平家
名字 | 読み方 |
平家 | へいけ |
平家
姓 | 読み方 |
---|---|
平家 | ひらいえ |
平家 | ひらうち |
平家 | ひらか |
平家 | ひらが |
平家 | ひらや |
平家 | へいけ |
伊勢平氏
(平家 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/04 18:06 UTC 版)
伊勢平氏(いせへいし)は、承平天慶の乱に功のあった平貞盛の四男平維衡よりはじまる平氏一族の一つ、高望王流坂東平氏の庶流である。
注釈
出典
- ^ 角田 1994, pp. 2253–2254, §. 平家.
- ^ 野口実 2003, p. 28.
- ^ 飯田悠紀子 2012, p. 70.
- ^ 飯田悠紀子 2012, p. 68.
- ^ 野口実 2003, p. 29.
- ^ 原水民樹「崇徳院逃避行の供人、平家弘・光弘父子 : 『保元物語』形成の一背景」『言語文化研究』第14巻、2006年12月、A25-A34、ISSN 13405632。
平家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/28 16:45 UTC 版)
平 知盛(たいらの とももり) 声 - 室園丈裕 平清盛の四男。兄の平宗盛(本作には一切登場しない)に代わって指揮を執る平家の事実上の総大将で、平家軍きっての知将。観月の霊力を利用して、平家の勢力回復を狙っている。本来は戦いを嫌う優しい性格だが、立場上冷酷であるよう努めている。目的のためならば犠牲を厭わないが、その対象には自分自身も含まれている。平家が勢力を回復することで、争乱のない世が訪れることを願っている。また、過去に面識があった静を気にかけている。 平 敦盛(たいらの あつもり) 声 - 平田宏美 清盛の甥。知盛の従兄弟で、中性的な美しい容姿をした謎めいた青年。武将としての能力はなかなかのものだが、文才も合わせ持ち、史実同様に笛の名手でもある(本作でも笛を大切にしている様子が見られる)。常に飄々としており、不気味な笑みと皮肉を絶やさない。また、自分と反りが合わない者に対しては非常に冷淡。目的のためには手段を選ばず、謀略で相手を陥れる事を好み、騙し討ちなども平気で行う。 平 教経(たいらの のりつね) 声 - 藤原満 清盛の甥。知盛・敦盛の従兄弟にあたる。怪力無双で猛将と名高い、平家最強の武将。個人の勇を頼みすぎる傾向があるが、一騎討ちが当たり前のこの時代では彼一人の力で局面を変えることも可能である。慎重でいるより大胆であることを好み、理性より感情を優先させる豪快な人物。細かい事は全て知盛に任せて強者と戦うことを生き甲斐にしており、そのため体格・膂力で自分と互角に渡り合える主人公を好敵手と認めて一目置いている。平家物語では弓の達人として高名だが、本作では弓を使用する場面は皆無で棘の付いた鉄棒を振るって戦うのが常のようである。 廉也(れんや) 声 - 石井一貴 元は戦いで両親を失った戦災孤児。平家に拾われ、観月の遊び相手として兄妹のように育つが、長じてからは忠実な下僕としての立場で常に傍にいる。彼にとって第一は観月・第二は平家。この二つのものを守るために己の身を捧げると誓った、守りたいものの為に戦う少年。普段は戦いより学問の似合いそうな穏やかな少年だが、観月の事になると我を忘れてしまう。戦いを嫌う優しい心も持っているが、それは自分の弱さのあらわれと考えている。細身だがその肉体は鍛え上げられており、外見からは想像もつかないほどのパワーを持っている。