鉢
鉢
- 酒を盗むことを云ふ。
- 酒を盗むこと。
鉢
鉢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/28 08:50 UTC 版)
鉢(はち)とは、皿より深く、壺よりは浅く、口の開いた容器のことである。一般的には上面が広く開いている入れ物のうち、深めの形状のものを指す[1]。浅い形状のものは皿[1]、中間的な形状のものは皿鉢[1]という。
材質や形状は特に問わない。 陶磁器製、金属製、ガラス製、石製、木製、プラスチック製のものなどがあり、形は円形が多いが、四角形、八角形などの多角形、花形や雲形などさまざまの形態の鉢もみられる。
歴史
鉢の語源は梵語にまで遡る。元は僧侶が托鉢の際にもつ容器を指す梵語Patra(パートラ)の音訳である鉢多羅(はったら=応量器)で、この托鉢僧が用いた容器が一般化して鉢になったと言われる[1]。鉢のような容器は、縄文土器や弥生土器にも見られる。神前の供器としても利用されてきた。
種類
形状や用途によって分けられる。
など
派生用法
- 形状が似ているため、頭蓋骨のことを鉢ともいう。鉢合わせ、鉢巻などの用例はそれに由来する。
- 日本の兜における頭頂部を覆う部分のことも同様にそう呼ばれ、旧日本軍や自衛隊においても戦闘用ヘルメットのことを「鉄鉢(てっぱち)」という俗称で呼んでいる。
- 処女の女陰の異名を鉢または新鉢(あらばち)と言うことがある(新鉢は処女そのものを指すこともある)。
脚注
関連項目
鉢(はち)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 09:04 UTC 版)
鉢の裏側。百重刺しを施した布の浮張。 百重刺のアップ。 鉢形 頭部を守るための部分で、金属製または革製の鉢が主であるが、木製のものもあったとされる。金属製の物は、複数枚の「矧板」と呼ばれる板金を鋲で留めた矧板鋲留鉢と一枚の板金を半球型に打ち出した一枚張筋伏鉢とがある。革製は膠水に浸した練革を用いる。日本では湿気による損傷が激しいため、鉢には黒漆を塗り、金属の錆や革の変形を防いだ。又、鉄板を鉢巻などに打ち付ける、もしくは縫いつけて額に巻き、前頭部を保護する簡略な防具を「鉢金」と言う場合もあり、こちらは新選組の隊士等が使用した事でも有名である。 鉢の下縁には眉庇やしころを取り付けるために帯状に板金を巻き付け、これを「腰巻き」と呼んだ。 鉢の裏側には通常韋などを張り、「裏張」(うらばり)と呼んでいたが、鉢裏と裏張の間に緩衝材を入れるようになり、さらには鉢裏との間に空間を設けて韋または布を張る浮張(うけばり)が生まれた。
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鉢
鉢
「鉢」の例文・使い方・用例・文例
- 植木鉢に土をいっぱいに入れなさい
- 金属製の鉢
- その若木は鉢で育てるには大きくなりすぎたので地面に植え替えた
- 矢車菊を鉢植えにする
- 鉢植えの植物
- 鉢植えの木に水をかける
- ビッグアイ・ツナの和名はメバチ、目が鉢のように大きいという意味です。
- 母はこれらの小植物を別の鉢に移し替えるのに時間をかけた。
- 彼女は鉢植えに即効性の栄養剤を与えた。
- 今まで植木鉢に植えていた花を庭に移植した。
- 昨日買った花を鉢に植えた。
- 花子は青い鉢巻をしています。
- どこにこの鉢植えを置きましょうか?
- 彼女は植木鉢に新しい土を入れた。
- 彼女はだんだん、捨て鉢になった。
- 彼は粘土で鉢をつくった。
- 冬の間は苗を鉢植えにする。
- 植木鉢が歩道に落ちてガチャンと割れた。
- この骨董の火鉢は今では実際に使われていない。
- このような木製の鉢を作る技術はすっかりすたれてしまった。
鉢と同じ種類の言葉
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