人とは?

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たり【人】

接尾助数詞。「三(み)」「四(よ)」など和語数詞に付いて、人を数えるのに用いる。「み人」「よ人」


じん【人】

[音]ジン(漢) ニン(呉) [訓]ひと

学習漢字1年

[一]ジン

ひと。「人員人権人口人工人材人事人種人身人生人道人物人民人類愛人恩人家人奇人求人軍人原人個人故人殺人・詩人主人世人成人達人婦人法人無人友人要人隣人老人

人造」の略。「人絹

[二]ニン〉ひと。「人気人形人間人情人数人相悪人住人上人(しょうにん)・商人証人職人仙人善人他人町人犯人病人本人・役人・苦人・代理人」

[三]〈ひと(びと)〉「人影人妻人波恋人旅人村人

名のり]きよ・さね・たみ・と・ひとし・ふと・むと・め

難読商人(あきんどあきゅうど)・海人(あま)・大人(うし)・大人(おとな)・狩人(かりゅうど)・猟人(かりゅうど)・蔵人(くろうど)・防人(さきもり)・素人(しろうと)・舎人(とねり)・人参(にんじん)・為人(ひととなり)・一人(ひとり)・二人(ふたり)・海人草(まくり)・囚人(めしゅうど)・召人(めしゅうど)・寄人(よりゅうど)・若人(わこうど)


り【人】

接尾助数詞。人を数えるのに用いる。「一(ひと)人」「二(ふた)人」

[補説] 和語数詞に付くが、「ひとり」「ふたり」の場合だけであって三人以上は「みたり」「よたり」などのように、「たり」を用いる。なお、「ふたり」の場合も、「ふ」に「たり」の付いたものとする説がある。


ひと【人】

【一】[名]

動物分類学上は、霊長目ヒト科ヒト属哺乳類直立二足歩行し、手で道具使い大脳きわめて発達し、複雑な言語をもつ。多様な文化伝承し、地球上で最も栄え文明をつくり上げている。現生種は一種だけ。学名ホモ‐サピエンス人間人類

個々人間。ある特定の個人。「裕福な人」「大阪の人」「目上の人」「人は一代、名は末代

その事をするのにふさわし人材有能人材。「彼は教育界では得がたい人です」

㋑ある仕事職業などに従事する人材。「人を募集する」「人が不足している」

成人達した者。おとな。

人柄性質。「人が悪い

世間人間。「人の目を気にする」「人に何といわれようと平気だ」

自分と相手以外の人間他人。「人の悪口をいう」「三時に人が来る」「迎えに人を遣る

話し手自分第三者のようにいう語。わたし。「人のこも少し考えてくれよ」

㋐妻が他者に対して、夫をいう語。「うちの人

意中相手恋人

10 法律上権利義務帰属主体である地位または資格権利能力者。自然人法人とがあり、狭義には自然人だけをさす。

11 人民臣下臣民

「君も—も身を合はせたりといふなるべし」〈古今仮名序

12 身分

「—もいやしからぬ筋に」〈源・夕顔

13 人里人気(ひとげ)。

「—に遠くて生(お)ひ出でさせ給ふめれば」〈源・総角

14 従者家来。供。

「某も—を持ってござれども」〈虎明狂・二人大名

【二】[代]二人称人代名詞あなた。

誠に、—は十三、我は十五より見そめ奉り」〈平家・七〉

[下接句] 馬方船頭お乳(ち)の人・駕籠(かご)に乗る人担ぐ人そのまた草鞋(わらじ)を作る人・眼中の人地獄にも知る人裁ち縫わぬ衣着る人東西南北の人・十(とお)で神童十五才子二十(はたち)過ぎれば只(ただ)の人・文は人なり・冥土(めいど)にも知る人立志伝中の人我か人か