足も速く、馬に乗るよりも自分の足で走るのを好む。 平 観月(たいらの みつき) 声 - 斎藤千和 清盛の孫。生後間もなく並外れた霊力が宿るような術を施され、それと引き換えに視力を失っている。特殊な術である「人寄せの術」を使うことができ、これが物語の根幹を左右するものとなる。物静かで落ち着きがあり、妙に大人びている。目が見えないという自らの境遇や、平家を再興するためのものとしての運命を特別不幸なことだとは思っておらず、全てを受け入れた上で自分にできることを模索している。平家一門であることに誇りをもっているが、必要以上に傲慢になることはなく、ごく自然に支配する側の人間として振る舞うことのできる生まれながらの姫君。
※この「平家」の解説は、「少女義経伝」の解説の一部です。
「平家」を含む「少女義経伝」の記事については、「少女義経伝」の概要を参照ください。
平家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 08:52 UTC 版)
「遙かなる時空の中で3」の記事における「平家」の解説
平清盛(たいら の きよもり) 声 - 浅川悠 平家の棟梁。子供の姿で怨霊として蘇り、その際に強大な力を得た。身内には鷹揚だが、時折感情的になり癇癪を起こす。 平知盛(たいら の とももり) 声 - 浜田賢二 誕生日:9月23日。年齢:25歳。血液型:B型。身長:183cm。五行属性:金。象徴物:赤い芥子。イメージカラー:猩猩緋。武器:二刀流の剣 怨霊が多い平家武将の中で、数少ない生身の人間。退廃的な雰囲気の平家の武将で、新中納言と呼ばれる。戦の高揚感を好み、自ら戦場に赴く主人公の剣技に心惹かれ、興味を示し執着する。非戦闘時は気だるそうで、何に関してもあまりやる気が窺えず、普段着も着崩している。 十六夜記においてのみ、恋愛対象として攻略可能。また運命の迷宮でも、選択肢によっては一夜限り会うことができる。 平経正(たいら の つねまさ) 声 - 花輪英司 平敦盛の兄。穏やかで優しい性格。平家の将ではあるが、できれば戦いは避けたいと思っており、誰よりも強く和議を望む平和主義者。弟の敦盛同様、彼も楽を愛でている。彼は琵琶を演奏し、琵琶の名は「青山」。戦闘時は杖を使う。 平家に作られた怨霊。弟の敦盛を心配する思いが、この世に執着する原因となった。ただ、惟盛のように生前と性格が変わったり、暴走することはない。 平惟盛(たいら の これもり) 声 - 松田佑貴 平家の将。滅びを美しいと感じ、その美学を体現するためには手段を選ばない残忍さを持つ。戦闘時は常に持っている杓で突いてくる。また「鉄鼠」(てっそ)という怨霊の動物を従えている。常に着用している冠に花を飾っている。 平家に作られた怨霊。生前は作中と異なり、穏やかな性格で人と接し花を愛でる、優しい公達だった。 平忠度(たいら の ただのり) 声 - 内田直哉 平家の将。厳格で一本気な人物。戦闘では日本刀を使用。武家としての平家に誇りを持っている。 二位ノ尼(にいのあま) 声 - 野沢由香里 平家の棟梁・平清盛の妻。本名は平時子。出家して尼となっているため尼御前(あまごぜ)とも呼ばれる。 安徳天皇(あんとくてんのう) 声 - 遠藤綾 2歳のときに帝位を継いだ少年。京にも天皇は別に存在するが、平家は彼を天皇と仰いでいる。
※この「平家」の解説は、「遙かなる時空の中で3」の解説の一部です。
「平家」を含む「遙かなる時空の中で3」の記事については、「遙かなる時空の中で3」の概要を参照ください。
