高野紙(こうやがみ)
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高野紙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 00:32 UTC 版)
高野紙(こうやがみ)は紀州高野紙あるいは古沢紙とも呼ばれる。和歌山県九度山町と高野町で古くから作られていた和紙で、高野紙十郷と呼ばれる村でしか生産されていなかったといわれる。高野十郷は、現在の九度山町笠木、上古沢、中古沢、下古沢、椎出、河根、東郷の七村と高野町西郷、西細川、東細川の三村で[1]、南海高野線沿線あるいは不動谷川流域地域にあたる。地域ごとに古沢紙、細川紙、河根紙といった細分呼称もあり[2]、サイズ等若干の相違も見られるが、総称として高野紙または紀州高野紙と呼ぶ。一時は職人がほとんどいなくなり存続さえも危ぶまれたが、一人の女性が受け継いでいる。[3]
- ^ a b “空海伝説の和紙・高野紙”. 2020年1月11日閲覧。
- ^ “高野山(和歌山県)「和紙の会」レポート”. 2020年1月17日閲覧。
- ^ “世界遺産「和紙」のルーツは高野山にあり”. 2020年1月11日閲覧。
- ^ “高野紙(こうやがみ)”. 2020年1月11日閲覧。
- ^ “和歌山県の民謡”. 2022年6月26日閲覧。
- ^ “和歌山放送ニュース”. 2020年1月17日閲覧。
- ^ “高野細川紙金封”. 2022年6月25日閲覧。
「高野紙」の例文・使い方・用例・文例
- 高野紙という和紙
高野紙と同じ種類の言葉
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