じん【人】

物事を「天・地・人」の三段階に分けたときの第三位評価する場合や、3冊の本の3番目に用いる。

国籍地域職業分野などを示す語と複合して用い、それに該当する人間、それをもつ人間であることを表す。「九州人」「アーリア人」「経済人」「現代人」「自由人


と【人】

語素《「ど」とも》他の語に付いて、ひとの意を表す。「助っ人」「盗っ人」「東人(あずまど)」


にん【人】

【一】[名]

ひと。ひとがら

「—ヲ見テ法ヲ説ク」〈和英語林集成

その行為をする人。その役目の人。多く複合語の形で用いる。「手形振出人」「後見人

【二】接尾助数詞人数数えるのに用いる。「五人」「七人


にん【人/刃/仁】

〈人〉⇒じん

〈刃〉⇒じん

〈仁〉⇒じん


たり【人】

接尾和語数詞に付いて、人を数えるのに用いる。「みたり」「よたり」「いくたり」など。

[語誌]「ふたり」の場合は、「ひとり」とともに数詞語幹接尾語「り」が付いたものとするのがふつうだが、「ふ‐たり」とする説もある。なお五人を意味する「いつたり」という語は中世以後にしか見えず古くは「いとり」といったらしい。平安時代以前六人上の人数について「たり」をつけた言い方があったのかどうか不明であるが、近世文学作品には「むたり」「ななたり」「やたり」などの形も見える。


と【人】

語素〕 他の語に付いて、ひと(人)の意を表わす連濁で「ど」ともなる。「たびと(旅人)」「ぬすっと盗人)」「はやと(隼人)」「すけっと助人)」「あずまと東人)」など。


にん【人】

1 〔名〕 ひと。ひとがら。じん。

往生要集(984‐985大文四「我見人見衆生見者、多堕邪見

落語化物娘(1893)〈禽語楼小さん〉「大抵己(おのれ)の人(ニン)に無い、柄に無い事は頓と出来ません」

2接尾人数をかぞえるのに用いる。

*竹取(9C末‐10C初)「色好みといはる限り五人


ひと【人】

〔名〕

[一]

生物中の一類としての人間下肢直立歩行し、上肢は手の機能を果たすようになり、地上生活を営み道具使用し、さらに大脳著し発達によって、言語思考理性能力、また文化的創造能力有するに至ったもの。人間生物学上は、脊椎動物門哺乳綱霊長目ヒト科分類される。ひとの進化段階として、一般猿人原人旧人新人考えられており、これら化石人類は数属に分かれるが、現生人類はすべて一属一種、すなわちホモ‐サピエンスであり、狭義にはこれを「ひと」という。現生人類における人種は、生物学上の亜種または変種に相当する。自然科学対象以外では、「ひと」は動物植物などと同位概念として、あるいは自然と対立する概念として用いられる場合が多い。

