色紙とは? わかりやすく解説

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いろ‐がみ【色紙】

読み方:いろがみ

種々の色に染めた紙。染め紙また、折り紙用の着色した紙。

鳥の子紙5色染め分けた畳紙(たとうがみ)。


しき‐し【色紙】

読み方:しきし

和歌俳句書画などを書き記す四角厚紙5色模様金・銀砂子などを施すものもある。寸法2種類あり、大は縦6寸4分(約20センチ)・横5寸6分(約17センチ)、小は縦6寸(約18センチ)・横5寸3分(約16センチ)。

衣服弱った部分裏打ちをする布地


色紙

読み方:シキシ(shikishi)

和歌俳句文章・絵などを書く方形厚紙


色紙

作者網野菊

収載図書辻小説集
出版社ゆまに書房
刊行年月2005.6
シリーズ名帝国戦争文学


色紙

作者松田繁憲

収載図書短編集 旅情
出版社文芸社ビジュアルアート
刊行年月2008.12


色紙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/13 04:29 UTC 版)

書画用の色紙

構成

書画の色紙には書のみのもの、書に絵を加えたもの、絵のみのものの三種がある[1]。このうち書の色紙には、和歌俳句、詩句、格言などを書いたものがある[1]著名人サイン寄せ書きにも用いられており、サイン色紙ともいう。なお、「色紙」(しきし)は短冊形に対する色紙形(しきしがた)の略語としても用いられる[2][3]

歴史

色紙が現れたのは平安時代のことであるが、特に室町時代以降に盛んに用いられるようになった[1]。ただし、江戸時代以前に用いられた色紙は模様付きの薄い紙で大きさは一定ではなかった[1]

書の色紙の一種に藤原定家に由来する小倉色紙があり、定家が百人一首の選をしたときに歌を色紙に書いて小倉山荘の障子に押したという伝承がある[1]。小倉色紙には金銀の砂子を撒いたものや切箔や野毛を置いたものなどがあり、室町時代には茶室に飾る茶掛けとして用いられるようになった[1]

厚紙の四角い色紙が用いられるようになったのは明治時代のことで大小の色紙(縦約20cm×横約17cmまたは縦約18cm×横約16cm)が存在した[1]

脚注

  1. ^ a b c d e f g 亀井祐美「武者小路実篤の複製色紙が流行した一条件 : 色紙一般の歴史と文化に重心を置いて」『文化學年報』第62巻、同志社大学文化学会、2013年3月、417-431頁、CRID 1390290699893242240doi:10.14988/00027749ISSN 0288-13222023年9月13日閲覧 
  2. ^ 404 not found.東京藝術大学大学美術館収蔵品データベース)[リンク切れ]
  3. ^ 色紙 <SHIKISHI>(藤井永観文庫展、2005.12開催、立命館大学アート・リサーチセンター)

色紙

出典:『Wiktionary』 (2015/09/30 17:25 UTC 版)

名詞1

 (いろがみ)

  1. 白色以外に着色された

発音(?)

い↗ろ↘がみ

名詞2

 (しきし)

  1. 書画用の正方形厚紙

発音(?)

し↗きし

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