看板とは?

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かん‐ばん【看板】

商店などで、宣伝のために屋号、扱う商品、うたい文句などを書いて人目につく所に掲げておく板状のもの。

劇場映画館などで、出し物俳優名などを書いて入り口に掲げる板。

世間信用のある店の屋号また、店の信用。「看板を借りる」「看板に傷がつく」「看板料」

人の注意関心引きつけるのに有効なもの。また、人気があり、主力となる人や商品。「看板娘」「看板役者」「当店の看板料理

表向き名目見せかけ。「看板と実態異なる」「看板倒れ

《看板を外すところから》閉店。特に、飲食店酒場などがその日営業を終えること。「そろそろ看板にしよう」

選挙区内での知名度評判。「地盤」「鞄(かばん)」と合わせて三ばん」という。

武家中間(ちゅうげん)・小者(こもの)などが仕着せとした短い衣類。背に主家紋所などを染め出したもの。


かん‐ばん【看板】

〔名〕

商家などで、家号職業商品などを表わして店頭あるいは人目につきやすいところにげたもの。〔文明本節用集室町中)〕

看板&wc1;〈浮世床〉の画像

咄本鹿の巻筆(1686)四「桐油合羽かんばんなり」

劇場などで、出演者の名や演芸題目などを記して掲げたもの

評判記野郎虫(1660)花井浅之丞「かんばんのかしら座を、めさるる人には、おしからぬ人なり」

武家中間(ちゅうげん)、小者(こもの)などが仕着せとして貰った短い衣類で、その背に主家紋所などを染め出したもの。

浮世草子色道大皷(1687)三「古文字の楽の字、これ六尺かんばんの紋」

④ 「かんばんぢょうちん看板提灯)」の略。

歌舞伎恋闇鵜飼燎(1886)序幕「看板(カンバン)が点(つ)いたら、内の火の用心始末をしねえ」

(5) 他人注意をひくための外観また、表向き名目

洒落本美地の蠣殻(1779)「そのようにもいわれんのさ。かんばんがいいと」

滑稽本浮世床(1813‐23)初「舎(げいしゃ)は世事(せじ)が看板(カンバン)だ」

(6) 隠れている事柄表面現わしているもの。

浮世草子好色貝合(1687)下「ほうさきの赤は、ぎゃうにくさいとの看板也」

(7) 芸者置屋家号または営業権

日本橋(1914)〈泉鏡花〉一七「清の看板は滝の家に唯一人である」

(8) 電車などで、行先表示した板。

苦の世界(1918‐21)〈宇野浩二〉一「新橋行といふ看板を出し電車が」

(9)閉店時に看板をしまうところから) 飲食店酒場などで、その日営業を終えること。店を閉めること。また、その時間。

物質弾道(1929)〈岡田三郎〉「看板(カンバン)すぎ二時三時までお客しょっちゅうあるんですからね」

(10) 商品取引所で、売買取引のできる資格得て取引員となった場合取引所から交付してその資格証明する看また、その資格名義

(11)かんばんぼうえき看板貿易)」の略。

(12)かんばんむすめ看板娘)」の略。

半七捕物帳(1923)〈岡本綺堂筆屋の娘姉妹ともに色白容貌好(きりゃうよし)で…。まあ、さういふ看板(カンバン)が二人坐ってゐれば」


看板

読み方:カンバン(kanban)

(1)商品家名示し広告標識
(2)劇場などで、出演者の名や演芸題目などを記したもの


看板

作者池波正太郎

収載図書谷中・首ふり坂
出版社新潮社
刊行年月1990.2
シリーズ名新潮文庫

収載図書歴史小説世紀 地の巻
出版社新潮社
刊行年月2000.9
シリーズ名新潮文庫


看板

作者寺井よう

収載図書グルグル
出版社ストーク
刊行年月1999.4


看板

作者藤田秋史

収載図書炭素なし
出版社文芸社
刊行年月2005.3


看板

作者伊東哲哉

収載図書短編傑作選 vol.6
出版社創英社
刊行年月2007.7


看板

作者アントン・チェーホフ

収載図書チェーホフ・ユモレスカ 2
出版社新潮社
刊行年月2007.8


看板

作者小野晃

収載図書ショートショート・ストーリー
出版社文芸社
刊行年月2008.3


看板

作者モリムネ彩

収載図書あめ玉
出版社日本文学館
刊行年月2008.9


看板

読み方:かんばん

  1. ①〔俗〕女給女店員仕事を終へたこと。又は閉店時間が来たこと。「もう看板です」といへば、閉店時間が来た事を意味する。②〔隠〕着物のこと。又は容貎のこと。表看板の意味に由来す。
  2. 女給女店員仕事を終えたこと、又は閉店時間が来たこと、看板を片付け時間の意。⑵着物のこと、又は容貎のこと、表看板の意味から出た。

看板

読み方:かんばん

  1. 派出所立番勤務巡査。〔第二類 人物風俗
  2. 交番所又は派出所を云ふ、転じて同所勤務巡査を云ふ。

看板

読み方:かんばん

  1. 同上(※「がんばり参照)。〔第二類 人物風俗
  2. 見張り番を云ふ。
  3. 見張番。

看板

読み方:かんばん

  1. 着物のことをいふ。又は容貎のことをいふ。表看板の意味から起つたもの。〔情事語〕
  2. 着物のことをいふ。又は容貎のことをいふ。表看板の意味から起つたもの。

分類 情事


看板

読み方:かんばん

  1. 飲食店料理屋で店を閉じる時間のことをいふ。

分類 俗語

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看板

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/13 06:06 UTC 版)

看板(かんばん)とは、告知通知宣伝広告等のために使われる、プラスチック金属ステンレスなど)等、ある程度耐久性のあるものを材質とした、通常は板状の物体。近年では低コスト・高耐久性のあるアルミ複合板が広く使用されている。 主に屋外に使用されるものを指すことが多いが、広義では室名札やディスプレイ用のパネルなど屋内で使用されるものも看板と見なす。英語でsign(サイン)と言い表される場合は、より広い意味となり「標識」「目印」といった意味合いを持つことから、宣伝広告の意味以外にも、見るものに対し、何らかの情報を伝えるための表示物と捉える場合もある。




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