わ‐し【和紙】
ミツマタ・コウゾ・ガンピなどの靭皮(じんぴ)繊維を原料として、手漉(す)きで作る日本古来の紙。強靭で変質しにくく、墨書きに適する。美濃紙・鳥の子紙・奉書紙など。俗には、和紙に似せてパルプ・マニラ麻などを機械で漉いた洋紙も含めていうことがある。日本紙。わがみ。⇔洋紙。
[補説] 本美濃紙・細川紙・石州半紙は、平成26年(2014)「和紙 日本の手漉(てすき)和紙技術」の名称でユネスコの無形文化遺産に登録された。
書名別項。→和紙
わし【和紙】
和紙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/26 14:54 UTC 版)
和紙(わし/わがみ)は、日本古来の紙。欧米から伝わった洋紙(西洋紙)に対して日本製の紙のことをさす。日本紙と同義。
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注釈
- ^ 履中天皇の在位期間と西暦の換算については、履中天皇及び上古天皇の在位年と西暦対照表の一覧を参照。ここでは出典『和紙の源流』の記述に従っている。
- ^ 仏教伝来の時期についても諸説あり、538年説、552年説などがある。詳細は仏教公伝#公伝年代をめぐる諸説を参照。
出典
- ^ a b c 『和紙の源流』p129
- ^ a b c d e f g 『和紙の源流』p131
- ^ 越前市公式HP 旧今立町 小学校社会科副読本 今立町の歴史年表p2。2014年11月9日閲覧。
- ^ 『和紙つくりの歴史と技法』p118-120「武家社会にふさわしい杉原紙」
- ^ 『紙の文化事典』p224-226
- ^ 『和紙の源流』p158-159「武家社会の象徴といわれる杉原紙」
- ^ 湯川敏治「戦国期近衛家の家産経済の記録 -『雑事要録』『雑々記』について-」(初出:『史泉』57号(関西大学史学会、1982年12月)・所収:湯川『戦国期公家社会と荘園経済』(続群書類従完成会、2005年) ISBN 978-4-7971-0744-9 第2部第1章)
- ^ 「フキの和紙 味わい豊か/釧路市、販売再開/模様・手触りに個性、扇子にも」『日本経済新聞』夕刊2018年5月22日社会・スポーツ面掲載の共同通信記事。
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