民族衣装とは? わかりやすく解説

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みんぞく‐いしょう〔‐イシヤウ〕【民族衣装】

読み方:みんぞくいしょう

その民族の独特の衣服日本着物ベトナムアオザイインドサリーなど。


民族服

(民族衣装 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/25 08:20 UTC 版)

民族服(みんぞくふく、: Folk costume)は、ある地方や民族特有の衣服。言語・宗教・歴史など、自然や文化・伝統を共有する人間集団に固有の服で、民族衣装(みんぞくいしょう)ともいう。関連する呼称として、国家が国民に着用を推奨(または強制)する国民服、都会から離れた地域の衣装として民俗服・郷土服・地方服といわれるものもある。


  1. ^ 武田佐知子「民族衣装に見る異装と共装」『着衣する身体と女性の周縁化』、恩文閣出版、2012年、ISBN 9784784216161 pp.30-36


「民族服」の続きの解説一覧

民族衣装

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 03:29 UTC 版)

ベツレヘム」の記事における「民族衣装」の解説

女性の民族衣装は、強い光沢鮮やかな色彩を持つことで知られ伝統的な花嫁衣装である。よりカジュアルな服装藍色の服に一部羊毛織られビシュトを上から羽織っていた。特別な行事では縞模様絹織りの服にベツレヘム・ジャケットとして知られる taqsireh という短めの上着を羽織っていた。taqsireh はベルベットブロード製で通常大きな刺繍がしてあった。上着の下の衣服は翼のような広い袖を持ち、短い上着から袖が垂れ下がるようになっていた。金糸銀糸絹糸使い方が独特で、様式化された花柄描き出している。この技法古典的格式高い花嫁衣裳(thob malakにtaqsirehを羽織り、shatwehsという帽子を被る)に使われている。ビザンツ様式にこの技法取り入られ、またオスマン帝国の支配階級正装にも取り入られた。教会祭服にもその豪華な刺繍と銀の錦織表されている。

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民族衣装

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/23 18:07 UTC 版)

シャウムブルク郡」の記事における「民族衣装」の解説

シャウムブルク地方にはドイツで最も色鮮やかな民族衣装が着用された。このシャウムブルガー・トラハト(シャウムブルクの衣装)は1800年頃にビュッケブルク、フリレ、リントホルストの民族衣装として育まれた。いずれの地方も赤いスカート共通している。ビュッケブルク女性衣装は黒いフリューゲ(翼)または後に垂れ下がる形の頭巾見分けることができる。リントホルスト女性前に垂らした束ね髪の上に黒いリボン型頭巾を被る。フリレの民族衣装は、珍しいのだが、絹のリボン造った小さな頭巾を被る。赤いスカート90年代まで着用されていた。現在こうした民族衣装は民族衣装舞踊団によって保存されている。

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民族衣装

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/06 07:37 UTC 版)

Alberta Interscience Association」の記事における「民族衣装」の解説

アルバータインターサイエンス協会は、ロシアアメリカの民族衣装の展示常時しています。

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民族衣装

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 21:30 UTC 版)

サーミ人」の記事における「民族衣装」の解説

サーミ人の民族衣装を特徴付けるのは、特にその色彩豊かな上着コルトKolt)である。フェルト地で作られるこの上着は、主に女性の手によって織られ地方ごとに細かな差異見受けられる例えば、帽子デザインフェルト地色飾り付け違いによって、それを着ている人が、どの出身であるのか、大体のことがわかるという。 このコルトは、つい十数年前まで、あまり積極的に着られることはなかった。もちろんサーミ民族評議会など、民族としての誇りと自由を訴え組織参加する一部サーミ人たちはその限りではなかったが、長年及んだ先住民族軽視風潮の中で、自分たちがサーミ民族であることを宣言するのは、並大抵勇気ではできないことだった。 その影響からか、コルト縫える人は減少してしまっていた。しかし、「民族的なもの」が再び見直されつつある中、サーミ人若年層中心となり、再び民族衣装を積極的に身に付けていこうという流れ生まれている。現在伝統的なサーミ人衣装身に付けているのは、それをずっと着続けている老人や、サーミ人文化的な自由を支持する若い世代(主に作家芸術家インテリなど)である。そういった層からはわずかにずれた、「普通のサーミ人にしても特別な場合礼服として、普段着として、民族衣装を着る機会確実に増えてきている。

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民族衣装

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 01:56 UTC 版)

マスク」の記事における「民族衣装」の解説

世界的に芸能において仮面をかぶることがある

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民族衣装

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 07:27 UTC 版)

