食器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/12 16:03 UTC 版)
食器(しょっき)とは、食事に用いる容器や器具の総称で、容器については単に器(うつわ)と呼ぶ場合もある。
- ^ 千澄子、九原秀樹 1989, pp. 16.
- ^ 千澄子、九原秀樹 1989, pp. 22.
- ^ 千澄子、九原秀樹 1989, pp. 30.
- ^ “茶道の懐紙〜意外な使い方や豊富な種類〜”. ワゴコロ. 2020年3月31日閲覧。
- ^ “モールド容器とは?機能性やメリット・デメリット、おすすめ商品3選を紹介”. youki style magazine. 2022年10月10日閲覧。
- ^ 千澄子、九原秀樹 1989, pp. 52.
- ^ 千澄子、九原秀樹 1989, pp. 54.
- ^ 千澄子、九原秀樹 1989, pp. 34.
- ^ “フランス、プラスチック製の使い捨て食器を禁止へ 世界初 ”. CNN (CNN). (2016年9月20日) 2016年9月20日閲覧。
食器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 04:48 UTC 版)
エコノミークラスではプラスチック製、またはアルミ製の容器が多い。ビジネスクラス以上は陶磁器製の食器が使われる。 ナイフ、フォークなどは、コスト削減を主眼に、使い捨てが可能なプラスチック製を使用している。基本的にビジネスクラス以上では、金属製のカトラリーが用いられ、航空会社によってはエコノミーでも、環境保護の観点から金属製を用いる航空会社もある。近年は航空燃料節約の観点から、軽量化食器の開発が盛んである。
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食器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 10:07 UTC 版)
給食一般における食器については「給食#食器の選定」を参照。 学校給食以外ではあまり見かけない食器として先割れスプーンがある。スプーンの先端がフォークのように割れたこの食器は、スプーンとフォークの役割をこなせて、しかも両方準備する手間がはぶけるとして学校給食の現場に普及した。しかし、1980年代頃に「スープがこぼれるので食器に顔を持っていく犬食い(犬や猫などのペットや、家畜が、餌の入った容器に頭を突っ込んで食べるさまに酷似していて、無作法である)になる」「箸が使えなくなる」「食べづらい」といった批判がなされ、徐々に姿を消した。今日学校給食では箸やスプーン、フォークが提供されている学校が多く、箸の訓練になるようにと、通称児童箸と呼ばれる、先端部に刻み目をいれることで食品を掴みやすく工夫された箸を使用する地域もある。 合成樹脂製食器は一時、食器点数の軽減による管理の簡便化を目的として、ランチプレートと呼ばれる全ての料理を一枚のプレートにある各々の窪みによそう(現在でもお子様ランチにみられる。また軍隊などにおける通常の食事もこれと同様である)様式が用いられた。しかし日本では椀等の食器を持って食べるという文化があり、また、前出の犬食い問題もあって中止された。 また、食器に素材については学校給食草創期からアルマイト製の食器が主流であったが、1970年代には軽量で扱いやすいポリプロピレン製食器の導入も始まった。しかし、1976年に東京都でポリプロピレン食器から添加剤のジブチルヒドロキシトルエンが微量ではあるものの溶出されることが明らかにされると、練馬区などで使用を中止する事例も見られた。その後、メラミン製やポリカーボネート製の食器の導入も見られたが、こちらも2000年代に樹脂の添加剤であるビスフェノールAが検出される例があり物議を醸したことがあった。
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食器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:45 UTC 版)