平家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 06:55 UTC 版)
「義経 (NHK大河ドラマ)」の記事における「平家」の解説
平清盛:渡哲也平家の棟梁。平治の乱で源義朝に勝利し、平氏政権を樹立。福原への遷都により海運貿易による富国を志したが、そのやり方には反発も多く、後白河法皇との仲も冷めたものとなっていた。かつて命を助けた頼朝が挙兵し、その討伐に息子たちが手こずる中で熱病に倒れ、死の間際に居合わせた時子や宗盛の前で「我が夢、未だ、叶わず」と遺言を残して亡くなった。清盛の国づくりの構想は「新しき国」として義経に受け継がれた。 時子:松坂慶子清盛の後妻。時忠・建春門院滋子の姉。重盛の継母で宗盛・知盛・建礼門院徳子・重衡の実母。清盛が亡くなった後に、清盛が「頼朝の首を我が墓前に供えよ」と遺言したと一同の前で語り、一族の結束を促した。壇ノ浦の戦いで敗色濃厚となった際には安徳帝とその弟の守貞親王を入れ替えさせ、守貞親王を道連れにして入水自殺した。この時、入水を止めさせるよう叫ぶ義経に向けて微笑んだことが、後に義経に帝の入れ替えを悟らせる要因となった。 平重盛:勝村政信清盛と前妻の子で長男。文武両道且つ温厚な性格で、清盛と院や公卿との間を取り持っていた。子の資盛が殿下乗合事件で恥をかかされると武力でこれに報復し、自分が平家の嫡流であることを強く誇りに思っていることを露わにし、清盛からは「危うさがあるが頼もしい」と大いに喜ばれた。後に病に倒れ、父に先立って病死する。重盛の死とこれに付け込んだ後白河法皇の謀略によって、清盛は「自ら鬼になり申す」と後白河法皇に宣言するほど、過激な手法を用いるようになる。 経子:森口瑤子重盛の後妻。藤原成親の妹。 平知盛:森聖矢→阿部寛清盛の四男で、母は時子。幼少時代は義経とよく遊び、理知的で冷静沈着な面と勇猛果敢な面とを備え持つ武人として描かれている。清盛亡き後は平氏軍の大将として源氏に抵抗。壇ノ浦では義経と船上で一騎討ちを繰り広げるが、最後には敗北を悟り、自分の体に碇を巻きつけて海に身を投じて入水した。義経が西国に落ち延びようとした際には亡霊として現れた。 明子:夏川結衣知盛の妻。 平宗盛:伊藤隆大→鶴見辰吾清盛の三男で、母は時子。清盛が牛若(後の義経)に平氏の子のように接することに不満を持っていた。暗愚で狭量な人物であり、自分が元服した時にはすでに一人前の武士であった異母兄の重盛に対しても器量の差から劣等感を抱いていた。成長後も父に叱責されることがたびたびあり、後白河法皇に接近するようになる。自分は実は法皇の子なのではないかと思いこんだことすらあった。兄・重盛亡き後、清盛の嫡男となり、源氏との戦いの中で時子が清盛の遺言を捏造したことがかえって一門を苦境に追い込んだと苦悩した時には「父上の遺言は、頼朝の首を供えよでは?」と言う一幕もあったが、結局は源氏の勢いを抑えることができず平氏は壇ノ浦の戦いで滅亡。自身も子の清宗と共に入水するが、父子共々に己が死を覚悟しきれていないことを梶原景季に見抜かれて捕縛される。合戦の後には鎌倉に送られ、命乞いをして源氏方の失笑を買う。最期は義経によって刑死。子煩悩で最期の時には清宗の助命を義経に嘆願したり、清宗の安否を尋ねたりしている。 徳子→建礼門院徳子:中越典子清盛の次女で、母は時子。高倉天皇の中宮となり、後に安徳天皇を産んで国母となる。壇ノ浦で入水自殺したが助けられた。後に義経から帝のすり替えを見抜かれるが、義経の温情により見逃され、同じく壇ノ浦から生き残った一門の女性達と共に感謝した。 平重衡:岡田慶太→細川茂樹清盛の五男で、母は時子。清盛の命により南都を焼き討ちし、東大寺大仏殿を全焼させる。一ノ谷の戦いで敗れて源氏に捕われて鎌倉に護送され、頼朝と対面している。この時、東大寺の件について「父に刃向いし者共に攻め込んだまで」と言うが、頼朝はそれが清盛の名誉を汚さぬよう自分が汚名を被るための嘘と見抜き、彼を鎌倉を起点に築こうとしていた「武士の国」に加えようと考えるほどに絶賛した。しかし平氏滅亡後に南都衆徒から引き渡しを要請され、頼朝や政子らが「断ることはできても、最終的には全国の寺社を敵に回し、収拾がつかなくなる」という判断から引き渡された。死を覚悟した重衡は今わの際に妻・輔子と涙の別れをする。 輔子:戸田菜穂重衡の妻。夫が捕虜となり三種の神器との交換の話が出た時には受け入れるよう懇願するが、一門に却下され悲嘆に暮れる。壇ノ浦で生き残った後、処刑直前の重衡と再会し、彼が噛み切った毛髪を形見に受け取り涙ながらに見送った。 平維盛:賀集利樹重盛の嫡男。富士川の戦いで頼朝軍と対峙するが、鳥の羽音を敵の襲撃と勘違いした兵により陣中は混乱。収拾を呼びかけるが結果的に戦うことなく敗走することになる。その後、倶利伽羅峠の戦いでも惨敗、嫡流のみが受け継ぐことができる父祖代々の鎧を没収されて居場所を失い、出家して入水自殺した。 平資盛:小泉孝太郎重盛の子で維盛の弟。壇ノ浦まで一族と共に源氏軍と戦った。 能子:山口愛→後藤真希清盛の娘で母は常盤。義経の異父妹。重盛・宗盛・知盛・徳子・重衡の異母妹。領子にいじめられ「源氏との内通を防ぐ」という目的で炭小屋に閉じ込められたこともある。それでも平家一門についてゆき、屋島の戦いでは扇の的を差し出す役目で異父兄・義経と対峙した。平家滅亡後も一門と生活を共にする。 平時忠:大橋吾郎時子の弟で、建春門院滋子の兄。都の治安維持を担当し厳しい治政を展開した。平氏政権の中で出世を遂げ、「平氏にあらずんば人にあらず」の言葉を残す。平氏が劣勢になると義経に接近しようとした裏切り者で、滅亡後も恥を知らずに生き永らえた。 領子:かとうかずこ時忠の後妻。能子の存在を快く思わず、源氏に内通しているのではないかと疑い壇ノ浦の直前には炭小屋に軟禁している。最期は壇ノ浦で入水自殺。 平頼盛:三浦浩一清盛の異母弟。頼朝を助けた池禅尼の子であることから、頼朝の蜂起後は一門から非難されることもあった。一門の都落ちに際しては同行せず、都に上った義経と対面し、自分の境遇とこれからは鎌倉で頼朝に仕えるとの旨を語った。 平清宗:塩顕治→渡邉邦門宗盛の子。壇ノ浦で父と共に入水するが、捕らえられ助けられた。最期は父とともに刑死。 建春門院滋子:中江有里時子と時忠の妹。後白河法皇の皇后で高倉天皇の母でもある。若くして薨去し、彼女の死によって、法皇と清盛の関係が悪化することになった。 池禅尼:南風洋子清盛の継母で、頼盛の実母。本作では清盛との関係はあまり良好ではないとされている。頼朝が亡くなった子に生き写しだとして清盛に命乞いをし、重盛の進言もあって受け入れられた。 平盛国:平野忠彦清盛の側近。彼の館で幼い牛若丸は清盛や知盛、重衡と触れ合っていた。また、清盛からはその信頼の厚さから、宋の人々を迎える先として館を使われたこともあった。晩年の清盛と酒を片手に昔話を語らった直後、清盛が病に倒れるのを目の当たりにする。 大庭景親:伊藤敏八相模の豪族。平家方として石橋山の戦いで頼朝を破るが、勢力を増した鎌倉方に逆襲されて討たれる。
※この「平家」の解説は、「義経 (NHK大河ドラマ)」の解説の一部です。
「平家」を含む「義経 (NHK大河ドラマ)」の記事については、「義経 (NHK大河ドラマ)」の概要を参照ください。
