人種とは?

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じん‐しゅ【人種】

人類骨格皮膚毛髪などの形質特徴によって分け区分一般的に皮膚の色により、コーカソイド白色人種)・モンゴロイド黄色人種)・ニグロイド黒色人種)に大別するが、この三大別に入らない集団も多い。

人をその社会的地位生活習慣職業気質などによって分類していう言い方。「仕事生きがいとする人種」


ひと‐だね【人種】

その場にいる人の数。また、人間

「声をかけ合って纔(わずか)に未だ—の世に尽きぬのを知るばかり」〈鏡花高野聖

精液のこと。

おめえさん女にすると、ほんに—が尽きいす」〈洒・遊冶郎


人種

人種 1という用語は一般に遺伝によって伝えられたある共通の身体的特徴有する人々集団を意味すると考えられる人口センサス方法によっては、この用語は時にやや漠然と用いられ、時には共通の文化民族的血統で結ばれている人々集団さらには一定の領域住む人々を指すことさえある。そのほかに、時々用いられる用語で民族 2という表現があり、ここでも定義の違いによって意味するところが同じではない。民族一般に文化言語または宗教伝統共有する人々集団を意味する。一つ民族一つの人種であることもあり得る国民 3305-2参照)は通常、共通の過去または共通の文化結ばれる人々集まりである。一定の領域住む人々で、人口過半数とは明らかな違いを示す人々少数者マイノリティー) 4呼ばれる。たとえば少数民族 4少数国民 4言語上の少数者 4宗教上の少数者 4呼ばれる


人種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/03 16:30 UTC 版)

