損傷
損傷
傷がつく・損なわれる・だめになる、という意味合いの表現。人が怪我を負う・心身の器質が損なわれる、自動車が傷つく・壊れる、家屋や道路が災害などによって壊れる、等々、人にも物にも使える表現。自動車や家屋の損傷は、その損傷の度合いによって「大破」「中破」「小破」のように呼び分けられる場合も多い。
一般的に「大破」は、およそ修復不可能ほど壊れること。「中破」は、修理すれば再び使えるようになる程度、「小破」は損傷があってもそのまま使い続けられる程度の損傷を指す。大破した家屋や自動車の修復には、相当に大掛かりな補修を要する。大破した家屋は取り壊しを、大破した自動車は廃車を検討する必要が出てくる。
損傷の類義語に「損壊(そんかい)」が挙げられるが、「損壊」は基本的に物体を壊すという意味で用いられ、人に対しては用いられない(死体は損壊の対象になる)。
そん‐しょう〔‐シヤウ〕【損傷】
損傷
損傷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/05 16:33 UTC 版)
損傷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/08 05:35 UTC 版)
「カンタス航空1便オーバーラン事故」の記事における「損傷」の解説
地上のアンテナと衝突したことで機首と右翼の着陸装置が損傷し、機首の着陸装置が胴体にめり込み、機内電話・放送用設備系統を直撃して故障させた。さらに機首が下に向き、右翼が接地したままの状態で滑走したことで、機首と右翼の着陸装置の損傷がさらに拡大し、第3・第4エンジンとその取り付け部も破損した。 機体はほぼ全損扱いとなってもおかしくなかったものの、カンタス航空は評判維持のために1億ドルを費やして修理し、運用復帰にこぎつけ、これによりジェット旅客機での全損事故ゼロの記録を保持することができた。この記録は2020年10月現在も破られていない。
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「損傷」の例文・使い方・用例・文例
- 脳の損傷
- その橋は洪水でひどく損傷した
- 損傷した商品に対する小切手の支払いを停止するよう銀行に命じた
- 脳細胞が損傷を受ける
- 彼が配送時点の損傷チェックを怠らない
- 気管支拡張症で気道が損傷してしまっている。
- 軸索損傷
- 前頭葉の損傷でしばしば脱抑制が起きる。
- 修繕引当金は地震で損傷した工場に使われる。
- 私たちはそのパーツに損傷がないか心配しています。
- 損傷はありませんでした。
- 施工業者によりますと、この建物は耐震構造になっており、建物には地震の損傷はありません。
- 彼は頚椎損傷の重傷を負った。
- この建物は耐震構造で建てられており、今回の地震による損傷はありませんでした。
- この建物は耐震構造になっており、その地震による損傷はありませんでした。
- この損傷は輸送中に発生した。
- この損傷は輸送中に発生したかどうか。
- この損傷は輸送中に発生していたかどうか。
- その板には損傷があります。
- その板は損傷を受けています。
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