民族学とは? わかりやすく解説

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みんぞく‐がく【民族学】

読み方:みんぞくがく

諸民族文化特質歴史的に、あるいは他文化比較して研究する学問人類学一部門。エスノロジー


民族学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/11 17:26 UTC 版)

民族学(みんぞくがく、英語: ethnology)とは、世界の諸民族文化社会を研究する学問である。ただし、国により、学派により、位置づけや意味合いに異同がみられる。


注釈

  1. ^ 文化人類学・民族学を学ぶには」を参照されたい。
  2. ^ 代数学の一分野。

出典

  1. ^ 石田(1976年) [要ページ番号]



民族学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/09 09:16 UTC 版)

トーマス・ホジキン」の記事における「民族学」の解説

ホジキン学問分野として確立される前から、自然人類学や現在民族学と呼ばれる文化学興味抱いていた。ガイ病院英語版付属博物館学芸員として、世界中民族から標本集めている。1827年には、西アフリカ言語研究行っていた宣教師ハナ・キラム(英語版)を後援する手紙の中で、彼がかねてから温めてきた「文明」論を初め発表している。ホジキン家はロンドン文明協会(英: a Civilization Society)で、初期数年主導的役割担っていた。先住民保護協会英語版)の設立支援に際して、彼は個別言語こそが人類の起源を知る言語学上の証拠になるのだから、絶滅危機瀕している場所では保護されるべきだとの言説発表した1835年には、言語学協会にこの話題に関する論文寄稿しアンケート調査実施提案している。 ホジキンにとって、言語とは人種特色であった1838年暮れ、彼はパリW・Fエドワーズ会いフランスで先住民保護協会同様の組織設立するよう説得した。翌1839年には、エドワーズ自身考えに従ってパリ民族学協会英語版)(仏: Société Ethnologique de Paris)が設立されている。この進展は、1843年ロンドン民族学協会英語版設立反映されている。この協会は、先住民保護協会から科学的言語学的関心理由分岐し宣教師活動との関係を断ち切ったのだった

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民族学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 23:01 UTC 版)

日本人」の記事における「民族学」の解説

人類学者鳥居龍蔵は、アイヌ固有日本人朝鮮半島から、あるいは沿海州から来た北方民族)、インドシナ族(苗族)、インドネシア族(隼人)を主な構成要素として日本民族形成されたと考えた民族学者岡正雄は、先史時代日本列島には少なくとも以下の5つ種族文化渡来したとしている。 母系的、秘密結社的、栽培狩猟文化メラネシア方面母系的、陸稲栽培狩猟文化東南アジア方面父系的、「ハラ氏族的、畑作狩猟文化北東アジア・ツングース方面男性的年齢階梯制的、水稲栽培漁撈文化中国江南地方父権的、「ウジ氏族的=支配者文化アルタイ朝鮮半島1.縄文中期はじめ頃日本に流入メラネシア原住民の文化著しく一致乳棒石斧棍棒用石環、石皿土器形態文様土偶土面集団構造)。男性秘密結社祭りナマハゲ)、タロ芋一種であるサトイモ祭事の折の食物にする。 2.は縄文末期日本流入狩猟生活とともに山地丘陵斜面焼畑において陸稲栽培した。(太陽神アマテラス崇拝家族的村落共同シャーマニズム司祭女性支配者) 3.は弥生初期満州朝鮮方面からツングース系統のある種族によって日本流入。粟、黍を焼畑栽培しながらも狩猟行ったアルタイ語系の言語最初に日本持ち込んだのはこの種族。(櫛目文土器穀物の穂摘み半月石器)。日本語ウカラヤカラハラカラなど同属集団意味する言葉ハラ=カラツングース諸語において外婚父系同属集団呼んだハラ (Hala) に系統を引く。 4.は紀元前4世紀から5世紀頃、揚子江夏口地方よりも南の沿岸地域から呉、越両国滅亡に伴う民族移動余波として日本渡来したもの。弥生文化における南方と言われる要素日本列島もたらしたアウストロネシア系の種族文化。(水稲耕作進んだ漁撈技術板張り船)若者宿娘宿寝宿産屋月経小屋喪屋など機能に応じて独立小屋建てる慣習年齢階梯制年齢世代区分社会階層づける社会組織)によるもの。 5.は支配者王侯文化・国家支配体制持ち込んだ天皇氏族を中心とする部族文化。4の文化同系同質種族が、西から来たアルタイ系騎馬遊牧民によって征服され国家組織されることによって、満州南部置いて成立した1世紀前から南下し始め朝鮮半島南部暫く留まり3 - 4世紀頃に日本列島渡来大家族、「ウジ」族、種族タテ三段構成される種族構造。「ウジ父系的氏族、軍隊体制王朝制、氏族長会議奴隷制氏族職階製、各種職業集団鍛冶集団などを所有氏族種族五つ部分区画する「五組織」的な社会及び軍事構造もこの文化天神崇拝父系祖先崇拝職業的シャーマニズムなどの宗教要素もこの文化ユーラシア・ステップ地域騎馬遊牧民文化本質的に完全一致する。

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民族学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 07:31 UTC 版)

クンニリングス」の記事における「民族学」の解説

マルケサスの儀礼では「……彼の役割は女の乳を吸いクンニリングスをすることで興奮させることであったトゥブアイ諸島Ra’ivavae島では、「伝説時代では、神聖な寺院での祈りの後に……公開セックス続いた。……クンニリングスが行われた」 ニューギニアでは儀式的な公開見世物としてのクンニリングスが行われる――男が「女を地面へと投げ出しスカート取り去る。……それから女は脚を開いて立つよう命じられる。男は両脚の間にしゃがませられ女性器に口を宛てがうよう命じられる。それが済むと、サツマイモが女の膣に挿入され、男はこれを少しずつ齧って全部食べさせられる最後に、男は仰向けに寝るよう命じられ、女は男に跨り、性器を男の口に宛てがわせられる。男は女の汁を吸い出し呑み込むよう命じられる

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