モカ
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モカ(英字転写:Mokha、Mocha、アラビア語: المخا、Al Mukha、アル=ムハー)は、イエメン共和国の都市である。 アラビア半島南西端にあり、紅海に面している。 アデンとホデイダが建設されるまでは、イエメンの主要港だった。
- ^ a b c Iben Safir, (vol. 1), Jacob Saphir, Lyck, 1866, pp. 110a– 111a (Hebrew)
- ^ Johann Ludwig Burckhardt (John Lewis Burckhardt), Travels in Nubia 1819.
- ^ Michael Friedländer, Hermann Burchardt: Mitteilungen aus seinen letzten Briefen (Messages from his last letters), published in Journal: Ost und West (Illustrated monthly magazine for all of Judaism), issue 2 / February 1910, Berlin, p. 108 (German).
- ^ “Key waterway under threat as Houthi militiamen advance”. Saudi Gazette. (2015年3月24日). オリジナルの2015年4月2日時点におけるアーカイブ。 2015年3月25日閲覧。
- ^ a b 「イエメンモカの多彩な表情を楽しむ」『SALUS 2013年9月号』第150巻、東京急行電鉄株式会社、31頁、2013年。
- ^ 輸入食品に対する検査命令の実施について(中国産鶏肉及びその加工品並びにエチオピア産生鮮コーヒー豆)
モカコーヒー
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栽培品種のモカについてはコーヒーノキ#アラビカ在来種・移入種を参照 モカコーヒー(英: Mokha coffee、Mocha coffee)あるいは単にモカ とは、イエメンの首都サナアの外港であるモカからかつてコーヒー豆が多く積み出されたことに由来する、コーヒー豆の収穫産地を指すブランドである。 紅海対岸のエチオピアは、コーヒー発祥の地とされ、アラブの商人たちによって14世紀末、コーヒーの苗木がアラビア半島のイエメンにもたらされた。1615年にベネチア商人によって初めてコーヒーがモカ港よりヨーロッパに向けて出荷され、その後、エチオピアとイエメンのコーヒー豆はモカ港より船積みされることになった。16世紀当時は、エチオピア、イエメン以外に大きなコーヒーの生産地域はなかったため、コーヒーを船積みする「モカ」はコーヒーの代名詞でもあった。この名残りが現在まで残り、エチオピア産、イエメン産コーヒーのことを「モカ」と呼ぶ風習が21世紀となった現代においても生きている。 2008年5月日本で、エチオピア産コーヒー生豆から基準値を超える農薬成分が検出された事から輸入が規制され、日本国内では非常に手に入りにくくなった。
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