ざい‐にん【罪人】
つみ‐びと【罪人】
罪人
罪人
罪
法律用語としての罪
- 「犯罪」と同義。→犯罪を参照。
宗教用語としての罪
日本史用語としての罪
- 上代までは日本語には「罪」と「刑」の明確な語義上の区別が存在せず(古訓ではともに「ツミ」と読んだ)、行為と結果という因果律で結び付けられた一つの事象と捉えられていたため、どちらも今日の「犯罪」及び「刑罰」と同意味に扱われた。このため上代においては神道上の「犯罪」に相応する「天つ罪・国つ罪」と「刑罰」に相応する「祓・禊」が分離不可能な一連の出来事として捉えられ、律令法における死刑を「死罪」(=死によって報われるに相当する犯罪)と呼ぶことが行われていた。この2語の語義が完全に分離したのは平安時代以後といわれる。→刑罰を参照。
その他
- 人の心が罪と感じるもの。→罪悪感を参照。
- 思い出して/思い出せなくて 罪 - 2023年のWindows用テキストアドベンチャーゲーム。
脚注
- ^ 聖書、新共同訳、日本聖書協会、1999年
関連項目
- 「罪」で始まるページの一覧
- タイトルに「罪」を含むページの一覧
- Wikipedia:索引 つ#つみ
「罪人」の例文・使い方・用例・文例
- 聖書はイエスが罪人を救いに来たと教えている
- 王はその罪人の命を助けることに同意した
- その罪人たちに厳しい罰が与えられるだろう
- ノアは罪人の一人でしたが、そのような罪人が神様の声に素直に反応したことによって救済を得ました。
- 人間は生来罪人である。
- 罪人は考えを変えるよう彼に懇願した。
- 罪人は絞首台に送られた。
- それは罪人に対する最も人道的な刑罰ではないか。
- その罪人はキリスト教徒になり、生活を一新した。
- シンガポールでは罪人を鞭打ちで処罰する。
- シンガポールでは罪人を懲罰する方法としてむち打ちがある。
- シンガポールでは罪人の背中を鞭で打ったり、杖で何度か叩いたりする。
- アメリカでは、犯罪人を収容する刑務所のための場所以上に犯罪人がいるのでいつも刑務所は定員オーバーの状態である。
- (罪人たちに)恩赦を行なう.
- 〈罪人など〉をかくまう.
- 哀れな罪人(つみびと)たち 《litany 中のことば》.
- ざんげする罪人.
- 「聖域」を侵す 《侵して罪人を捕らえる》.
- 犯罪人はしばしば犯行現場に戻る.
- 度しがたい罪人.
罪人と同じ種類の言葉
- >> 「罪人」を含む用語の索引
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