日本エアシステム」の記事における「民族衣装」の解説

2001年に、関西国際空港 - 昆明線のみの限定サービスとして、客室乗務員中国雲南省少数民族衣装着用して機内サービス行った

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民族衣装

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 03:49 UTC 版)

礼服」の記事における「民族衣装」の解説

ドレス・コード燕尾服場合通常ナショナル・ドレス」(民族衣装)が併記される。 アオザイ ベトナムの民族衣装男女共に用いられるアロハシャツ・ムームー ハワイの民族衣装。アロハシャツ男性衣服で、オフィスレストランなどだけでなく、式典冠婚葬祭でも着用許されるムームー女性衣服開襟シャツ 2015年4月8日パラオ開かれた晩餐会出席者は、現地服装合わせ開襟シャツ着ている。 かりゆしウェア 沖縄県生産され沖縄らしいデザイン持ったシャツ1970年に「おきなわシャツ」として発売されたのに始まり2000年に「かりゆしウェア」の名称に統一された。沖縄県内では、祝宴用や喪服用のかりゆしウェア冠婚葬祭時に着用するケース増加し、夏の正装として定着している。 キルト スコットランド男性の民族衣装。礼装ボトムスとしても用いられる国民服 太平洋戦争中日本用いられていた標準服である国民服は、国民服儀礼章併せて用いることで、礼服として使うことができた。 人民服 中華人民共和国ベトナム朝鮮民主主義人民共和国で、民族衣装による礼服として扱われることがあるバミューダショーツ イギリス領バミューダ諸島における礼服仕事パーティなどの公式の場においても着用許される。ただし、礼服として着用する場合は、脛が隠れるように膝下までの長いバミューダホーズと呼ばれる靴下組み合わせるのが必須とされている。 バロン・タガログ フィリピン男性の民族衣装。バナナパイナップル繊維でできた絽のような薄手織物製で、胸の部分中心に刺繍施されプルオーバー長袖シャツズボンからシャツの裾を出して着る。

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民族衣装

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 14:30 UTC 版)

ブータンの文化」の記事における「民族衣装」の解説

詳細は「ゴ」および「キラ (ブータン王国)」を参照 チベット系住民の民族衣装が「ブータンの民族衣装」と規定されている。男性用は「ゴ」、女性用は「キラ」と呼ばれるブータンは、1989年より日常着として公の場での民族衣装の着用国民義務付けた国としても有名である。公の場とは、公的機関ゾン役所など)、寺院学校公式集会、公式行事その範囲としているが、近年その解釈厳格になり、現在は自宅以外の場所として認識されている。違反した場合罰則規定もある。警察・軍などの制服職、外国人ネパール住民固有の衣装を持つ少数民族はその限りではないが、無用のトラブル避けるため着用せざるを得ない人も多い。公務員職務中、いずれの民族であれ民族衣装着用義務付けられる。 「ゴ」はチベットの民族衣装チュバ日本丹前やどてらなどとも形状類似している。このため日本では呉服もしくは和服)と「ゴ」の起源言葉類似から同一視する俗説があるが、「ゴ」の起源中央アジアとされること、呉服の名称は「くれはとり」からできた言葉であることなどを考慮すると、両者は名称の偶然の類似しかない着用時は体の正面で布を合わせ、たくし上げた状態で帯をきつく締めるため、胴回り空間ができる。携帯品をこの空間収める正装場合、「ゴ」の上カムニ呼ばれるスカーフをまとう。スカーフの色は身分によって分かれており、一般市民は白、大臣クラスで濃いオレンジ国王サフラン色決められている。「キラ」は3枚の布を繋ぎ合わせた大きな布を巻衣の状態で、肩の部分コマという留め具固定する形で着用するブータン人着道楽とも言われ余裕のある人々衣装装飾品糸目をつけないことでも知られる近年日常としての機械織り普及してきたが、伝統的な手織り織物は現在でも珍重されている。「ゴ」や「キラ」は織物有名なクルテ地方タシガン地方カリンなどの東部生産されるキシュタラ、メンチマタ、ルンセルマなどの絹織物使って作られる野生絹(ブラ)を使った織物も有名。祭の晴れ着などを有名産地や織り子こだわって個人的にオーダーする人も多い。寒冷なブムタン地方では、ヤタ呼ばれる毛織物も有名である。 北西部のラヤ・ルナナの遊牧民南部ロプといった少数民族固有の民族衣装を持っている。民族衣装着用規定はこれらの民族衣装の着用認めているが、自身の民族衣装を恥ずかしく感じ場合多く、町に出てくる際は「ゴ」や「キラ」の着用を好む。

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