提灯とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 道具 > 提灯 > 提灯の意味・解説 

ちょう‐ちん〔チヤウ‐〕【灯】

読み方:ちょうちん

唐音照明具の一。足元を照らすため持ち歩いたり、標識として備えつけたりするもの。初め木枠や籠(かご)に紙を張ったものであったが、のち、細い竹ひごの骨に紙を張り中にろうそく立てて用い折り畳めるようにした。形・用途によって小田原提灯箱提灯高張り提灯など各種ある。「一張(ひとはり)」と数える。


提灯

読み方:チョウチン(chouchin), テイトウ(teitou)

手に掲げるようにした照明具の一


提灯(ちょうちん)

自分の考えよりも、有力な仕手売買同調した取引をすることをいいますこのような方法を「提灯張り」、そのように相場張る人達を「提灯筋」といいいます

提灯

読み方:チョウチン(chouchin)

灯火具の一。


提灯

読み方:ちょうちん

  1. 贓品兇器等の証拠発見されたこと。或は在監の者が買物をすること。〔東京〕 或は腹部。主に妊娠腹部をいふ。〔大阪
  2. 贓品兇器等の証拠品発見されたこと。②在監者が買物をすること。③妊婦腰部。〔関西

分類 東京大阪関西


提灯

読み方:ちょうちん

  1. 犯罪事実、又ハ贓品兇器証憑発見-〔四国地方〕。〔第四類 言語動作
  2. 発覚する。〔掏摸

分類 四国地方掏摸


提灯

読み方:ちょうちん

  1. 小児洟水垂らしゐるが、小田原提灯似たるより譬へて云ふ語。

分類 東京


提灯

読み方:ちょうちん

  1. 提灯。老人陰茎又は無力陰茎をいふ。「小田原提灯」といふ。俗謡に「すぎた印かいかい提灯地黄玉子で精をつけては」とあり。「四つ目屋隠居提灯張る気なり」「提灯を二つさげてる与市兵衛」「賀の餅はさぞ提灯でつくだらう」「祭り前気ばかりせきこむ提灯屋」。
  2. 陰萎症のこと、提灯のようにだらりとぶらさがつているの意。
  3. 男陰の一称。痿陰のこと。たよりにならないもの。諺に「提灯で餅をつく」とは、頼りならない相談。〔風流

提灯(チヨウチン)

読み方:ちょうちん

  1. 主力売買方針追従すること。附和雷同のこと。
  2. チヨウチン。主力筋の売買方針追従すること。

分類 相場


提灯

読み方:ちょうちん

  1. 腹部。〔テ〕〔不〕
  2. 腹。

分類 テキヤ不良少年ルンペン大阪


提灯

読み方:ちょうちん

  1. 強姦。〔山陰地方

分類 山陰地方

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

提灯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 14:21 UTC 版)

提灯(ちょうちん)は、伸縮自在な構造で細い割竹等でできた枠に紙を貼り底に蝋燭を立てて光源とするもの[1]。現代では蝋燭ではなく電気による光源のものもある[1]


  1. ^ a b 意匠分類定義カード(D3) 特許庁
  2. ^ 新浪 (2020年3月11日). “非遗说”. k.sina.cn. 2023年1月20日閲覧。
  3. ^ 無形文化遺産のちょうちん「針刺無骨花灯」=浙江省仙居県_中国国際放送局”. japanese.cri.cn. 2023年1月20日閲覧。
  4. ^ 中國非物質文化遺產——浙江仙居針刺無骨花燈【4】--圖片頻道--人民網”. pic.people.com.cn. 2023年1月20日閲覧。
  5. ^ 無形文化遺産伝承者が制作したリアルな「魚灯籠」 浙江省金華--人民網日本語版--人民日報”. j.people.com.cn. 2023年1月20日閲覧。
  6. ^ 読売新聞社 編『愛蔵版 皇太子さまと雅子さま ご結婚記念写真集』(第一刷)読売新聞社、1993年、16頁。ISBN 4-643-93057-8 
  7. ^ 両陛下と福島、名残惜しむ3日間 発熱の皇后さまが花を”. 朝日新聞DIGITAL (2018年7月15日). 2023年2月10日閲覧。


「提灯」の続きの解説一覧

提灯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/03 16:04 UTC 版)

仕手」の記事における「提灯」の解説

マスコミネット掲示板などに情報を流すことで、「提灯」と呼ばれる相乗りの買いを誘う。上値軽く出来高急増して値上がりだすと、買いが買いを呼んで、さらに株価が騰がる。

※この「提灯」の解説は、「仕手」の解説の一部です。
「提灯」を含む「仕手」の記事については、「仕手」の概要を参照ください。


提灯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 00:57 UTC 版)