古事記(712)中・歌謡「一つ松 比登(ヒト)にありせば 太刀佩けましを 衣着せましを」

徒然草1331頃)七「命あるものを見るに、人ばかり久しきはなし」

人類以外の生物で、人間準ずる体形能力有する考えられるもの。人類から類推した天人火星人など。

*竹取(9C末‐10C初)「月の都の人也」

[二] 社会的生存する人間

存在行為思考、あるいは性質、状態などの主体としての人間個人、またはその集合

古事記(712)中・歌謡「忍坂大室屋に 比登(ヒト)多(さは)に 来入居り

舞姫(1890)〈森鴎外〉「心ある人はいかにか見けむ」

具体的な存在ではなく抽象的概念としての人間

(イ) 人間一般人間たるもの。

万葉(8C後)四・五九八「恋にもそ人(ひと)は死にす水無瀬下ゆ痩す月に日にけに

(ロ) 格助詞「の」を伴って連体修飾語となり、物事帰属する主体一般的な人間であることを表わす多く慣用句として用いられ、きわめて軽い意味加えにすぎない

書紀720神代下(丹鶴本訓)「如何ぞ人(ヒト)の兄(いろ)として弟に事へむや」

世の人々。一般人間また、世間世俗

書紀720仁徳四三九月前田本訓)「百済の俗(ヒト)、此のを号けて倶知と曰ふ

人民国民あおひとぐさひとくさたみくさ

万葉(8C後)一九・四二五四「食(を)す国も 四方の人をも あぶさはず 恵みたまへば」

(5) 人間として、またはある事に関して、必要な条件備えたもの。完成した人格一人前人間

(イ) 成年達したもの。成人。おとな。

(ロ) 人らしい人。とりたてていうに値する人。立派な人物また、特にある事について、しかるべき人。適当な人。すぐれた人。人材

万葉(8C後)五・八九二「あれをおきて 人はあらじと 誇ろへど 寒くしあれば」

愚管抄(1220)七「あに二人の子孫には、人とおぼゆる器量一人もなし」

(6) 人間であるための重要な条件をいう。

(イ) 人間品格人柄人品

源氏100114頃)帚木「人もたちまさり、心ばせまことにゆゑありと見えぬべく」

(ロ) 人の身分家柄

紫式部日記1010頃か)寛弘五年一一月一七日「人の程よりは、さいはひこよなくおくれ給へなんめりかし」

源氏100114頃)夕顔「人も賤しからぬ筋に、かたちなどねびたれど清げにて」

(ハ) 人間の性質。ひととなり。特に、気性心だてをいう。「人がよい」「人が悪い

多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前「君は然云ふ不実人物(ヒト)とは思はんだった」

(7) 当人に対して、それ以外の人。他の人。

(イ) 他人当人以外の不特定の人。また、当事者に対して、まわりの人。

古事記(712)下・歌謡「天飛(だ)む 軽の嬢子(をとめ) 甚(いた)泣かば 比登(ヒト)知りぬべし」

倫敦塔(1905)〈夏目漱石〉「人から誘はれた事もあるが断った」

(ロ) ほか。よそ。他。特に人間具体的に意識することなくいう。

伊勢物語(10C前)四六人の国へいきけるを、いとあはれ思ひ別れにけり」

(8) 法律でいう。

(イ) 広義には、自然人法人を含む法律上人格者権利および義務主体となるもの。

刑法明治一三年)(1880)四二四条「人の権利義務に関する証書類を毀棄滅尽したる者は」

(ロ) 狭義には、法人に対して自然人出生から死亡に至るまでの個人

刑法明治一三年)(1880)二九二条「予め謀て人を殺したる者は謀殺の罪と為し死刑処す

[三] ある人物、またはある種人間を、一般化、または客観化して表現する。

不特定の人物をいう。ある人。だれか。特定の人物を、ことさらに不特定化して、ぼかしていう場合がある。

万葉(8C後)二・二一〇「大鳥の 羽易(はがひ)の山に 吾が恋ふる 妹はいますと 人の云へば」

伊勢物語(10C前)四八うまのはなむけせんとて人を待ちけるに、来ざりければ」

② すでに話題に上っている特定の人物をさして、一般的にぼかしていう。この人あの人

古今(905‐914)羇旅・四〇七「わたの原八十島かけて漕ぎいでぬと人にはつげよあまの釣舟小野篁〉」

自分自身客観化していう。現代語では、「人を馬鹿にする」「人の気も知らないで」など、自分に対す他人態度とがめるときに用いることが多い。

万葉(8C後)四・五六二「暇なく人の眉根徒に掻かしめつつも逢はぬ妹かも」

自分に対して対者をいう。また、男女相聞などで、相手客観化していう。あなた。

古今(905‐914)春上・四二「ひとはいさ心もしらずふるさとは花ぞむかしの香ににほひける〈紀貫之〉」

源氏100114頃)薄雲秋の草をも掘り移しいたづらなる野辺をも棲ませて、人に御覧ぜさせむと思ひたまふるを」

(5) さまざまの相対的関係にある人物一方をいう。

(イ) 恋人また、夫、あるいは妻。

万葉(8C後)三・四五一「人もなき空しき家は草枕旅にまさりて苦しかりけり」

(ロ) 君主主人に対して、それに従うもの、使われるもの。臣下家来女房供人召使い使用人など。

古今(905‐914)仮名序つるかめにつけて、きみをおもひ、人をもいはひ」

(ハ) 使者代理人

伊勢物語(10C前)九六「かしこより人おこせばこれをやれ」

(ニ) 客人。「一日中人があった」


り【人】

接尾〕 人を数えるのに用いる。和語数詞に付くが、「ひとり」「ふたり」の場合だけであって三人以上は「みたり」「よたり」など「たり」の形を用いる。

[補注]「ふたり」の場合は「ふ」に「たり」の付いたものとする説もある。


人口学用い基礎的統計単位 1は、個人 2あるいは人 2である。ある集団頭数 2という用語が(たとえばperhead, head countという使い方で)同じように用いられたが、現在この用法はあまり使われていない世帯 3とは、一緒に居住する個人から成り立社会経済単位である。国際的標準として勧告された定義によれば、世帯住居120-1)と主要な食事を共にしている人々集まりをいう。過去には炉 3という言葉用いられたことがあり、世帯を同じ炉の火を共用した人々構成される人々集まりとしたこともある。世帯分類は国によって、そして調査によって異なる。ほとんどの分類では一般世帯 4集合世帯 5二つタイプ分けるのが普通である。1人だけで住んでいる世帯単独世帯 6として特計する場合が多い。下宿人 7住み込みお手伝いさんとは異なるが、世帯の他の成員とは血縁姻戚関係を持たず、食事世帯員平常共にする人々である。一方間借り人 8下宿人によく似ているが、食事平常別にする人達である。この二つグループは、統計目的によって世帯員に含める場合そうでない場合がある。


読み方:じん

  1. コロビ香具師以外の商人指して云ふ。〔縁日商人
  2. 〔俗〕香具師自分仲間以外の商人をいふ。
  3. やし以外の商人のことをいふ。
  4. 〔香〕仲間以外の商人指していう語。

分類 的屋縁日商人語、縁日商人香具師


読み方:にん

  1. 刑事巡査。〔第二類 人物風俗
  2. 巡査巡査派出所は『ハコバ』といふ。〔縁日商人
  3. 〔隠〕巡査のこと。
  4. 巡査のことをいふ。
  5. 刑事或は素人。(テキヤ
  6. 巡査富良野
  7. 〔犯〕巡査のこと。
  8. 巡査、にんごろともいう。〔一般犯罪
  9. 巡査番人語頭省略巡査侮蔑してごろごろしている人の意)。〔盗〕
  10. 香具師刑事。「にんごろ」ともいう。

分類 テキヤ犯罪犯罪者的屋縁日商人語、盗/犯罪縁日商人香具師


読み方:ひと

  1. 小間物屋通り符牒にして一といふ数量を表す。通り符牒参照せよ(※巻末通り符牒参照)。〔符牒
  2. 一。〔小間物屋

分類 小間物屋符牒

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 03:08 UTC 版)

(ひと、にん、じん、びと)


  1. ^ a b c d e f 広辞苑「ひと【人】」
  2. ^ a b ブリタニカ百科事典
  3. ^ a b 自然人とは コトバンク”. 2017年3月28日閲覧。


「人」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2020/02/29 19:53 UTC 版)

発音

名詞

  1. (ひと) 人類サル目ヒト科動物ホモ・サピエンスをさすことが殆ど。
  2. (ひと) 他人別人
  3. (ニン/ひと) 人柄
    • が悪い。
  4. 人々の略。

接尾辞

  1. (じん)なにかに属している人物
  2. (ひと)(漢文訓読に属している人物
    • (例)人(そひと)、秦人(しんひと)
  3. (びと)(聖書)国や地域に属している人物
  4. (にん)なにかにわっている人物

助数詞

  1. ニン)人を数えるときの助数詞

熟語


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