方鼎(徳方鼎 西周前期 上海博物館) 鬲(饕餮文鬲 殷前期 上海博物館) 甗(戈父甲甗 西周前期 北京首都博物館) 簋(戈父丁簋 殷後期 上海博物館) 簠(象首文簠 西周後期〜春秋初期 北京首都博物館) 盂(殷時代 ギメ美術館) 豆(象嵌狩猟文豆 春秋後期 上海博物館) 敦(象嵌雲文敦 戦国時代 湖北省博物館) 鼎(てい) - 煮食器。肉類を煮るためのもので、鍋形の身に三足を有し、上部には一対の持ち手を有する。蓋を有するものもある。脚は太くがっしりしたもの、獣脚を象ったものなどさまざまである。新石器時代の陶器に祖形がみられ、青銅器としては殷前期から戦国時代まで製作された。煤が付着し、実際に煮炊きに使われたことのわかる個体がある一方で、火にかけた跡がなく、純粋に儀式用のものもある。古代中国の青銅器のなかでもっとも重視されたもので、単なる鍋ではなく、権威の象徴とされた。西周時代には身分に応じて所持できる鼎の数が決められており、同形・同文様で大きさの異なる鼎をセットで揃える「列鼎」が作られた。周王室に伝わった「禹の九鼎」は特に有名であった。「鼎の軽重を問う」という故事もここに由来する。 方鼎(ほうてい) - 煮食器。殷前期から西周後期まで製作された。牛、羊等の犠牲獣を神に捧げるための器で、もっぱら宗廟で用いられた。上記のような用途から巨大なものが多い。 鬲(れき) - 煮食器。土器としては新石器時代からある。青銅器としては殷前期から登場するが、殷代には少なく、西周中期から盛行し、春秋時代以降まで長く製作される。器形は鼎と似るが足は中空の袋状になっている。 甗(げん) - 煮食器。下部は鬲、上部は甑(そう、こしき)で、中間に簀子(すのこ)があり、蒸気によって食物を蒸すためのものである。殷後期に出現し、春秋時代以降も製作されるが、あまり広く普及しなかった。 簋(き) - 盛食器。殷後期から現れ、春秋時代以降まで長期にわたり製作された。調理した穀物を盛るための断面円形の椀状の容器で、身が深く、圏足がつく。蓋や双耳を有するものもある。西周時代には方形の台座を有する儀礼的なものや、口が狭くすぼまった器形のものも登場する。口の狭いものには器面全体に平行線状の文様(瓦文という)をつけることが多い。 簠(ほ) - 盛食器。西周後期に登場し、戦国時代まで製作されるが、数は少ない。平面長方形で、身と同形の蓋を有する。蓋は逆さにすれば食器としても使える。 盨(しゅ) - 盛食器。上記の簠を隅丸形にしたもので、西周時代後期から春秋時代中頃まで製作された。数は少ない。 盂(う) - 盛食器。広口の鉢形の身に高台と把手がつくもので、簋に似る。殷後期から西周中期にのみ製作され、数も少ない。 豆(とう) - 盛食器。高脚を伴う高杯状の容器で、身の部分は浅い皿状。穀物・スープ・漬物などを盛った。土器としては新石器時代から存在し、青銅器としては西周前期からあるが、増えるのは西周後期以降で、戦国時代まで製作された。春秋時代後期からは細長いフォルムになり、蓋付きとなった。 敦(たい) - 盛食器。球体を二分割して、それぞれを蓋と身とした形の容器で短い足がつく。他の器より遅く、春秋時代中期に現れ、戦国時代後期まで製作された。
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食器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 02:18 UTC 版)
竹筒の最も原初的な利用方法であり、底部に節を残して竹を切るだけで完成する。グアムで残留日本兵として長年ジャングル生活を送っていた横井庄一が、自作の竹筒を食糧貯蔵に利用していたというエピソードがある。 最も基本的な用途としては水を入れて保管する、というもの(=水筒)であるが、それ以外の液体や屋外で採集したキイチゴなどの食料を入れるのにも用いられた。大小さまざまな大きさに切ることで皿や茶碗としても使うことができ、また火にくべれば鍋の代用になり、水を入れれば給湯器に、水と米を入れれば炊飯器にもなる。特に南方系の民族の間では米を炊くのに竹筒がよく用いられた。中国大陸や台湾では竹筒飯と呼ばれるおこわや炊き込みご飯に似た料理があり、地域住民が調理するほか、屋台やレストランなどで提供されている。さらに竹の枝をそのまま残し、節と節の間を切断した柄杓が作られることもあったが、柄杓としての利用は水筒としての利用よりも後の時代に生まれたものである。
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食器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 05:56 UTC 版)
食器は、漆器、陶器、磁器など。家庭では、ご飯茶碗・箸は、各人専用のもの(属人器)を用いる習慣がある。暖かい時期には、薄手で浅めの磁器を主に、暑くなるとガラスの器なども使われる。涼しい時期には、厚めで深手の陶器を主に、寒くなると蓋つきの器なども使われる。また漆器では、蒔絵や沈金などの絵柄で季節を表現することがある。
