通常の活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/15 05:49 UTC 版)
「慶應義塾大学ライトミュージックソサエティ」の記事における「通常の活動」の解説
日本最古の学生ビッグバンドサークルであり、また、プロを数多く送り出しているビッグバンドサークルということもあって、慶應義塾大学のサークル内でも名門とされている。基本的には実力重視の厳しい競争社会である。学年に関わらず、実力があればオーディションによるメンバーの承認を得てレギュラーバンド(後述)に入ることが出来る。また、数多くの依頼演奏の出演料や各種大会の賞金を活動費に充てられるため、部費は比較的低額であり、無料の年も少なくない。 他の学生ビッグバンドサークルと同様にレギュラーバンドとジュニアバンドの二つのバンドに分かれて活動している。レギュラーバンドはオーディションにより選ばれたメンバーにより構成されており、サークルの代表として様々な大会に出場したり、依頼演奏の仕事をこなしたりする。ジュニアバンドは入部1,2年目(C,D年)の部員のみによって構成されており、多くの部員はここで実力をつけてレギュラーバンドを目指す。3年目(E年)になる前の3月のリサイタル前後に翌年のレギュラーから外れることが決まった部員は、多くの場合演奏機会を求めて他大学のバンドに加入する(大学ビックバンドサークルは基本的にインターカレッジである)。大学ビッグバンドは3年で引退のサークルも多いが、ライトは早稲田ハイソサエティ、明治ビッグサウンズと並んで4年生まで活動する部員が多く、3年目にいったんライトを離れ他バンドで活動した後、4年目にオーディションを受けてレギュラーとして復帰するケースもある。 また、イーボという独特なシステムが存在しており、入部1年目の部員はレギュラーバンドの大会や依頼演奏の際に、楽器運搬やセッティングなどの裏仕事を任せられることとなる。こうした経緯から、神保彰(ドラマー)などOBの多くが「体育会の様な場所だった」と回顧している。
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