォルムからフラットフォルムに変更されスクロールジョグダイヤル)及びジョイスティック機能廃止された(ディーガの「新らくらくリモコン」ではTV受像機メーカー設定時において番号を「24」に合わせた場合2006年以降製造VIERAに対してのみ入力切替ボタン放送切替ボタン兼ねる=この「24設定従来パナソニック製アナログテレビ及び2005年以前ビエラ操作可能だが、この場合入力切替ボタンのみ動作しない。なおビエラ側ではケーブル繋がっている外部入力端子画面のみを表示しケーブル繋がっていない端子飛ばせる入力自動スキップ設定可。2005年以前機種ではケーブル繋がっている外部入力端子一つも無い時に入力切替ボタン押した場合、「外部入力端子に何も接続されていません」というエラーメッセージ画面上部中央に赤文字表示2006年以降機種では入力切替ボタンを押すと外部入力一覧が画面左側表示されケーブル繋がっていない入力灰色表示となり切替不可。なおディーガリモコンの入力切替ボタンによるビエラ放送切替では、各放送毎に以前視聴していたチャンネルを出画)。さらに「ビエラ以降モデルでは初期設定項目に「モニター出力停止設定」が追加され、「ヨコヅナ」から「タウ」までのブラウン管モデルではビデオ入力1のみに適用されていた「(入出力ケーブル同一録画再生機に繋ぎ当該機繋いでいる外部入力切り替える機器間を同一信号循環するために発生する映像・音声発振雑音現象」を防ぐための)外部入力信号モニター出力停止設定」が全ての端子に対して可能となった2009年以降製造機種より、視聴しない・及びアンテナ線を繋がない種類放送切替ボタンメニュー操作ロックする動作できなくする)ことが可能となったSPS限定モデルではメニュー操作のみならず、簡単リモコンのボタンシフトキーとして操作することでも視聴しない放送切替ボタンロックが可能)。ただしロック可能なのは地アナBS・CSのみで、地デジロック不可同様の機能は(パナソニック以外の他社製テレビ操作可能な)汎用リモコンRP-RM102A/202も搭載している。 さらに3番号入力してデジタル放送チャンネル選局操作は、2008年モデルまでは内にある「チャンネル番号入力(又は3入力)」ボタン押した後に希望チャンネルの3桁数字を入力する方式だったが、2009年モデルからは(「3入力ボタン廃止され)「サブメニュー」ボタン押して3桁番号入力」を選んでから希望チャンネル番号数字ボタン入力する方式改められている。なおチャンネル番号入力ボタン放送切替機能兼ねているが、サブメニューからの3入力は現在視聴している種類放送内のみで3入力選局が可能で、チャンネル番号入力ボタン可能だった放送種類を跨いでの3入力例え地デジ視聴中にBSデジタルチャンネルを3入力選局)」は(サブメニューからの3入力では)不可となったため、事前に放送切替ボタン押して視聴する放送種類確定させておく必要がある加えて2009年以降モデルより「らくらくアイコンボタン新設使用頻度の高い機能PC同様アイコン化して画面表示し煩わしいメニュー操作介さずボタン一つ目的機能直接行けるようになったZシリーズTH-P54/P50/P46Z1)はVIERA初め信号方式従来赤外線から無線伝送方式ソニーBRAVIA」に採用の“おき楽リモコン”と同タイプ)に改めTV本体のリモコン受光(リモートセンサー)部に向けなくても操作可能Zシリーズ以外の機種従来通り赤外線伝送)。ただし無線伝送タイプのリモコンは予めリモコンタイプTV本体に登録してなければ使えない(他機の赤外線伝送式リモコン=パナソニック製AV機器付属しているパナソニックテレビが操作可能なリモコン、及びパナソニック製テレビ操作可能他社製リモコンを用いてZシリーズ操作することは可能だ逆にZシリーズ付属のリモコンで赤外線伝送式の他機を操作することはパナソニック製であっても不可)。なお無線伝送式リモコンはZシリーズにのみ採用され2009年秋冬及び2010年春モデルのリモコンは従来通り赤外線伝送方式である。 なおDIGAでは2010年夏モデルの「DMR-BWT3000K」と同年秋モデルの「DMR-BW3100K」のみが無線式リモコンを採用DIGA操作可能パナソニック製及び他社製赤外線式リモコンでBWT300K/3100Kを操作することは可能だが、逆にBWT3000K/3100Kに付属のリモコンによる他機操作TV受像機基本操作のみ可能で、それ以外の他機操作パナソニック製含め不可)。 このタイプパナソニック製DVDレコーダーDIGA」及び日立リビングサプライ製(パナソニックOEM地デジ液晶テレビにも採用されている。 