風車とは? わかりやすく解説

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かざ‐ぐるま【風車】

読み方:かざぐるま

ふうしゃ(風車)」に同じ。

ビニール色紙などで小さな羽根車のように作って柄をつけ、風が吹くと回るようにした子供のおもちゃ。《 春》「廻らぬは魂ぬけし—/虚子

キンポウゲ科落葉性蔓植物(つるしょくぶつ)。林縁などに生え卵形小葉からなる複葉5、6月ごろ、白または淡紫色花びら状の(がく)を8もつ2似た形の花が咲く。《 夏》

紋所の名。2かたどったもの。


ふう‐しゃ【風車】

読み方:ふうしゃ

風を受けて回転する羽根車また、風を大きな羽根車受けて回転させ、動力を得る装置かざぐるま。「—小屋

風車の画像
風車を示す地図記号

風車

風車
風車は、発電目的設置され、特に高くそびえて、好目標となるものを表示してます。
1:25,000地形図尻屋
地形図

風車の例

風車の例

風車(オランダ)

キンデルダイクの風車

オランダ聞いてすぐに風車を思い浮かべる方も多いでしょう伝統的な風車があることで有名なキンデルダイクロッテルダム南東へ約15kmほどいった川沿い位置してます。1740年頃につくられ19基の風車が広々とした平原中にあり、その壮観な風景訪れた人を魅了してやまず、1997年にはユネスコ世界文化遺産登録されています。観光シーズンには風車の内部を見ることもできますまた、運河沿いにボートツアーも出ているので、水上からひと違った風車群を見るのも楽しいでしょう


風車

ピーシングをした後の縫い代倒し方方法一つです。パターン縫い代集中する時は縫い止りまで縫い、風車のように一方方向倒します

ふうしゃ 【風車】

釘に回転する飾り付けた盤面上で玉を振り分ける働きを持つもの。デジタル横にある風車は外側向きプラス調整だから、覚えておいてホール活用しよう

風車

作者小檜山博

収載図書の裏
出版社潮出版社
刊行年月1989.4

収載図書小檜山博全集 第3巻(小説3)
出版社艪舎
刊行年月2006.10


風車

作者山本周五郎

収載図書人情武士道
出版社新潮社
刊行年月1989.12
シリーズ名新潮文庫

収載図書人情武士道 改版
出版社新潮社
刊行年月2008.3
シリーズ名新潮文庫


風車

作者北川

収載図書組曲―めぐり来る夏のために
出版社近代文芸社
刊行年月1998.10


風車

作者リュヰス・ギマラエス・フィイヨ

収載図書堀口大學全集 補巻 2(飜訳作品 2) 復刻版
出版社日本図書センター
刊行年月2001.12


風車

作者泡坂妻夫

収載図書飛奴―夢裡先生捕物帳
出版社徳間書店
刊行年月2002.10

収載図書飛奴―夢裡先生捕物帳
出版社徳間書店
刊行年月2005.1
シリーズ名徳間文庫


風車

作者藤井邦夫

収載図書半化粧知らぬ半兵衛手控帖
出版社双葉社
刊行年月2006.8
シリーズ名双葉文庫


風車

作者瀬高

収載図書ふたり心地
出版社東京図書出版会
刊行年月2008.2


風車

読み方:カザグルマ(kazaguruma)

キンポウゲ科落葉木つる植物園芸植物薬用植物

学名 Clematis patens


風車

読み方:かざぐるま

  1. 巡回巡査。〔第二類 人物風俗
  2. 巡査を云ふ。風車の如くぐるぐる廻るより。
  3. 巡査のこと。ぐるぐる廻ることから。

風車

読み方:かぜぐるま

  1. 巡査巡回ノコトヲ云フ。〔第五類 官吏官舎之部・岡山県
  2. 巡査を云ふ。「かざぐるま」の様にぐるぐる廻るより。

分類 岡山県

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

風車

読み方:カザグルマ(kazaguruma)

ふうしゃのこと

季節

分類 人事


風車

読み方:カザグルマ(kazaguruma)

作者 壷井栄

初出 昭和14年

ジャンル 小説


風車

読み方:カザグルマ(kazaguruma)

作者 永井竜男

初出 昭和54年

ジャンル 随筆


風車

読み方:フウシャ(fuusha)

作者 新美南吉

ジャンル 童話


風車

読み方:フウシャ(fuusha)

作者 百田宗治

初出 大正11年

ジャンル 詩集


風車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/19 22:13 UTC 版)

オランダの風車を模したもの

風車(ふうしゃ、かざぐるま)は、羽根車にを受けて回転し、風力から動力を得るための装置。灌漑発電製粉風速計などに使われる。「かざぐるま」と読むと、羽根車に柄を付け、風の力で回して遊ぶ玩具も含まれる(風車 (玩具)参照)。

英語では windmill だが、mill(原義は碾き臼)でわかるとおり、windmill は本来は製粉の動力に使われるものを指す。また、風力発電などに使われる現代風の風車(風力原動機)は wind turbine とよばれるが、日本語ではこれらを含めて風車と呼ばれることが多い。

産業革命が起こる迄、主要な産業の動力源であった[1]

歴史

ヘロンの風力オルガン(再現図)

風車の起源ははっきりしない。紀元前36世紀ごろ、エジプトで灌漑に使われたという記録がある[1]

1世紀初頭、アレクサンドリアのヘロンは、アネムリオン(風車を動力として風を送るオルガン)を設計した。

ウィンドミル(製粉用風車)は、ペルシャで誕生した。中央アジアのシースターン(イランアフガニスタンの国境地域)で10世紀頃に建造されたのが最古である。その後、十字軍モンゴル帝国の遠征により、ヨーロッパ中国に伝えられた。[2]