人種(じんしゅ)とは、ヒトの分類の概念。[1][2][3]以下の意味を持つ。




  1. ^ なお、今日ではヒトの分類は科学的な妥当性は認められず、社会の作り出した文化的概念とみなされるいる。
  2. ^ コトバンク”. ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典. 2021年3月16日閲覧。
  3. ^ Keita, S O Y; Kittles, R A; Royal, C D M; Bonney, G E; Furbert-Harris, P; Dunston, G M; Rotimi, C N (2004). “Conceptualizing human variation” (英語). Nature Genetics 36 (11s): S17–S20. doi:10.1038/ng1455. PMID 15507998. https://www.nature.com/articles/ng1455. 
  4. ^ a b c d e f g h i 精選版 日本国語大辞典小学館
  5. ^ 日本大百科全書(ニッポニカ)
  6. ^ 人種は生物学的な亜種ではなく、現生するヒトは、遺伝的に、種や亜種に値する程の差異は存在しないとされる。この場合の「種」は、生物学の概念としての「種」と混同してはならない。英語では、生物学的な「種」は speciesであり、人種はraceであり、両者はまったく異なる単語である。にもかかわらず、日本語では同じ「種」という訳語が採用されているので、両者が混同されやすい。「人種」の「種」が意図しているのは、あくまでも現生人類を、さらに細かく形質的特徴によって区分する試みである。しかも、この区分の基準は、時代や社会によって異なる流動的なものであることに留意する必要がある。[要出典]
  7. ^ 廣瀬 典生「「人種」という概念の虚構性を見透かす : ジョージ・S・スカイラーの「プープーイズム」あるいは「ホーカム」の感性 (ジャーナル掲載のエッセイを中心にして)利用統」『外国語外国文化研究』第16巻、関西学院大学リポジトリ、2014年3月31日、 190(1) - 326(137)、 ISSN 02871327
  8. ^ a b c 高橋 健司「世界史教育における「人種」概念の再考 -構築主義の視点から-」『社会科教育研究 = The Journal of social studies / 日本社会科教育学会 編』第94巻、日本社会科教育学会、2005年、 14-25頁、 doi:10.18992/socialstudies.2005.94_14
  9. ^ 竹沢 泰子「中等教育でまなぶ「人種」「民族」とヒトの多様性 創られた「人種」」『学術の動向』第19巻第7号、公益財団法人日本学術協力財団、2014年7月1日、 80-82頁、 doi:10.5363/tits.19.7_80
  10. ^ 岩波生物学辞典 第四版
  11. ^ スターン, C『人類遺伝学』田中克己訳、岩波書店、1952年。原著The Principles of Human Geneticsは、ドイツ生まれのアメリカの遺伝学者カート・スターン英語版の1949年の著作。
  12. ^ 他の生物における亜種に該当する。
  13. ^ "竹沢泰子 「人種とは何か考える」". 11 October 2002. NHKラジオ第一放送。 |series=は必須です。 (説明)
  14. ^ a b 竹沢泰子 『人種概念の普遍性を問う』 人文書院、2005年。ISBN 978-4409530306http://race.zinbun.kyoto-u.ac.jp/racial_representations/books/b03.html 
  15. ^ 「19世紀フランス人種思想のなかのアラブ人」杉本淑彦、2004年、『フォーラム 白人性と帝国』
  16. ^ 福澤諭吉『掌中萬國一覧』1869年
  17. ^ Carleton S. Coon, The Origin of Races, 1962.
  18. ^ 浦野茂「類型から集団へ」『概念分析の社会学─社会的経験と人間の科学』酒井泰斗, 浦野茂, 前田泰樹, 中村和生、ナカニシヤ出版、2009年。
  19. ^ クロード・レヴィ=ストロース 荒川幾男訳 (2008) [1952]. 人種と歴史 (新装版). みすず書房 
  20. ^ a b Leda Cosmides,John Tooby,Robert Kurzban Perceptions of race TRENDS in Cognitive Sciences Vol.7 No.4 April 2003
  21. ^ 斎藤成也人種よさらば
  22. ^ a b AAPA Statement on Race & Racism”. AAPA(American Association of Physical Anthropologists). 2021年3月19日閲覧。
  23. ^ a b 人種主義に反対するユネスコ(国連教育科学文化機関)人種主義、人種差別、外国人排斥および関連のある不寛容に反対する世界会議”. UNESCO(国連教育科学文化機関). 2021年3月19日閲覧。
  24. ^ 「人種」は虚構か”. 山口 敏 (国立科学博物館名誉研究員、日本人類学会). 2021年3月20日閲覧。
  25. ^ スティーブン・ピンカー、山下/篤子訳 『人間の本性を考える 下 第8章 「もし生まれついての差異があるのならば……」』 NHK出版、2004年9月30日。ISBN 978-4140910122 
  26. ^ a b 香原志勢「人種>人種の未来」日本大百科全書(ニッポニカ)
  27. ^ 崎谷満(2009)『新日本人の起源:神話からDNA科学へ』勉誠出版
  28. ^ 崎谷満(2009)『DNA・考古・言語の学際研究が示す新日本列島史:日本人集団・日本語の成立史』勉誠出版, 2009(単著)
  29. ^ 佐藤桃子ほか(2014)「人種を再定位する」『化学史研究』第42巻 第3号
  30. ^ 「すべての人間は単一の種に属し、共通の先祖の子孫である。すべての人間は尊厳と権利において平等に生まれ、誰もが欠くことのできない一員として人類を形成している」
  31. ^ Declaration on Race and Racial Prejudice 27 November 1978”. UNESCO(国連教育科学文化機関). 2021年3月19日閲覧。
  32. ^ 「人類の多様性は人類が環境に適応し選択され、また遺伝的浮動や遺伝的混入によって生まれてきたもので、その多様性は連続的で、カテゴリーに分けられるものではない」
  33. ^ AAPA Statement on Biological Aspects of Race”. AAPA(American Association of Physical Anthropologists). 2021年3月19日閲覧。
  34. ^ 瀬口 典子「シンポジウム特集 アメリカ自然人類学会の歴史と動向」『Anthropological Science (Japanese Series)』第116巻第1号、日本人類学会、2008年、 57-66頁、 doi:10.1537/asj.116.57
  35. ^ 「遺伝学(DNAなど)の解析から得られた証拠は、約94%の身体的変異がいわゆる人種集団内にあることを示している。従来の地理的「人種的」グループ分けでは、その遺伝子の約6%においてのみ互いに異なる。このことは、人の遺伝子変異は集団間よりも集団内で大きく変異していることを意味している。隣接する集団では、遺伝子とその表現型(物理的)発現の重複が多く、歴史を通じて、異なる集団が接触するたびに交配が行われてきた。遺伝物質の継続的な共有は、人類全体を単一種として維持してきた。」
  36. ^ AAA Statement on Race”. AAA(American Anthropological Association). 2021年3月19日閲覧。
  37. ^ サテライト・シンポジウム京都大学人文科学研究所国際シンポジウム国際人類学民族学会議(IUAES) 2002 京都会議 「人種概念の普遍性を問う-植民地主義、国民国家、創られた神話-」”. 日本人類学会. 2021年3月19日閲覧。
  38. ^ High resolution of human evolutionary trees with polymorphic microsatellites. Nature 368,455-457
  39. ^ SCIENCE VOL 319 Worldwide Human Relationships Inferred from Genome-Wide Patterns of Variation
  40. ^ “Special Feature: The Neandertal Genome”. Science (アメリカ科学振興協会). (5 2010). http://www.sciencemag.org/special/neandertal/ 2010年8月12日閲覧。.  アブストラクト和訳PDF
  41. ^ Yuan, Dejian; Lei, Xiaoyun; Gui, Yuanyuan; Wang, Mingrui; Zhang, Ye; Zhu, Zuobin; Wang, Dapeng; Yu, Jun et al. (2019-06-09). “Modern human origins: multiregional evolution of autosomes and East Asia origin of Y and mtDNA” (英語). bioRxiv: 101410. doi:10.1101/101410. https://www.biorxiv.org/content/10.1101/101410v6. 
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  43. ^ 崎谷満(2009)『新日本人の起源』勉誠出版
  44. ^ 崎谷満(2009)『DNA・考古・言語の学際研究が示す 新・日本列島史』勉誠出版
  45. ^ The Evolution of Human Genetic and Phenotypic Variation in Africa
  46. ^ Robert Kurzban, John Tooby, and Leda Cosmides Can race be erased? Coalitional computation and social categorization
  47. ^ Jonathan Kahn (August 2007). “Race in Bottle”. SCIENTIFIC AMERICAN. https://nikkeibook.com/science/english_read/bn200711.html. 
  48. ^ Kaiser Health Disparities Report: A Weekly Look At Race, Ethnicity And Health, Science & Medicine NitroMed To End Promotion of Heart Failure Medication Specifically Approved for Blacks”. kaisernetwork.org. 2010年1月22日閲覧。



人種

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 04:01 UTC 版)

名詞

じんしゅ

  1. 皮膚などの身体特徴人間分類したもの

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