中華料理とは? わかりやすく解説

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ちゅうか‐りょうり〔チユウクワレウリ〕【中華料理】

読み方:ちゅうかりょうり

中国料理」に同じ。また、卓袱(しっぽく)料理普茶(ふちゃ)料理など、日本アレンジされものをいう


中華料理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/24 08:06 UTC 版)

中華料理(ちゅうかりょうり、簡体字中国語: 中国菜拼音: Zhōngguó cài〈ジョングオツァイ〉、繁体字中国語: 中華料理粤語: 中華飲食)は、中華人民共和国(中国)をはじめとする中華圏で食べられてきた料理、または、その食材や調理法、調味料を使用して作られた料理の総称。[1][2]


注釈

  1. ^ 台湾でも似た傾向がある。中国国外の中華料理店はこの限りではない。
  2. ^ 例として、唐代の『食医心鑑』、宋代の『中饋録』『山家清供』、元代の『飲膳正要』『居家必要事類全書』(日用類書)、清代の『随園食単』がある。[9]。一部は和訳もある[10]
  3. ^ 2018年の世論調査では、「中華料理」と言う(「中国料理」とは言わない)が82%、どちらかといえば 「中華料理」と言うことのほうが多いが11%、と「中華料理」派が圧倒的である[18]

出典

  1. ^ a b 読売新聞大阪編集局 編『雑学新聞』〈PHP文庫〉2000年、60頁。 
  2. ^ a b 第1428回放送用語委員会(東京)2018年10月19日 用語の決定 および報告 〜「水族館」「洗濯機」「進学校」「デミグラスソース・ドミグラスソース」ほか〜」『放送研究と調査』第69巻第1号、NHK放送文化研究所、2019年1月。 
  3. ^ 日中の生活習慣の違い「冷たい水を好む日本人と、お湯を好む中国人」=中国メディア (2019年3月5日)”. エキサイトニュース. 2020年6月1日閲覧。
  4. ^ 第5回中国料理世界コンクール、中国広州で開催”. 日本中国料理協会. 2017年10月31日閲覧。
  5. ^ 世界中国烹饪联合会”. 百度. 2017年11月6日閲覧。
  6. ^ 石毛直道『世界の食べもの 食の文化地理』(講談社学術文庫、2013年。ISBN 978-4062921718)65頁
  7. ^ 宮崎市定 著「宋代における石炭と鉄」、礪波護 編『中国文明論集』岩波書店〈岩波文庫〉、1995年。ISBN 9784003313312 
  8. ^ 岩間一弘『中国料理の世界史 美食のナショナリズムをこえて』慶應義塾大学出版会、2021年。ISBN 9784766427646 37-39頁。
  9. ^ 坂出祥伸「日用類書について」『初学者のための中国古典文献入門』筑摩書房ちくま学芸文庫、2018年(原著2008年)。ISBN 978-4480098696
  10. ^ 中村喬 訳『中国の食譜』平凡社東洋文庫、1995年。ISBN 978-4582805949
  11. ^ Traditional Chinese diets: A template for healthy eating habits” (英語). Harvard Health (2023年7月1日). 2023年6月21日閲覧。
  12. ^ 「“インチキNY中華街”同メニューでも1ドル高」産経iza(2007年3月14日付配信)
  13. ^ 大河内正敏『味覺』(1947年、東京・有情社)p.118
  14. ^ 本場の味求め「ガチ中華」『産経新聞』朝刊2022年11月14日(生活面)
  15. ^ 「しゆうまいと支那そばの作り方」(昭和11年 第2巻第12号 p22山田政平)|http://eiyotoryori.jp/
  16. ^ 小項目事典,デジタル大辞泉,世界大百科事典内言及, 日本大百科全書(ニッポニカ),精選版 日本国語大辞典,日本の郷土料理がわかる辞典,ブリタニカ国際大百科事典. “卓袱料理とは”. コトバンク. 2022年12月21日閲覧。
  17. ^ 第2版,世界大百科事典内言及, 日本大百科全書(ニッポニカ),和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典,ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,百科事典マイペディア,精選版 日本国語大辞典,デジタル大辞泉,世界大百科事典. “普茶料理とは”. コトバンク. 2022年12月21日閲覧。
  18. ^ 塩田雄大「“すべき”の問題をどうするべきか〜2018年「日本語のゆれに関する調査」から〜」『放送研究と調査』第68巻第12号、NHK放送文化研究所、2018年。 
  19. ^ 帝国書院編集部(守屋美佐雄)『新編・中学校社会科地図(初訂版)・文部科学省検定済み教科書46(帝国)地図-704中学校社会科用』帝国書院編集部編、2008/1/25、21頁下段より。
  20. ^ https://www.cookdoor.jp/useful/glossary/chinese-food/2248101/
  21. ^ https://www.cookdoor.jp/useful/glossary/chinese-food/2253001/
  22. ^ https://www.cookdoor.jp/chinese-food/dictionary/21225_china_025/
  23. ^ https://www.cookdoor.jp/useful/glossary/chinese-food/2254301/
  24. ^ https://www.cookdoor.jp/useful/glossary/chinese-food/2234501/
  25. ^ 中華料理・中国料理店用語集 明油(みんよう)クックドア飲食店用語集(2022年11月28日閲覧)
  26. ^ 中華料理・中国料理店用語集 蒸(ちょん)クックドア飲食店用語集(2022年11月28日閲覧)
  27. ^ 中華料理・中国料理店用語集 紅焼(ほんしゃお)クックドア飲食店用語集(2022年11月28日閲覧)
  28. ^ 中華料理・中国料理店用語集 泥(にぃ) クックドア飲食店用語集(2022年11月28日閲覧)
  29. ^ 中華料理・中国料理店用語集 排(ぱい)クックドア飲食店用語集(2022年11月28日閲覧)
  30. ^ 国土交通省 総合政策局 観光事業課日本交通公社多様な食文化・食習慣を有する外国人客への対応マニュアル (PDF)』(レポート)、国土交通省、2008年2月、108頁。2016年8月25日閲覧
  31. ^ ※記事名不明※『中日新聞』朝刊日曜版2020年4月12日1面


