通常の活用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 03:56 UTC 版)
グアラニー語の動詞語幹は活用の仕方に応じて3種類に分類され、それぞれ動詞を活用した際の一人称単数・二人称単数の接頭辞から名前を採って、順に areal、aireal、chendal と呼ばれている。なおaireal活用は、areal活用の一種として扱われる。 areal活用は参与者(英: participant)が行為者にあたることを、chendal活用は非行為者にあたることを示すため、それぞれ用いられる。なお他動詞はいずれの活用も行いうるが、自動詞は通常areal活用しか行わず、chendal活用を行う際には習慣性が含意される。名詞もまた活用を行うが、叙述所有を表す際にはchendal活用も行う。 なお動詞についても、語幹が鼻音か口音かによって僅かながら異なった活用を行う。 arealarealairealchendal歩く話す使う大きい一人称単数 a-guata a-ñe'ẽ ai-poru che-tuicha 二人称単数 re-guata re-ñe'ẽ rei-poru nde-tuicha 三人称単数 o-guata o-ñe'ẽ oi-poru i-tuicha 一人称複数包含形 ja-guata ña-ñe'ẽ jai-poru ñande-tuicha 一人称複数除外形 ro-guata ro-ñe'ẽ roi-poru ore-tuicha 二人称複数 pe-guata pe-ñe'ẽ pei-poru pende-tuicha 三人称複数 o-guata o-ñe'ẽ oi-poru i-tuicha
※この「通常の活用」の解説は、「グアラニー語」の解説の一部です。
「通常の活用」を含む「グアラニー語」の記事については、「グアラニー語」の概要を参照ください。
- 通常の活用のページへのリンク