労働力
労働力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 13:54 UTC 版)
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労働力(ろうどうりょく)とは、財・サービスという生産物を作るために投入される人間の能力。肉体的なもののみならず、知的なものも含む。
日本語においては、以下二つの異なる外来語が労働力と訳されるため、区別が必要である。
また労働参加率(labor force participation rate, LFPR もしくは economic activity rate, EAR)とは、人口におけるLabor forceの割合を指す。
マルクス経済学における労働力
マルクス経済学においては、労働力(Labor power)は人間の労働能力の要素の総和、生産力の主体を指す。労働力によって生み出される行為を労働と呼び、マルクス経済学において両者は厳密に区別される。
資本主義社会では、労働力は商品となり、資本家によって市場で売買されるものとなる。労働者は資本家に労働力を売って賃金を受け取る。労働時間(労働力が生み出す価値)が労働力の価値より大きい場合、剰余価値が発生し、資本家は搾取した剰余価値を資本として蓄積する。
労働力も他の商品と同様に価値と使用価値がある。労働力の使用価値は新たな価値の創造であり、価値は労働力の維持・再生産に必要な生活手段の価値である。ただし、労働力は人間と切り離せないところに他の商品との違いがある。
関連項目
外部リンク
「労働力」の例文・使い方・用例・文例
- 安い労働力
- 障害者の労働力への総括
- 安い労働力のために、我々が品質をトレードオフすることはあり得ない。
- この報告書は労働力人口比率の国際比較結果を示している。
- 労働力の40パーセントはホワイトカラー労働者であり、その大部分は、退屈でばかばかしいデッチアゲ仕事をしている。
- 労働力不足の発生は経済の過熱兆候と見られている。
- 日本は減少中の出生率に対処するため、労働力がもっと必要になるだろう。
- 日本の一定しない経済政策は労働力不足と深く関わっています。
- 戦争が国の資源と労働力を使い果たしてしまった。
- コンピューター・プログラマーの労働力が不足している。
- 17世紀に国際経済論の発展が労働力の大移動を導いたとハンセンが述べているが、これは誤りである。
- 労働力の不足.
- どのくらいの人員[労働力]が必要か.
- 予備労働力.
- 労働力[教員]不足.
- 多くの会社が安い労働力を使いたがっている.
- これらの国は労働力が安いので, 日本にとって容易ならぬ競争相手になりつつある.
- 21 世紀には労働力不足から日本企業は東南アジアの途上国に太刀打ちできなくなるだろう.
- 今のところ労働力の不足は外国人労働者によって何とか補われている.
労働力と同じ種類の言葉
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