サインシステムとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > サインシステムの意味・解説 

サインシステム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/10 15:04 UTC 版)

サインシステムとは、鉄道駅商業施設などの公共施設等に設置される案内標識(案内サイン)の体系




「サインシステム」の続きの解説一覧

サインシステム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 17:14 UTC 版)

東京地下鉄」の記事における「サインシステム」の解説

発足時より新し案内サインシステムの導入進めている。東京都渋谷区デザイン会社・アール・イー・アイ がデザインを手がけたもので、旧営団地下鉄のサインシステムが検討され1975年当時から「利用者高齢化」「国際都市化」「鉄道複雑化」が進展したことを受け、全般的にユニバーサルデザイン取り入れつつも、サインの数を増やさず、かつ大型化もせずに表示重点整備簡略化をすすめ、字体ぼやけた状態でも誤読少な書体選定している。 発足時大手町駅銀座駅試験的に設置され2005年10月から本格導入開始2006年3月まで乗り換え駅中心に83駅に、残る駅も副都心接続予定駅と他社管轄駅を除き2007年3月末までに導入された。半蔵門線渋谷駅2008年6月開業した副都心線も)は、2007年12月2日東急への業務移管に伴い東急様式のサインシステムが設置された。 有楽町線の地下鉄成増駅 - 池袋駅間の各駅と新宿三丁目駅明治神宮前駅は、2008年6月14日副都心開業合わせてさらに新し案内サインシステムが設置された。トピー工業納入したLED誘導サイン用いられており、薄型化と省電力実現している。ただし、副都心開業後も駅名標改装工事中のエリアには、更新されずに残っているサイン類があったが、2010年3月6日明治神宮前駅が「明治神宮前原宿〉駅」と案内改めるのに伴い駅名標更新されている。

※この「サインシステム」の解説は、「東京地下鉄」の解説の一部です。
「サインシステム」を含む「東京地下鉄」の記事については、「東京地下鉄」の概要を参照ください。


サインシステム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 14:10 UTC 版)

帝都高速度交通営団」の記事における「サインシステム」の解説

営団日本の鉄道事業者として初めて、サインシステム(案内標識システム化)を導入した事業者とされているが(1973年5月千代田線大手町駅導入)、実際に設置され時期では1972年12月開業横浜市営地下鉄1号線の方が早い開業時から全駅で導入)。それまで案内サイン様式が全く統一されておらず、大量文字情報無秩序に羅列されているような状態だったが、それを外部専門家委託し下記のようにシステム化した(参考実際に導入され案内サイン)。案内サイン表示書体にはゴシック4550使用された。 白地黒文字基本として(方向指示矢印黒色正方形を地の色で抜いたもの)、改札口カラー緑色出口カラー黄色とし、遠くから視認性高めるため表示板通路左右に横断するような形で掲示した路線ごとのラインカラー色付けした○印路線シンボル設け路線名の表示には必ず付すようにした。 改札口出口付近に地下構内図と地周辺地図同一図面内に一体化した、2メートル角の図解サイン配置したホーム降りる階段の上垂れ壁には路線停車駅案内表示し案内を読むために階段途中で立ち止まることが無いよう文字大きくした。 ホーム上には付け型の乗り換え路線案内15メートル間隔で配置したまた、今まで目立つ場所にあった広告広告タイアップした案内サイン撤去し、そこにサインシステムに基づいた新たな案内サイン設置しようしたため広告収入減少見込まれたが、旅客案内最優先とした。その代わり列車車両内に新たな広告媒体設けることで、広告代理店などの了解取り付けている。 このようにシステマチック構築され営団地下鉄サインデザインは、1989年の「'89デザインイヤー記念日デザイン賞」を受賞し出口カラーとして用いた黄色は、1995年出口明示色としてJIS規格化された(ただし、サインシステム導入前営団大手町駅銀座駅1964年東海道新幹線開業時の日本国どのように、既にいくつかの鉄道事業者において出口に関する案内サイン黄色用いられていたことに倣ったものであり、1973年営団のサインシステムが出口を示すために黄色用いた最初の例というわけではない)。 1991年開業した南北線単独駅を皮切りにサインシステムを一部修正これまでの線区ではの地下駅への出入口上部には丸で囲んだSマーク掲げられていたが、この年以降開業した駅および大規模改修実施した駅では、駅入口にある駅名看板統合する形で廃止された(Sマークは駅入口駅名看板記載するように改定し、同時に駅名看板ベースカラーを濃い青地のものに変更)。また南北線有楽町新線では駅名標デザイン一部変更されゴシック4550踏襲されたものの、ラインカラー位置最上部に持ってくるように修正し、そのラインカラー中央逆三角形図柄描いたものに変更された。 営団では、サインシステムを「一種公共財」と考え大手町駅でのサインシステム導入後完成したマニュアル全国各地地下鉄事業者無償配布し京都名古屋札幌福岡などの各都市地下鉄がそれを参考にサインシステムを構築したといわれるしかしながら個性強く表れた営団地下鉄のサインシステムは、民間企業となった東京メトロには○印除いて引き継がれず、紺地白文字ベースとする新しいサインシステムが導入され既存案内順次置き換えた(ただし、民営化直後以降でも現在に至るまで一部営団時代のサインシステムが残っている場所もある)。 新サインシステムでは、路線シンボル表示する際には紺地白抜きにした上で○印アルファベット路線記号表示しているため、デザイン的に煩雑で、○印サイズ小さくなり、視認性低下しているとの意見もある。

※この「サインシステム」の解説は、「帝都高速度交通営団」の解説の一部です。
「サインシステム」を含む「帝都高速度交通営団」の記事については、「帝都高速度交通営団」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「サインシステム」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「サインシステム」の関連用語

サインシステムのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



サインシステムのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのサインシステム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの東京地下鉄 (改訂履歴)、帝都高速度交通営団 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS