1941年時
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/04 08:40 UTC 版)
「フィルギア (装甲巡洋艦)」の記事における「1941年時」の解説
本艦は1939年から1941年にかけて近代化改装が行われ、この時に5.7cm速射砲と38.1cm水中魚雷発射管を全撤去した代わりに、武装を一新した。 対空兵装として航空巡洋艦「ゴトランド」にも採用されている「ボフォース Model 1928 7.5cm(60口径)高角砲」を採用した。その性能は6.8kgの砲弾を仰角45度で最大射程14,000mを、最大仰角90度で最大射高10,000mまで届かせる事ができた。これを単装砲架で4基を搭載した。砲架の俯仰能力は仰角90度・俯角5度である。さらに旋回角度は左右150度の旋回角度を持っていた。砲の旋回、砲身の上下・砲弾の装填の動力は人力を必要とした。発射速度は毎分12~15発である。 他に近接対空火器として「ボフォース 4cm(56口径)機関砲」を連装砲架で2基、「ボフォース 2.5cm(58口径)機関砲」を連装砲架で1基、「2cm(66口径)機関砲」を単装砲架で1基装備した。他に対艦用に53.3cm魚雷発射管を連装で2基を搭載した。
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