初期の風車は、方位制御機構が不要な垂直軸風車だった。12世紀末、北西ヨーロッパに、方位制御機構を備えた水平軸風車が現れた。これはイスラムから伝わった垂直軸風車とは独立に発明されたという説もある。欧州の図版に風車が登場するのは14世紀以降からである[1]

15世紀オランダ干拓地の排水用に風車が多用され始めた。これらはのちに蒸気機関に、さらには電動ポンプにとってかわられ、現在は観光資源ないし一部は「キンデルダイク=エルスハウトの風車網」として世界遺産に登録されているが、少数が今も現役で排水に使われている。

1887年イギリスのJ.ブライスが初めて風力で発電し、二次電池に蓄電した。1888年にはアメリカC.F.ブラッシュが直径17mの多翼型風車で発電を行った[3]

日本でも明治初期より海軍技師・湘南電気研究会長だった本岡玉樹によって研究され、当初は居留外国人によって導入された事が確認されている[4]

長野県諏訪湖南では最盛時には3000台以上が泥炭層からの養分を含んだ地下水の汲み上げに使われ、1905年頃から1940年代前半まで使用され、戦後の一時期合成硫安の不足していた時期にも使用された[4]

愛知県知多半島東浦町では1921年から使用され始め、1940年頃の最盛時には100から200台程度が運転され[4]渥美半島伊良湖岬付近では1924年頃に風車揚水が始められ、最盛時の1935年頃には200台が運転された[4]

茨城県土浦市付近桜川流域の新治郡桜村新治村筑波郡筑波町大穂町では、1928~29年ごろに、筑波郡谷田部素封家高野新八が台地の開墾田で風車を使用し始め、最盛時の1936年では1000台以上が稼動して1955年頃まで使用された[4]

千葉県房総半島館山市付近の夷隅郡大原町岬町では、1933年頃から使用が開始され、丸山町千倉町では1950年代前半までの最盛時には100台の風車が稼動し、館山市の正木、川崎、湊地区では最盛時には120台が稼動していた記録がある[4]

大阪府堺市[5]では、1928年に 台地の赤畑での水田で補給水を目的として水田と畑地の両方の灌漑に使われ、成績がよかったので石津川沿い、大和川沿いでも使われるようになり、赤畑に10台、石津川沿いに250台、大和川河口で25台、その少し上流で100台程度が1935年から1950年代前半まで使われていた記録が残る[4]

分類

揚力型風車と抗力型風車

揚力型垂直軸風車の原理
揚力型風車 - 揚力で主な回転力を得る風車。
抗力型風車 - 抗力で主な回転力を得る風車。

風車の翼(帆)は、揚力型風車では飛行機の翼、抗力型風車では帆船の帆とそれぞれ基本原理が同じである。揚力型風車は高回転・低トルク、抗力型風車は低回転・高トルク。ただし、翼(帆)の枚数を減らせば高回転・低トルク、増やせば低回転・高トルクになる。

水平軸風車と垂直軸風車

水平軸風車 - 風向きに対し、回転軸平行な風車。

水平軸風車は、変化する風向きに対し平行であり続けなければならないため、方位制御機構が必要になる。小型の風車では方向舵などで受動的に制御するが、大型の風車では動力を使って能動的に制御することもある。なお、水平軸風車を使った風力計は、方位制御機構を利用し、風向も同時に測定することができる。

垂直軸風車 - 風向きに対し、回転軸が垂直な風車。

垂直軸風車英語版は、通常、回転軸が地面に対し垂直になるよう設置する。そうすれば常に回転軸に対し直角に風が吹くため、方向制御が必要ない。

揚力型 抗力型
水平軸 プロペラ風車 / リボン型風車 セイルウィング風車 / オランダ型風車 / 多翼型風車 / かざぐるま型風車
垂直軸 ダリウス風車※1 / ジャイロミル風車※2 サボニウス風車英語版 / クロスフロー風車 / S型風車 / パドル風車(風杯)

※1:ダリウス風車- 翼に働く遠心力が引っ張り応力として働く形状としたもの。翼ピッチは固定。
※2:ジャイロミル風車(Hダリウス風車、直線ダリウス風車)- 直線翼とすることにより可変ピッチを可能とし、微風でも起動しやすくしたもの。

ギャラリー

粉ひき風車の断面図

風車語

風車の羽根の止まる位置で、風車を管理している家族の状況を伝えることがある。この止まる位置による内容は、地域ごとに異なり統一されてない。下記に一例を示す。

用途

博物館など

脚注

  1. ^ a b c 『名画と建造物』、2023年10月12日発行、中野京子、角川書店、P131
  2. ^ 宮崎正勝『世界を動かしたモノ辞典』日本実業出版社、2002年
  3. ^ 風車の使用法〔過去〜現在〕
  4. ^ a b c d e f g 日本の風車の発展と利用
  5. ^ 堺市石津の風車

関連項目

外部リンク


風車(かざぐるま)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/30 01:52 UTC 版)

ムラマサ (漫画)」の記事における「風車(かざぐるま)」の解説

使用者おでこちゃん爽やかな人にしか使えない風の妖刀刀身から竜巻発生させる。その力を応用して空を飛ぶことも可能。

※この「風車(かざぐるま)」の解説は、「ムラマサ (漫画)」の解説の一部です。
「風車(かざぐるま)」を含む「ムラマサ (漫画)」の記事については、「ムラマサ (漫画)」の概要を参照ください。

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