ピストンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 表現 > ピストン > ピストンの意味・解説 

ピストン【piston】

読み方:ぴすとん

内燃機関蒸気機関シリンダー内を往復運動する円板状または円柱状の部品流体から圧力受けたり流体圧縮したりしてエネルギー授受を行う。プランジャー

半音階吹奏できるように、金管楽器取り付けられ管長変える装置

休みなく往復繰り返すこと。「送迎バスを—で運転させる

[補説] 1は、同じ構造をした小規模・小サイズ器具についてもいう。注射器の内筒など。

「ピストン」に似た言葉

ピストン

英語 piston

容積型エンジンシリンダー内を往復運動して吸入圧縮膨張排気を行う。燃焼によって生じたガス圧力を受け、上死点から下死点移動する際に仕事をする。この仕事をピストン仕事という。また、吸入行程では新気を吸入し排気行程では燃焼ずみのガス排気ポート押し出す作用をする。ピストンは高温燃焼ガス低温吸気交互にさらされるため、熱応力に対して強く耐熱性耐摩耗性などが要求される一方、ピストンの往復運動による慣性カを低減するため、軽量であることが必要とされるこのため耐熱アルミニウム用い構造的に軽量設計がなされ、高性能エンジンではアルミ鍛造製のものが多い。さらにレーシングエンジンなどでは、冷却のためのエンジンオイルをまわすクーリングチャンネルを設けたものもある。

ピストン

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

ピストン

筒(シリンダー)の中を往復運動する円柱状の部品バイクではエンジン内部ブレーキキャリパーなどに使われており、とくにエンジンの方は混合気爆発と熱を直接受けることになるので、頑丈な素材でできている。 ただ単にピストンといったら、エンジン内部のピストンのことを指すのが一般的
関連用語キャリパー シリンダー

ピストン piston

往復式圧縮機機関などのシリンダ内を往復運動し、流体加圧または受圧を行う腕(棒)。

ピストン

シリンダーの中を高速往復運動する部品。ピストンは、熱膨張があるため完全な円形ではなく多少楕円形になっている


ピストン

名前 Piston

ピストン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/18 00:25 UTC 版)

ピストン(吸鍔[1][2]、喞子[1]: piston)とは、機械部品の一種で、中空の円筒形の部品(シリンダー)に内蔵される円筒形の機構の一般的な名称。活塞(かっそく)、喞子(しょくし)、吸鍔(すいつば)ともいう[3]。主に内側に流体を出し入れし、ピストンにより流体を駆動する注射器の内筒など、逆に流体によってピストンを駆動する油圧シリンダーのようなアクチュエータ等、両方の使途がある。


注釈

  1. ^ 日本では一般にAC8A(日本工業規格:JIS)などの材料がよく使用されるが、燃費規制の強化などに伴い厳しくなる使用環境に応え、各ピストンメーカーで独自の高強度材が開発され、使用されている。
  2. ^ 鍛造製のピストンは、一部の量産エンジンでも使用されている。

出典

  1. ^ a b 三省堂百科辞書編輯部 編「ピストン」『新修百科辞典』三省堂、1934年、1772頁。 
  2. ^ 『機関用語』軍港堂、1909年、20頁。 
  3. ^ 松村明編 「ピストン」『大辞林 4.0』 三省堂、2019年。



ピストン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/28 21:30 UTC 版)

電動ガン」の記事における「ピストン」の解説

シリンダーの中を往復運動し、エア作り出すマルイ方式では後述セクターギア歯車)が噛むための歯がついているTOP、ファルコントーイ製品ではピストンではなく蛇腹状のふいごを組み合わせたバルグヘッド式が採用されている。

※この「ピストン」の解説は、「電動ガン」の解説の一部です。
「ピストン」を含む「電動ガン」の記事については、「電動ガン」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ピストン」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「ピストン」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



ピストンと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ピストン」の関連用語

ピストンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ピストンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
三栄書房三栄書房
Copyright c San-eishobo Publishing Co.,Ltd.All Rights Reserved.
ヤマハ発動機ヤマハ発動機
COPYRIGHT © 2024 YAMAHA MOTOR CO., LTD. All Rights Reserved.
ヤマハ発動機バイク用語辞典
ダイキン工業ダイキン工業
Copyright (C) 2024 DAIKIN INDUSTRIES, ltd. All Rights Reserved.
BOAT RACE OFFICIAL WEB SITEBOAT RACE OFFICIAL WEB SITE
COPYRIGHT© BOAT RACE OFFICIAL WEB ALL RIGHTS RESERVED.
Juggling DonutsJuggling Donuts
Copyright (C) 2024 by JugglingDonuts
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのピストン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの電動ガン (改訂履歴)、登山用語一覧 (改訂履歴)、Borderlands 2 (改訂履歴)、くるくるくるりん (改訂履歴)、赤岳 (八ヶ岳山系) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS