ぎ‐せい【犠牲】
サクリファイス
(犠牲)柳田邦男によるノンフィクション。副題「わが息子・脳死の11日」。平成7年(1995)刊行。自殺を図った息子の脳死から腎提供に至る11日間を記録した作品。著者には本作を含むノンフィクションのジャンル確立の功績に対し、第43回菊池寛賞が贈られた。
《原題、(スウェーデン)Offret》1986年公開のフランス・スウェーデン合作映画。同年12月にフランスのパリで客死したソ連出身の監督、タルコフスキーの遺作。核戦争勃発と世界の救済を主題とする作品。第39回カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリ、国際映画批評家賞など4賞を受賞。
いけ‐にえ〔‐にへ〕【生け×贄/犠=牲】
ぎせい 【犠牲】
犠牲
犠牲
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犠牲
生贄
(犠牲 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/12 09:33 UTC 版)
生贄(犧、いけにえ、生け贄とも[1])は、神への供物として生きた動物を供えること、またその動物のことである。供えた後に殺すもの、殺してすぐに供えるもののほか、そもそも殺さずに神域(神社)内で飼う場合もある。
- ^ 「神への生け贄」が階層化社会を生み出していた:研究結果WIRED
- ^ ただし、生贄を出しても効き目がなかった(雨が降らなかった)ため、仏教儀礼の「悔過(けか)」を行ったと記され、仏教儀礼に移行する過渡期の記述である。
- ^ 牛馬の渡来自体が古墳期からであり、殺牛馬のまじない文化は渡来系の人々の信仰とされる。参考・『AERA Mook 考古学がわかる。』内の金子裕之の説明。 朝日新聞社 1997年 p.50.
- ^ 岡田米夫 『日本史小百科 神社』 東京堂出版 (新装4版)1997年(初版1977年) ISBN 4-490-20208-3 p.183
- ^ 柳田國男「日本の伝説」三国書房 昭和15年(1940年)12月20日 95頁-96頁
- ^ 田代道弥「風神のつのとり 考」祭風洞書屋 昭和43年(1968年)8月1日 27頁-30頁
- ^ 高木敏雄「日本神話伝説の研究」岡書院 1925年5月20日発行 487頁-538頁
- ^ a b c d 向井佑介(2009), p. 134.
- ^ 中村大介「漢代における遼東郡と交易」『埼玉大学紀要. 教養学部』第55巻第2号、埼玉大学教養学部、2020年、 140頁、 doi:10.24561/00018939、 ISSN 1349-824X、 NAID 120006847640。
- ^ 向井佑介(2009), p. 133.
- ^ “子ども137人とラマ200頭、心臓抜かれ生贄に ペルー古代文明の遺跡で発掘”. CNN (2019年3月7日). 2019年6月12日閲覧。
- ^ “子供140人生贄 550年前のペルーで何があった?”. 日経スタイル (2018年5月14日). 2019年6月11日閲覧。
- ^ “ヒンズー教の祭り、規制でいけにえ10万頭減 ネパール”. AFP (2014年12月3日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ “世界最大のいけにえ祭り、ネパールで開幕 前回は動物20万頭が犠牲に”. AFP (2019年12月4日). 2019年12月4日閲覧。
- ^ 小笠好恵「東海道の伝説」関西通信社 1964年10月1日発行 40頁-46頁
- ^ 松村武雄「日本神話の研究 第三巻」培風館 昭和30年(1955年)11月10日発行 126頁、197頁、207頁
- ^ 松村武雄「日本神話の実相」培風館 昭和22年(1947年)6月10日発行 155頁-156頁、158頁
- ^ 中山太郎「日本巫女史」大岡山書店 1930年3月20日発行 247頁-251頁、333頁-338頁、347頁
- ^ 「広報ふじ 1967」富士市役所 昭和42年(1967年)5月15日発行 3頁
- ^ 松尾四郎「史話と伝説」松尾書店 1958年9月5日発行 221頁-224頁
- ^ 小長谷宗芳「伝説富士物語」木内印刷合資会社 1952年8月発行 168頁-179頁
- ^ 小川有言「遠江の伝説」安川書店 昭和17年(1942年)11月1日発行 166頁-167頁
- ^ 藤澤衛彦「日本伝説の研究 第一巻」大鐙閣 大正15年(1926年)7月5日発行 序2頁-3頁
- ^ 青木純二「アイヌの伝説」第百書房 大正15年(1926年)5月14日発行 33頁-36頁、52頁-56頁、80頁-81頁、82頁-84頁
- ^ 南方熊楠「南方閑話」坂本書店出版部 1926年3月20日発行 61頁-96頁
- ^ 布施千造「東京人類学会雑誌第194号(人柱に関する研究)」明治35年5月20日発行 303頁-307頁
犠牲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/17 05:32 UTC 版)
「バングラデシュ・ライフル隊反乱事件」の記事における「犠牲」の解説
この反乱で計74名が死亡した。このうち57名がBDRに出向していた陸軍将校であり、BDR長官、副長官、16名の管区本部長全員が含まれていた。
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犠牲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/05 07:25 UTC 版)
古い小型船舶に多数の難民が乗船するなどして、船内の環境は劣悪だった。水・食糧の奪い合い、死体を食べたり、海賊による略奪・襲撃にあったり、サメやシャチなどの肉食性の海棲大型動物に襲われたりもした。 船に公海上での方向指示機能が無いことも多く、海難により多数の犠牲者が出ることもある。 南シナ海上では、タイの海賊や不良漁民によって金品を狙った強盗が行われ、時には強姦、殺人も起こった。タイの海賊は、ボートピープルが財産として持ち出した宝石や貴金属などをターゲットとした。1981年にベトナムを離れた避難民のうち、7割以上がタイの海賊に一度は遭遇したともいわれる。
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犠牲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 06:11 UTC 版)
「プルコボ航空612便墜落事故」の記事における「犠牲」の解説
当初プルコボ航空は、612便の乗客は、2歳未満の乳児6名と12歳未満の子供39名を含む159名と発表した。後ほど、同社は自社ウェブサイトにおいて短い声明を述べ 、160名の乗客と10名の乗員全員の名簿を公表した上で、612便に搭乗していた人数が合計170名であったことを発表した。乗客の160名のうち、45名は12歳未満の子供であった。ただし、乗組員が管制官側に対し搭乗者数は乗員11名と子供40名を含む乗客160名の、合計171名であると報告していたことを報道しているメディアもある。事故調査委員は人数の食い違いは現段階では説明が付かず、正確な調査が完了するまでは時間がかかるとの見通しを示した。プルコボ航空のウェブサイトは、この事故に関連し、全面改変された。 ロシア連邦非常事態省も、同省のウェブサイトにおいて612便の搭乗者名簿を公表している。なお、同省はテロの可能性を否定している。発表によると、乗客のうち20名はサンクトペテルブルクを経由して同国ムルマンスクへ旅行する途中であった。その他の乗客のほとんどは、夏の休暇を終えて自宅へと戻る途中の家族たちであった。 ロシアのウェブサイトStrana.ru は、乗客のうち2名はドイツ出身、1名はオランダ出身、1名はフランス出身、1名はフィンランド出身であったと伝えている。プルコボ航空は、これら5名の乗客はいずれもロシアとの二重国籍を有していたことを明らかにしている。 ウクライナは事故の犠牲者を追悼するため、8月23日を国家服喪の日とし、さらに同国15回目の独立記念日の式典を8月24日から8月26日に変更し、式典規模も大幅に縮小された。ロシアも8月24日を国家服喪の日と定めた。
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犠牲
出典:『Wiktionary』 (2021/09/24 13:46 UTC 版)
名詞
犠牲 (ぎせい)
- 神事にあたり、家畜などを殺し、神に捧げること、または、その捧げた物。
- ある目的のために、それと引き換えに自分の生命や大切なものを手放すこと。また、その手放したもの。
- 災難などによって死んだり負傷したりすること。
発音(?)
- ぎ↗せー
類義語
語義1
語義3
複合語
翻訳
- アイスランド語: fórn (is) 女性
- アイルランド語: íobairt (ga) 女性
- アストゥリアス語: sacrificiu (ast) 男性
- アラビア語: أضحية (ar) (ʔuḍḥiya) 女性, アラビア語エジプト方言:أضحية (arz) (ʔuḍḥeya) 女性
- アルメニア語: զոհ (hy) (zoh), զոհաբերություն (hy) (zohaberut’yun)
- イタリア語: sacrificio (it) 男性
- インドネシア語: kurban (id)
- ウクライナ語: жертва (uk) (žértva) 女性
- 英語: sacrifice (en), victim (en)
- エストニア語: ohverdus (et)
- エスペラント: ofero (eo)
- オランダ語: offer (nl), opoffering (nl) 女性, slachtoffer (nl) 中性
- カタルーニャ語: sacrifici (ca) 男性, víctima (ca) 女性
- ガリシア語: sacrificio (gl) 男性
- ギリシア語: θυσία (el) (thysía) 女性, θύμα (el) (thýma) 中性
- グルジア語: მსხვერპლი (ka), ზვარაკი (ka)
- クルド語: (ソラニー) قوربانی (ku)
- 古英語: blōt, ġeblōt, lāc (ang) 中性
- 古フランス語: sacrifise (fro)
- スウェーデン語: offer (sv) 中性
- スコットランド・ゲール語: (宗教的) ìobairt (gd) 女性, ìobairteach (gd) 男性
- スペイン語: sacrificio (es) 男性, víctima (es) 女性
- スロヴァキア語: obeta (sk) 女性
- スロヴェニア語: žrtev (sl) 女性
- スワヒリ語: muchanga (sw)
- セルビア・クロアチア語: жртва (sh) 女性( žrtva (sh) 女性)
- チェコ語: oběť (cs) 女性
- 中国語: 犧牲 (cmn), 牺牲 (cmn) (xīshēng)
- 朝鮮語: 희생 (ko) (huisaeng) (犧牲 (ko))
- テルグ語: త్యాగం (te) (tyaagam)
- デンマーク語: offer (da) 中性, slagteoffer (da) 中性
- ドイツ語: Opfer (de) 中性
- トルコ語: kurban (tr)
- ノルウェー語: offer (no) 中性
- ハンガリー語: áldozat (hu)
- フィンランド語: uhraus (fi), uhri (fi), uhrilahja (fi)
- フランス語: sacrifice (fr) 男性, victime (fr) 女性
- ブルガリア語: жертва (bg) (žértva) 女性
- ヘブライ語: קורבן (he) (Korban) 男性
- ベラルーシ語: ахвяра (be) (axvjára) 女性
- ペルシア語: قربانی (fa) (qorbani)
- ポーランド語: ofiara (pl) 女性
- ポルトガル語: sacrifício (pt) 男性, vítima (pt) 女性
- マオリ語: raupanga (mi)
- ラテン語: sacrificium (la) 中性
- ラトヴィア語: upuris (lv) 男性
- ラトガリア語: upere (ltg) 女性, pazīds (ltg) 男性
- リトアニア語: auka (lt) 女性
- ルーマニア語: sacrificiu (ro) 中性, jertfă (ro) 女性
- ロシア語: жертва (ru) (žértva) 女性
- アラビア語: أضحية (ar) (ʔuḍḥiya) 女性, アラビア語エジプト方言:أضحية (arz) (ʔuḍḥeya) 女性
- アルメニア語: զոհ (hy) (zoh)
- イタリア語: ferito (it) 男性
- インドネシア語: kurban (id)
- 英語: victim (en), casualty (en)
- オランダ語: slachtoffer (nl) 中性
- カタルーニャ語: víctima (ca) 女性
- ギリシア語: θύμα (el) (thýma) 中性
- グルジア語: დაშავებული (ka), დაჭრილი (ka), მოკლული (ka)
- スウェーデン語: offer (sv) 中性
- スコットランド・ゲール語: ìobairteach (gd) 男性
- スペイン語: víctima (es) 女性, baja (es) 女性
- セルビア・クロアチア語: žrtva (sh), stradalnik (sh), postradali (sh)
- チェコ語: oběť (cs) 女性
- デンマーク語: offer (da) 中性, slagteoffer (da) 中性
- ドイツ語: Opfer (de) 中性
- トルコ語: kurban (tr)
- ハンガリー語: áldozat (hu)
- フィンランド語: uhri (fi), kuolonuhri (fi)
- フランス語: victime (fr) 男性
- ブルガリア語: пострадали (bg), жертви (bg)
- ヘブライ語: קורבן (he) (Korban) 男性
- ポーランド語: ofiara (pl) 女性
- ポルトガル語: vítima (pt) 女性, sacrifício (pt) 男性
- マオリ語: pūkeko (mi), kaiākiko (mi)
- ラトヴィア語: upuris (lv) 男性
- ラトガリア語: upere (ltg) 女性, pazīds (ltg) 男性
- リトアニア語: auka (lt) 女性
- ロシア語: жертва (ru) (žértva) 男性, потеря (ru) (potérja) 女性 (usually plural), пострадавший (ru) (postradávšij) 男性
「犠牲」の例文・使い方・用例・文例
- どんな犠牲を払ってでも彼女に仕返ししてやる
- 健康を犠牲にして名声を得ようとは思わない
- 平和のために身を犠牲にする
- 運命の犠牲者
- 彼は結婚を犠牲にして昇進した
- 多大の犠牲を払った勝利
- 犠牲者は窒息死したと警察は結論を下した
- そのためならどんな犠牲もいとわない
- 大きな犠牲を払って手に入れた地位
- 彼は健康を犠牲にして富と名声を得た
- 犠牲者に同情している
- 罪のない犠牲者
- そのホテル火災の犠牲者は少なかった
- 犠牲者に哀悼の意を表して1分間の黙とうを捧げる
- 彼はいかなる犠牲を払っても彼女の願いをかなえてやる決心である
- 彼女は健康を犠牲にして成功をつかんだ
- 犠牲者には深い同情の念を覚えます
- その事故のあと,犠牲者の中で生き残ったのはわずか一人であった
- 私はその地位を手に入れるためにはどんな犠牲でも払う
- 親は子供のために犠牲を払うことがしばしばある
犠牲と同じ種類の言葉
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