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食器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 16:35 UTC 版)
食器には主に箸とスプーン(もしくはレンゲ)が併せて供せられ、フォークも用意されていることが多い。食卓にあるちり紙は使用前にこれらを拭くためにも用いられる。ベトナムの箸は日本と違い長さがあり、27cm程度の木製の角箸が一般的である。また後述の通り、インディカ米や更にそれを砕いたものが主食に使われることが多く、汁物がある場合は汁掛け飯にすることが多い(これもマナー違反にはならない)ために、飯料理でもスプーンと箸が併用される傾向が高い。都市部によくある、スチロールパックでテイクアウトする飯料理などでは、使い捨てまたはリサイクルのプラスチック製スプーンのみが付属する。 麺料理を食べる際は、音を立てて啜ること、器に直接口をつけること、丼や皿を持ち上げることがマナー違反であるため、箸とレンゲで食され、スープを飲み干す場合でもレンゲを用いる。粥はスプーンもしくはレンゲのみで食される。
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食器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 01:31 UTC 版)
各食器は、日本の食事作法に従って配膳され、箸は頭を右にして手前に、ご飯は左(左上位の古来文化に基づく)に、汁物は右側に置く事が基本となっている。お重は器を置いたまま食べるが、お吸い物は右側になる。 ご飯と汁物のうどんやそばのセットのような席では、作法は問われない。 多くの場合、食事の際には箸を用いるが、現代においてはフォーク、スプーンなどの用具を用いることもある。 果物や菓子などの一部の食材・料理は手を使って食べても良いが、肉・魚などの料理を用具(食器)を用いず手づかみで食べてはいけない。(フライドチキンなどの手で食べることが海外の慣習の場合、手で食べる場合もある)ただし寿司や茹でたカニなどのように手で掴んで食べることを前提とした料理もある(寿司を手では無く箸で食べることを求められる場合もある)。 ほとんどの場合は、料理と一緒に食事に必要な食器が一そろい付いてくるため、箸などが付属しているかどうかを確認する。
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食器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 02:51 UTC 版)
利休時代までは主に漆器が用いられていたが、織部焼などの国産陶磁器の発達によって多彩な器が用いられるようになった。 現在では懐石料理に用いる器は陶器、磁器、漆器、木器、ガラス器などがある。このうち飯椀・汁椀・吸い物椀などは漆器を用いるのが通例である。茶席においては主客より詰まで順次取り回し、八寸が出てのち亭主が同席して杯事がなされ、菓子ののち中立ちとなり、客はいったん待合へ退き銅鑼の合図で再び席入りするのが本来であるが、いわゆる大寄せ茶会においては別室で点心が供されることが多く、この場合中立ちなどは省かれる。
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「食器」の例文・使い方・用例・文例
- 自動食器洗い機
- 食器棚の留め金が壊れている
- テーブルに8人分の食器を並べる
- 銀食器とクリスタルガラス食器
- 食器を戸棚にしまいなさい
- この食器戸棚は奥行き30センチです
- 食器類を片づける
- 君が料理をしてくれるなら,私が食器を洗おう
- 彼らは記念日にすてきな食器をもらった
- みごとな食器の1点
- どろぼうは銀食器だけを盗んでいった
- 食器類一式
- この食器棚は壁のくぼみに合うように作られている
- 銀食器類
- 食器棚からグラスを取ってもらえますか
- 食器類
- 食器を洗うのを手伝ってくれますか
- 食器洗いをする
- 洗った食器をふく
- 少女は素早く汚れた食器を集め、食器用エレベーターに入れた。
食器と同じ種類の言葉
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