平家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 06:21 UTC 版)
平清盛 本来は貴族の番犬でしかない武家でありながら強大な権力を手中に収め、この世の絶頂を極めている平氏の棟梁。「平氏にあらずんば人にあらず」と呼ばれるほどの時代を築き上げた。 牛若丸を屋敷に幽閉した張本人。当初は常磐御前に迫る助平爺として描かれていたが、後に平氏の棟梁としての威厳のある側面を見せる。 自分の父が白河天皇ではないのかという噂を気にしており、自らの出自が判らぬ事への苛立ち、空しさを感じている。他にも、倒れた牛若丸を彼と気付かず自ら看病する、子や兄弟を含む平氏一門からは慕われ信頼されているなど、冷酷な覇者と優しい家長という二面を併せ持っている。 平宗盛 清盛の三男で、清盛亡き後の平家の棟梁。常に公家風の厚化粧をしている。清盛に比べて器量がなく、京が危うくなると早々に都落ちを決定してしまい、合戦の指揮も弟たちに任せるなど無能な面が目立つ。壇ノ浦の戦いでは敗北が決まった際に自決しようとするも躊躇してなかなか入水できずにいたところを盛によって捕らえられてしまう。捕虜になったあとは義経に媚びて命乞いをするも頼朝によって処刑を命じられ、息子清宗の助命を託し、最期は武家の棟梁らしい態度で処刑された。 平清宗 宗盛の嫡男。父と同様あまり度胸がない。壇ノ浦の敗戦後助命嘆願も虚しく処刑される。 平知盛 清盛の四男で平家屈指の勇将。兄宗盛が無能なため実質的な指揮官として平家軍を率いる。一ノ谷の戦いで全軍総崩れの中撤退するも、息子知章を義経によって討たれてしまい、ショックのあまり眉尻が抜け落ち人相が変わってしまう。以後義経を憎み執拗に狙うようになる。壇ノ浦の戦いでは海戦慣れしていない源氏軍を翻弄する。最期は唐船の巨大な碇を担いで入水して自決する。 平教経 平教盛の次男で清盛の甥。元々は国盛と名乗っていたが、後に教経に改名している。奥州に義経の偵察に入る。男なのに女のように前髪を垂らしたり、女物の服を着たりといった悪癖があるものの、彼自身は己の女性的な顔立ちに劣等感がある素振りも見せる。そのせいか顔のせいで弱そうと馬鹿にされたら喧嘩っ早くなる直情的な所や、プライドが高く一度言い出したら聞かない傲慢な面がある反面、子供好きな一面もあり笑顔を見せる。 武芸の実力は、同じ平家一門の中で武芸に優れていると言われる従兄の知盛も自分より上と認めるほどであらゆる武器を使いこなす達人だが、それは過去のある失敗がきっかけで、以来武芸一筋に打ち込んできた努力の賜物でもある。 平維盛 平重盛の嫡男で清盛の孫。時子曰く「光源氏のよう」と形容される美男。性格は大人しく温厚で、その点を清盛から厳しく叱責された。 徳子 鞍馬寺に参拝に訪れた少女。父は清盛であり、徳子と漂太は本来敵対する間柄であるが、2人は親交を交わす。彼女にとって清盛は良い父のようであり、彼女が寺に来たのも、清盛の病が良くなるように祈るためだった。後に、平氏の権勢をより一層高めるため、高倉天皇の元に嫁ぐ。漂太は初めて出会った時に匂い袋を贈られ、そのお返しとして自ら彫った木の人形を、入内するために車で送られる徳子の元へ命がけで贈り届けた。 平時忠 清盛の義弟の公家。かつて権勢を誇っていた頃に驕り高ぶったあまりに平家にあらずんば人にあらずという言葉を残した。壇ノ浦の戦いで捕虜となり、その栄華の儚さを嘆き悲しんだ。 平時子 通称二位尼。平清盛の妻で平家四兄弟の母。