ガリラヤ

デジタル大辞泉

ガリラヤ【Galilaia／Γαλιλαία／(英)Galilee】

読み方：がりらや

イスラエル北部の地方。キリストが福音を説いた地。ナザレ、ガリラヤ湖畔のカペルナウムなどキリスト教の史跡が多い。ガリリー。

世界宗教用語大事典

ガリラヤ 【Galilaia】

パレスチナ（イスラエル）北部の地方。もとはガリラヤ湖西方の一地方名だったが、漸次拡大された。イエスはここのナザレ出身で、一二人の弟子中ユダを除く一一人もガリラヤ地方出身。イエスの伝道活動の大部分はこの地方で行われ、カペナウム・カナ・ベツサイダ・ナインなど因縁の町がある。

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ガリラヤ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/05/10 17:16 UTC 版)

果樹園 上ガリラヤにて。

50年頃のガリラヤ

ガリラヤ（ヘブライ語：הגליל HaGalil、 アラビア語： الجليل al-Jalīl）はパレスティナの地名。 ガリラヤ湖を含む、現在のイスラエル北部の地域とヨルダンの一部を指す。

ガリラヤの名はヘブライ語ガーリール（周辺）に由来し、エルサレムを中心として発達したユダヤ教にとっては辺縁であった。

ナザレのイエスが宣教を始めた場所として聖書に記述される。

ルカによる福音書ではマリアが天使ガブリエルに受胎告知を受けたところ。 テル・レヘシュ遺跡などがある。

2006年から天理大学などの日本調査団がテル・レヘシュ遺跡（Tel Rekhesh）の調査を行っている^[1][2][3]。

脚注

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1. ^ “古代ユダヤ教会堂の姿判明 イエスも立ち寄る？”. 佐賀新聞. (2017年10月5日). https://www.saga-s.co.jp/articles/-/132803 2018年9月24日閲覧。 ^{[リンク切れ]}
2. ^ “シンポジウム 「イスラエルにおける日本考古学調査団の50年の歩み」”. 駐日イスラエル大使館 (2014年12月2日). 2018年9月24日閲覧。
3. ^ “Excavations at Tel Rekhesh”. Keio University. 2018年9月24日閲覧。

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「ガリラヤ」の例文・使い方・用例・文例

• ガリラヤ人の村
• ガリラヤ人はイエスを歓迎した。
• それから３日目に、ガリラヤのカナで婚礼があった。
• その翌日、イエスはガリラヤに行こうとされた。
• イエスはこのことを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行った。
• イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、シモンとシモンの兄弟アンデレが湖で網を打っているのをご覧になった。
• ガリラヤ湖.
• ガリラヤまたはその国民の、あるいは、ガリラヤまたはその国民に関する
• ガリラヤに住む人（イエス・キリストの異名）
• ガリラヤという,イスラエル北部の地域