竿燈」の記事における「提灯」の解説

竿燈使われる提灯には、鮮やかな町紋や社章描かれている。この町紋には縁起物が多い。上米一丁目は「兎の餅つき」、上米二丁目は「伊達牡丹」など絵で町内判断できるそれぞれ町の繁栄など願い込めて描かれたもので、諸説あるが佐竹義和描いたとされている。 提灯には、によって貼っ和紙溶けないように表面に油が塗られている。また、燭台両脇空気を通すための穴があり、倒れてしまった時にから風入り火が消えるように工夫されている。しかし、木や電柱引っ掛かった倒れ方が悪いと極めて稀に燃えてしまう。 本番10000個を超える提灯が夜空に輝く。その提灯は職人がすべて手作業製作している。

※この「提灯」の解説は、「竿燈」の解説の一部です。
「提灯」を含む「竿燈」の記事については、「竿燈」の概要を参照ください。


提灯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 05:43 UTC 版)

じゃじゃ丸の大冒険」の記事における「提灯」の解説

近づくじゃじゃ丸しつこく追いかける化け提灯。火を吐いて攻撃してくる上に接触するだけで黒焦げにされてやられてしまう。

※この「提灯」の解説は、「じゃじゃ丸の大冒険」の解説の一部です。
「提灯」を含む「じゃじゃ丸の大冒険」の記事については、「じゃじゃ丸の大冒険」の概要を参照ください。


提灯(ちょうちん)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:58 UTC 版)

照明」の記事における「提灯(ちょうちん)」の解説

竹ひご筒状組みその周囲障子紙張ったもの中に蝋燭入っている。蝋燭明かり障子通し外を照らす。夜にこれを持ちながら歩くと道中明かり取りになる。家の前にかけておくと外灯にもなる。また使用しない時は上下から折り畳む事が出来る。周り障子紙が貼られているので風で火が消えることはほとんどないまた上下に穴が空いて空気が通るため酸素不足火が消えるともない。昔の懐中電灯で、現在実用として使われることはほとんどない発展形として龕灯木などで作られ背後握り付いた状の胴部持ち、中の蝋燭立が常に正立する様仕組まれた、云わばサーチライト)がある。

※この「提灯(ちょうちん)」の解説は、「照明」の解説の一部です。
「提灯(ちょうちん)」を含む「照明」の記事については、「照明」の概要を参照ください。


提灯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 05:47 UTC 版)

姥神大神宮渡御祭」の記事における「提灯」の解説

夜の巡行の際、実行委員会や各山車の役員は、それぞれの役職名書いた弓張提灯を持つのが伝統となっている。 提灯は自分身分明かす証明として使われるが、提灯の用途広く互い山車すれ違い山車の役員同士挨拶時・御輿渡御お見送り見せ場役員が行列をなして先導する時に礼儀として顔の高さ付近に掲げたり、先導中に山車停止位置知らせるために高く掲げたりするほか、交通誘導時に誘導棒代わりに振って自動車など誘導するのにも使われる事がある。 提灯は携行する際、昔ながら蝋燭灯す事が多いが、まれに提灯内部溶けた蝋燭が溜まるなどして、提灯の和紙竹ひご土台木材部分引火して損傷する事もあるため、近年では電池組み合わせたLED電球や、LED使った蝋燭照明中に入れているところも出てきている。 8月10日の夜の山車巡行姥神大神宮集結する直前行列宿入之儀、及び8月11日の夜の山車巡行本町から繁華街にかけての行列では、若衆一対高張提灯掲げる。高張提灯を持つ事は、若衆中でも名誉とされている。

※この「提灯」の解説は、「姥神大神宮渡御祭」の解説の一部です。
「提灯」を含む「姥神大神宮渡御祭」の記事については、「姥神大神宮渡御祭」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「提灯」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

提灯

出典:『Wiktionary』 (2021/07/25 20:52 UTC 版)

名詞

ちょうちん:唐宋音 稀:ていとう

  1. 照明具のひとつ。竹ひごなどに紙を貼ったものを風防として、内部明かりを灯し周囲を照らすもの。一般に携行できる大きさのもので、収納にあたってたたむことができる。

複合語

関連語

翻訳


「提灯」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



提灯と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「提灯」の関連用語

検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



提灯のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日本ユニコム日本ユニコム
Copyright(C) 2024 NIHON UNICOM CORPORATION All Rights Reserved.
日本ユニコム商品先物取引用語集
タクシーサイトタクシーサイト
Copyright(c) 2000-2024 taxisite Inc. All Rights Reserved.
タクシー業界用語辞典
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
皓星社皓星社
Copyright (C) 2024 株式会社皓星社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの提灯 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの仕手 (改訂履歴)、竿燈 (改訂履歴)、じゃじゃ丸の大冒険 (改訂履歴)、照明 (改訂履歴)、姥神大神宮渡御祭 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの提灯 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS