げんどう‐き【原動機】
【原動機】(げんどうき)
自然界にあるエネルギーを、回転運動や往復運動といった機械的仕事に変換して動力を生み出す機械。
広義には風車や水車など(流体機関)も含まれるが、通常は燃料の熱エネルギーを用いる「熱・エネルギー機関」の事を指し、それらをひっくるめて単に発動機(エンジン)と呼ばれる。
大まかに内燃機関、外燃機関に分けられる。
原動機
原動機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/31 13:41 UTC 版)
流体エネルギーを機械エネルギーに変換する。 油圧を使うもの油圧シリンダ:油圧のエネルギーを直線運動に変換する 油圧モーター:油圧のエネルギーを回転運動に変換する 揺動形アクチュエータ:油圧のエネルギーを首振り運動に変換する 空圧を使うもの空気シリンダ:気体のエネルギーを直線運動に変換する 空気モーター:気体のエネルギーを回転運動に変換する。歯車モーター、ベーンモーター、ピストンモーターなど 風力原動機 圧力モーター 水車、発電用水車 蒸気タービン、ガスタービン
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原動機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/04 07:46 UTC 版)
「GE 44トンディーゼル機関車」の記事における「原動機」の解説
本形式は車体中央に運転台(キャブ)を設け、その前後のフード(ボンネット)内に原動機と発電機を1セットずつ収めている。ほとんどがキャタピラー社製のV型8気筒180馬力(134キロワット)のディーゼルエンジン、D17000型(排気量27.14リットル)を搭載している。 それ以外では、ハーキュレスDFXD型エンジン(V型6気筒、14.03リットル)を搭載したものが9両あり、ブダ製6DH1742型200馬力(150キロワット、V型6気筒、27.31リットル)を搭載したものが10両、キャタピラー社のD342型(V型6気筒、20.38リットル)を搭載したものが4両ある。DFXD型搭載のものは、2両がチャタヌーガ・トラクションに、7両がミズーリ・パシフィック鉄道とその子会社に納められた。D342型を搭載したものは最後に製造されたもので、カナディアン・ナショナル鉄道に3両、ダンスビル・アンド・マウント・モーリス鉄道に1両が収められた。
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原動機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 21:44 UTC 版)
18世紀にイギリスで開発され適用された蒸気機関は、ヨーロッパ諸国やアメリカ、日本には産業革命の進行と共に19世紀を通じてゆっくりと輸出されていった。これとは対照的に第二次産業革命においては、幾つかの国において内燃機関の実用化が進み、その概念に関する普及も速く進んだ。1例を挙げれば、最初の石炭ガスで動かす内燃機関はフランスのエティエンヌ・ルノワールが開発したが、軽工業での固定式の動力として限られた応用しかなされなかった。 1870年代のフランスでは原始自動車の駆動力として内燃機関を適用する試みが行われていたが、量産までには至らなかった。燃料として石炭ガスの代わりに石油を使って革新を遂げたのはドイツのゴットリープ・ダイムラーであり、これが数年後には自動車に適用され、1890年代から1900年代にはイタリアやフランスなどのヨーロッパ諸国やアメリカ、日本などの工業国で内燃機関を使った自動車の生産が始まった。間もなくアメリカのヘンリー・フォードが、1908年にデビューした「フォード・モデルT」により内燃機関を大量生産して社会に大きな衝撃を与えた。 2サイクル石油内燃機関はイギリスの技師ジョセフ・デイによって発明されたが、この特許をアメリカの起業家に使用許可し、それが直ぐに「貧乏人の足」オートバイ、モーターボートやポンプになって、電力が普及する前には小さな工場の安価で信頼できる駆動力ともなった。
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原動機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 05:31 UTC 版)
「無線操縦ヘリコプター」の記事における「原動機」の解説
グローエンジン (ニトロメタンをメタノールに添加した燃料を使用する) 電動(最近はこれが主流になりつつある。リチウムポリマーバッテリーとブラシレスモーターの搭載により、従来エンジン機でしか出来なかったスタント飛行も可能になる。) ガスタービン ガソリンエンジン(高出力で機体が汚れにくく燃料費が安い) ロータリーエンジン (振動が少なく高出力)
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原動機
「原動機」の例文・使い方・用例・文例
- 私の兄は中古の原動機付自転車を買った。
- 私は、原動機付き自転車でここまで来ました。
- 原動機を備えている
- 原動機付き自転車
- ペダル、あるいは低出力のガソリンエンジンで走らせることのできる原動機付き自転車
- 原動機付きであること
- 原動機から外部に取り出して利用できる動力
- ディーゼル機関車というディーゼル機関を原動機として走る鉄道車両
- ディーゼル機関を原動機として走る自動車
- 原動機で発電機を駆動して得た電気によって推進用電動機を動かす方式
- 内燃機関を原動機とする鉄道車両
- 原動機の発生する機械エネルギーに対する消費燃料の割合
- 船舶用の原動機
- 複動蒸気機関という原動機
- 吸収動力計という,原動機の出力の測定装置
- 空気タービンという原動機
- 原動機の回転軸の周りにかかる力のモーメント
- 原動機付きの自転車
- 往復機関という,ピストンを往復運動させ,これを回転運動に変換する原動機
- 原動機の軸部で使用し得る馬力
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