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中華料理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 15:05 UTC 版)

タイ料理」の記事における「中華料理」の解説

近代入り多数タイ華僑出身地であった広東省文化流入した潮州料理中心とする、さまざまな中華料理が流入したいくつかのものは現地化してタイ料理定番メニューになっている。たとえばライスヌードル一種クァイティオ(ก๋วยเตี๋ยว)は潮州の「粿条」(コエティオウ)、カオマンガイ海南省の「文昌鶏」(ブンチアンコイ)などである。また、朝食中華粥を食べ習慣タイ食生活広く浸透しており、ジョーク(โจ๊ก。広東語で粥)と呼ばれる雑炊似た広東風の粥を朝食に出す料理店屋台が多い。鹹蛋中華風の漬物調味料として用いることも中華料理の影響である。

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中華料理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 20:18 UTC 版)

煮こごり」の記事における「中華料理」の解説

中華料理では「滷凍(ルードン lǔdòng)」などと呼ばれる江蘇料理の「肴肉」(ヤオロウ yáoròu)という豚肉煮こごり料理山東料理の「肴驢肉」(ヤオリューロウ yáolǘròu)というロバ肉の煮こごり福建料理の「土筍凍」(トゥースンドン tŭsŭn dòng)というサメハダホシムシ類の煮こごりなどは名物郷土料理となっている。

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中華料理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 09:58 UTC 版)

蒸し物」の記事における「中華料理」の解説

魚介類 蒸し - ハタ類、ケツギョクロダイフウセイなど。 蒸し - 上海蟹など。 蠘飯(蟳飯) - ワタリガニ類を乗せて蒸す、福建料理のおこわ。 肉類 粉蒸肉 - 豚肉砕いた米をまぶして蒸す料理豆腐豆腐 - 豆腐に豚のひき肉などを詰めて蒸す客家料理のひとつ。 卵 蒸水蛋中国語版) - 茶碗蒸し似た卵料理で、各地で具や形状異なる。 主食 饅頭マントウ)、窩頭中国語版英語版)(ウォートウ)、蒸し飯 点心一部 シュウマイ包子中華まん)、蒸しパン中華おこわ、湯葉包みスペアリブ豆豉蒸しなど。 餃子 - 発祥中国では水餃子すなわち、煮るもしくは茹で調理法が多いが、高級料理宴会料理としての変わり餃子広東料理としてのエビ餃子蝦餃)などの変種蒸される日本では水餃子よりも、蒸し焼きする焼餃子のほうが浸透している。 スープ蒸しスープ - 江西料理の煨湯や福建料理佛跳牆など。 冬瓜盅 - くりぬいたトウガンスープ入れ蒸す料理汽鍋 - 蒸気内側に入る構造特殊な土鍋を使う、雲南料理ニワトリ蒸しスープデザート 大良双皮奶牛乳プリン)- 仏山市大良1850年代作られたと伝わる。 亀苓膏亀ゼリー)- 伝統中国医学基づいた伝統的な食品佛跳牆呼ばれる蒸しスープ ひとり分を取り分けた冬瓜盅 ウコッケイ汽鍋 亀苓膏亀ゼリー

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中華料理

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引揚者」の記事における「中華料理」の解説

引揚者達がもたらしたとされる食文化にはシナそば屋(ラーメン)店・ラーメン屋台・餃子屋(主に焼き餃子)がある。それまで中華料理屋といえば本格的な高級中華料理店、しかも広東四川北京上海のものが主流であり、中国東北部地方料理はあまり知られていなかった。関東地方ではタンメン定着北海道空知地方では含多湯ガタタン)が定着したいずれも全国区化は果たしていない)。福岡県では朝鮮半島からの引揚者によって辛子明太子定着した(現在は全国区)。

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中華料理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 10:04 UTC 版)

ラーメン」の記事における「中華料理」の解説

担担麺 - 中国四川省発祥麺料理担仔麺 - 台湾料理肉味噌香菜を上に載せる愛知台湾ラーメンルーツと言われる排骨麺 - 台湾料理排骨(豚の骨つきあばら肉)を上に載せる牛肉麺 - 中国四川省源流とする台湾料理高雄市岡山区発祥の地とされる桐皮麺 - 宋時代中国生まれた麺料理。麺が細くスープ透き通った醤油味で脂控えめ具材淡白な味付け種類抑え目と、最初の頃に主流だった日本ラーメン見た目も味も似ている

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中華料理

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出汁」の記事における「中華料理」の解説

湯 (中華料理)」も参照 中華料理においては鶏肉鶏ガラ骨、豚肉中国ハム貝柱海老などが材料として使われる

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