壇ノ浦の戦いで敗北が決まったあと、知盛の言を入れ、すべての財宝を海に捨てると言い、帝とともに入水自決する。その際、清盛の幻影を見つつ息を引き取る。 安徳天皇 徳子の子で平家によって担ぎ上げられた幼帝。壇ノ浦の戦いで一族とともに入水する。 斎藤実盛 平家方の武将。かつて義仲の父義賢と敵対していた義朝配下の武将だったが、義賢の討死後、幼かった義仲の命を救った。このことから後年まで義仲は恩義を感じていたが、篠原の戦いにて平家側の武将として義仲と敵同士で相まみえる。名を尋ねられても一介の老将として名乗らなかったが、老体ながら木曽勢を相手に奮戦する。しかし最後は樋口兼光によって討ち取られてしまう。当初義仲は気づかなかったが、討ち取られる直前にその顔を思い出し首を取るのを止めようとするも既のところで間に合わず、義仲は恩人の死に涙した。
※この「平家」の解説は、「遮那王義経」の解説の一部です。
「平家」を含む「遮那王義経」の記事については、「遮那王義経」の概要を参照ください。
平家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 12:35 UTC 版)
伊勢平氏のうち、いわゆる平氏政権を打ち立てた平清盛とその一族を特に「平家」と呼ぶ事が多い。ただし、「平家」という言葉は本来、数多い平氏の中でも特定の家もしくは集団を指す言葉に過ぎず、初めは桓武平氏の中でも伊勢平氏が属する武家の高望王流ではなく、京の都で文官として活躍していた高棟王流の人々を指していた(『江談抄』(二))。また、平氏政権時においても清盛一族のみならず、彼らに仕えている家人・郎党らを含めた軍事的・政治的集団を指す用法としても用いられ、この場合の「平家」には清盛に従った藤原氏や源氏の武士も含まれることになる。勿論、本来の「平家」である高棟王流は明治維新まで存続したのであるから、その意味では、壇ノ浦の戦い以後も「平家」は存続していたとも言える。鎌倉時代に入ると『平家物語』が成立し、今日まで広く愛される軍記物語となった。 源家という言い方は余り用いられないが、清和源氏に限らず、源氏自体を指す。
※この「平家」の解説は、「平氏」の解説の一部です。
「平家」を含む「平氏」の記事については、「平氏」の概要を参照ください。
平家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 10:02 UTC 版)
平知盛(声:金子由之) 騎馬大薙刀兵。平清盛の四男。平家の主な隊長。軍略に優れている。 平重衡 平清盛の五男で知盛の弟。その容姿は牡丹の花にたとえられる。一ノ谷で源氏に捕らえられるが、外伝ルートでは平家に助けられ、生存する。 平敦盛(声:石井真) 弓兵。無官の太夫。平家の将。平家物語の最期は有名。 平時忠(声:小山武宏) 弓兵。平家の老将。有名な「平家にあらざれば人にあらず」の言葉を発した人物。 平教経(声:斎藤志郎) 大薙刀兵。義経を最後まで苦しめた人物として有名。 人物禄のサンプルボイスにのみ「いざ、うれ、さらばおのれら、死出の旅路の共をせよ。」という彼の最期の台詞が収録されている。 菊王丸(声:保村真) 特殊歩兵。平教経の童。 ストーリー上、屋島の合戦で死亡するが、外伝ルートではそのステージが存在しないため 最後まで生存する。
※この「平家」の解説は、「義経英雄伝修羅」の解説の一部です。
「平家」を含む「義経英雄伝修羅」の記事については、「義経英雄伝修羅」の概要を参照ください。
平家
「平家」の例文・使い方・用例・文例
平家と同じ種類の言葉
- >> 「平家」を含む用語の索引
- 平家のページへのリンク