全撤去(2018)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 02:48 UTC 版)
三重県では、2015年(平成27年)から2017年(平成29年)までに危険な石灯籠を約90基を撤去したが、安全性を確認しつつ維持してきた。ところが、2018年(平成30年)4月14日に三重交通の路線バスが石灯籠に接触し、上部が落下、歩行者の男性に当たり、男性が死亡するという事故が発生した。この事故を受け、県は安全性検査を早期に開始すると当初は発表したが、同年4月26日に開かれた国・県・市の三者会議で石灯籠の撤去を決定した。灯籠の存続を求める市民の声もあったが、人命優先の観点から、7月に開幕する平成30年度全国高等学校総合体育大会(高校総体)までに全てを撤去することを決めたのである。実際には高校総体までには撤去は終わらず、2018年(平成30年)11月29日に最後まで残っていた国道沿いの2基の撤去をもって全撤去が完了した。
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