評判

デジタル大辞泉

ひょう‐ばん〔ヒヤウ‐〕【評判】

読み方：ひょうばん

［名・形動］(スル)

１ 世間の人が批評して是非を判定すること。また、その判定。「—の高い作品」「—を落とす」

２ 世間でうわさをすること。また、そのうわさ。「—が立つ」「人々がさまざまに—する事件」

３ 世間の関心の的になっていること。名高いこと。また、そのさま。「今年—になった映画」「—な（の）働き者」

歴史民俗用語辞典

評判

読み方：ヒョウバン（ｈｙｏｕｂａｎ）

中世、評定と同意。

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評判

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関連項目

• 評価
• 噂

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

評判

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この単語の漢字
評	判
ひょう 第五学年	はん > ばん 第五学年
音読み	音読み

名詞

評判 (ひょうばん)

1. （古）評して是非善悪を判断すること、評定。
   • 「あの時のわしの処置を知っているのはお前だけだ。面白かろう、徳島の城下へ行って評判するか」（吉川英治 『鳴門秘帖 鳴門の巻』）
2. 世人が批評して言いふらすこと。うわさ、とりざた。
   • 夫婦善哉は、何故か、評判がよくなかったが、大阪のああいう世界を描いた限り、私は傑作だと思った。（織田作之助 『東京文壇に与う』）
   • それを聞いて忠之は、利章等の諫書を讀んだ時よりも烈しく怒つて、山鹿の事を評判するものは見附次第討ち取れと命じた。（森鴎外 『栗山大膳』）
3. 有名であること、噂の高いこと。
   • だから、如何に評判の絵でも、自分に興味のないものは一度きりで見ないで済むし、気に入った絵なら誰に気兼ねもなく何遍でも見て楽しむことが出来る。（寺田寅彦 『二科会展覧会雑感』）
   • そこにはお種というきれいな評判な娘もいるという。（田山花袋 『田舎教師』）

翻訳

• アイヌ語: asur ^(ain)
• 英語: reputation ^(en)
• ドイツ語: Ansehen ^(de) 中性, Ruf ^(de) 男性
• ノルウェー語（ブークモール）: anseelse ^(no) 男性, omdømme ^(no) 中性
• フィンランド語: maine ^(fi)
• フランス語: réputation ^(fr) 女性
• ロシア語: репутация ^(ru) (rjeputácija) 女性

動詞

活用

形容動詞

活用

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「評判」の例文・使い方・用例・文例

• 悪い評判が立つ
• 彼は一家の評判を傷つけた
• 不注意な発言で彼は自分の評判を下げた
• 若者に評判が悪い
• これらの理論は評判が落ちた
• 勤勉との評判を得る
• よい評判
• 彼女は講演者として評判がよい
• 評判の悪い人には近づかないようにしなさい
• 彼の評判が口コミで伝わった
• あの店は品質のよいチョコレートで評判だ
• 彼は我々の会社の評判を落としてしまった
• 彼は悪い行状で評判だ
• 彼の本は大きな評判になった
• 評判のよい人
• 彼は医者として評判がよい
• 評判のよい男
• ベンソン教授は評判がよい
• スミス先生はシカゴで一番の眼科医という評判です
• そのニュースは世間の大評判となった