原動機つきの三輪の乗り物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 16:09 UTC 版)
「トライク」の記事における「原動機つきの三輪の乗り物」の解説
原動機(エンジン)がついた、3つの車輪が車両中心線に対して左右対称な二等辺三角形に配置された乗り物である。(なお、日本の一部の人によって「三輪バイク」と呼ばれることもあるが、「バイク」はあくまで「二輪の乗り物」という意味なので、「三輪バイク」は「三輪の、二輪の乗り物」という矛盾した表現になる)。 いくつか分類があり、前輪が2輪で後輪が1輪のトライクは逆トライク、リバーストライクと分類される。オートバイのように車体を傾けることできるものはリーニングトライクと分類される。そして、車体を傾けることができ、かつ前輪が2輪で後輪が1輪のトライクはリーニングリバーストライクと分類される。 日本国外ではエンジン付の三輪の乗り物は「三輪の乗り物」というカテゴリで一本化されて扱われることが多い。 一方、日本では三輪の乗り物の法体系がかなり混乱してしまっている。屋根つきと屋根無しで分類先が異なっており、屋根つきで後部が荷台になっている貨物運搬用のものは昔からその存在が認められ「オート三輪」とも呼ばれているが、屋根無しで左右対称のもののは法体系から当初排除されてしまっていて法的に(一応)認められたのは後になってのことである。この日本の法体系の混乱が貿易の障壁ともなってきた歴史がある(後述)。
※この「原動機つきの三輪の乗り物」の解説は、「トライク」の解説の一部です。
「原動機つきの三輪の乗り物」を含む「トライク」の記事については、「トライク」の概要を参照ください。
- 原動機つきの三輪の乗り物のページへのリンク