2011年春モデル(VT3/GT3/ST3/X3/C3シリーズ)のリモコンは、放送切替ボタンが「地上」・「BS」・「CS」の3個構成変更空いた右上部分は「ネットボタン差し替えられた(地上アナログチューナーもこれまで通り内蔵しているが、放送切替地上波ボタンこれまでのアナログ・デジタル分離型から両者統合型に変更工場出荷時は「地上ボタンを押すとデジタル放送が映るので、地上アナログ放送視聴する場合初期設定メニュー画面地上ボタン設定」項にて「デジタル」・「アナログ」どちらを視聴する選択)。このボタン構成今後2011年夏モデル以降機種における標準規格となる予定同年夏モデル以降機種地上アナログチューナーを完全撤去デジタル3波チューナーのみ内蔵標準規格となるため)。 なお「らくらくリモコン」・「新らくらくリモコン」はいずれも本体への信号送信部を従来の1箇所から2箇所へと増やし、リモコンを斜め縦に持った状態でも操作可能DIGAも同様。ただしビエラ2009年春モデルX/Cシリーズ送信部は1箇所のみ)。 また基本機能のみに限定したパナソニック純正汎用リモコンも2機種発売パナソニック専用のTY-RM200、他社製TV操作可能なRP-RM102。ビエラ付属リモコン同様「光る放送切替ボタン搭載)。ビエラ付属の「新らくらくリモコン」と同一デザイン使いやすさ追求、ボタンサイズを従来モデルより大型化して押しやすくしている(「光る放送切替ボタン」は放送切替方式モデル設定した場合のみ動作)。同種のリモコンは系列店でのみ販売機種「PZ/PX/LX88/V11/X11/X22/V22/D22/X21/X33/V33シリーズ」にも付属STB操作不可、「ケーブルボタンは「BSお天気ボタン差し替え2010年春モデルX22/V22シリーズ同年秋冬モデルD22/X21シリーズの簡単リモコンは放送切替ボタンから地上アナログ放送外され静止ボタンに、「ケーブルボタンは「快聴」ボタン各々差し替え、「イヤホンモード」ボタン新設2011年春モデル「TH-L32X33/L37DT33」とプラズマ3DビエラVT33シリーズの50v・46v・42v型=TH-P50/P46/P42VT33は加えてCSボタン外され放送切替地デジBSのみ。ただし多機能「新らくらくリモコン」の放送切替ボタン従来通り地上アナログCS放送付いている)。さらにDIGAでも2010年秋モデルDMR-BR590」と系列店限定モデル「DMR-BW695」には(今までの「新らくらくリモコン」に加え基本操作のみに限定しボタン数を減らした「簡単リモコン」も付属し加えてBW695にはパナソニック純正HDMIケーブル付属)、従来ビデオデッキからBD乗り換えたばかりで使い慣れない人でも操作しやすい工夫なされている(「新らくらくリモコン」のみ付属のBWT3100/BWT2100/BWT1100/BW890/BW690も別売オプション扱いでBR590付属品と同タイプの「簡単リモコン」使用可、ただしこのリモコンで2010年夏モデル以前ディーガ操作することは不可。またTV受像機操作従来通り「新らくらくリモコン」でのみ可)。 なお2008年6月には今までTVSTB(RP-RM102の基本機能)に加え、(DIGAを含む)DVDレコーダー&プレーヤー・ビエラリンク・Gガイド・メニュー操作対応したボタン追加され汎用リモコン「RP-RM202」も発売VIERA&DIGAの「新らくらくリモコン」と同一デザイン放送切替方式モデル設定した場合にのみ動作する「光る放送切替ボタン」も搭載)。ただしDVDレコーダー地上デジタルTV相互連動機能パナソニック製ビエラリンク」に対応するが、他社製連動機能(ブラビアリンク・レグザリンク・AQUOSファミリンクなど)にも一部機能除き対応している。またこのリモコンで従来の(アナログチューナーのみを搭載したビデオデッキテレビデオ操作は(パナソニック製含め不可2013年には(SPS認定パナソニックショップのみで購入可能な手元スピーカー&音量つまみ付き簡単リモコン「“聴こえモン”TY-RM800S」を発売専用無線送信機3.5mmミニプラグ付きアナログオーディオケーブル付属無線送信機へ繋ぐ付属ケーブルTV受像機の「ヘッドホン端子接続。リモコン本体単3乾電池2本と付属ACアダプタの2電源対応)。なお本モデルは(RP-RM102A/RM202とは異なりパナソニック製TVのみ操作可能一部動作しない機種もあり)で、「地上」・「BS」の各放送切替ボタン点滅機能は無い。 これら「新らくらくリモコン」及び「簡単リモコン」では従来モデルパナソニック製テレビVIERA以外のアナログチューナーのみ搭載した機種)も操作できる(ただし一部動作しないボタン有り)が、1992年以前製造機種については動作しない場合有り

※この「リモコン(らくらくリモコン/新らくらくリモコン)」の解説は、「VIERA」の解説の一部です。
「リモコン(らくらくリモコン/新らくらくリモコン)」を含む「VIERA」の記事については、「VIERA」の概要を参照ください。

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