いかに

デジタル大辞泉

いか‐に【如^＝何に】

読み方：いかに

［副］

１ 状態などについての疑問を表す。どのように。どんなふうに。「人間、—生くべきか」「彼の運命や—」

２ 程度などについて推量する気持ちを表す。どれほど。どんなに。「—大きな打撃を受けたか誰にもわかるまい」

３ （あとに「ても」などの語を伴って）逆接の意味を強める。どんなに。「—苦しくてもがんばる」

４ 原因・理由などについての疑問を表す。なぜ。どうして。

「—思ひ始めける事にか」〈更級〉

５ 反語を表す。どうして…か。

「—かかる所にはおはしまさむずる」〈堤・はいずみ〉

［感］人に呼びかけるときに用いる語。おい。もしもし。

「—、祇王御前、ともかうも御返事を申せかし」〈平家・一〉

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

いかに

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 00:16 UTC 版)

副詞

いかに【如何に】

1. 様態について疑問を表す。どのように。いかにして。
2. 量や程度について疑問を表す。どれくらい。どれほど。
3. 譲歩、逆説表現を誘導・補強する。どれほど。

発音^(?)

イ↗カ↘ニ

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「いかに」の例文・使い方・用例・文例

• そんなことを言うのはいかにも彼らしい
• 彼らはしばしばいかに事業を運営するかについて議論した
• その子はいかにもうれしそうに包みを開けた
• 問題はいかにしてホームレスの人々全員に住居を提供するかだ
• いったん仕事をし始めればそれがいかに簡単かわかるでしょう
• 彼女の役割がその映画にとっていかに重要かを彼は指摘した
• いかにして困難から脱出するかよく考える
• その政治家はいかにも政治家らしくふるまった
• その答えはいかにも彼らしかった
• 傘を忘れるなんていかにも彼らしい
• 私の父はいかにも日本人らしい
• 彼の質問の仕方は、いかにも報道記者らしかった。
• メインディッシュはオイルがいかにも美味しそうだった。
• 学習と成長の視点は、戦略目標達成のためにいかに変革と改善ができる環境や能力を維持するかというものだ。
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• 内部成長率は会社が借入金を増やすことなくいかに早く成長できるかを示す。
• サークル活動においては集団凝集性をいかにして高められるかが重要である。
• いかに有効に時間を使うかが重要。
• いかにしたらノウハウを教えてもらえるのだろうか。
• いかに真っ直ぐにあけるか。